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CULTURE

2018.09.15

2018年4月号掲載 ED_LETTER vol.126『BE HUMBLE』

2018年4月号掲載 ED_LETTER vol.126『BE HUMBLE』
ILLUSTRATOR Mana Merikhy
今年で創刊14周年のNYLON JAPAN。創刊時からずっと続いている人気編集長コラム「letter from the editor」を、毎週土曜日にランダムで公開。編集長コラムと読者の方々からご応募いただいた素敵なイラスト&アートワークを、懐かしの出来事とともにお届けします!
ナイロン ジャパン編集長 戸川貴詞コラム

BE HUMBLE

アンリアルとリアルが交錯し、ある意味でのパラレルワールドを生きる今、肉体と精神の役割と意味をぼんやり考える日々・・・。

久しぶりにテレビをつけると、平昌オリンピックがいつの間にか開幕していた。すぐに目に入ったのは、スノーボード・ハーフパイプ。25年ほど前、世界中と日本中を飛び回り、ほぼ1年中スノーボードの仕事をしていた頃のことを思い出しながら、4年前の2014年、当時15歳ながらソチオリンピックで見事銀メダルを獲得し、冬季オリンピックの日本人最年少メダリストとなった平野歩夢の登場を待った。

娘と同い年でもある彼が、この4年間、周囲から大きな期待と注目を集め続け、大きな怪我とも戦いながら、どんな心境でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、とても興味があった。かつて、海外で開催されるスノーボードの世界大会にも何度か取材に行ったことがあるが、とにかく日本人にとってアウェー感が半端ない土地でいつも通りのパフォーマンスを見せるというのは、普通の精神力では到底無理な話だな、とよく思っていた。

結果、2大会連続の銀メダル。絶対王者のショーン・ホワイト(アメリカ)が、8年ぶり3度目の金メダルを獲得するという大偉業。自分なりに昔を思い出しながら採点していたら、演技構成、完成度、高さ、スピードなど平野歩夢が勝った!と思ったのだが、オリンピックという特別な舞台には、最初から最後までショーンへの風が吹いていた。

直後のインタビューでは、若干の悔しさをにじませながらも、ショーンのパフォーマンスを素直に讃え、19歳の純粋なその目は、すでにまっすぐに未来を捉えていた。むしろ僕の方が、終わった後も採点や会場の雰囲気に苛立ちや疑念を抱き、タラレバな気持ちで状況を悔いていたぐらいだ。また、その後のインタビューでは、自分のこと以上に、スノーボードというスポーツ業界全体のこと、未来の子供達の夢のこと、もっと言えばその先の世の中全てのことにまで、まだまだこれからたくさんの経験をするであろう、成長過程である19歳という立ち位置をきちんと意識した意見として、誠実な言葉が溢れていた。特に印象に残ったのは、「人にはそれぞれ人生があってそれは否定したくない。自分をぶつけられるスノーボードで自分がやりたいことを意思を持ってやりたい」というような言葉と、「嫌なものは自分が知らないから嫌なのであって、嫌なことにも向き合って、そういう嫌な感覚に慣れてみること。そしてそれをいい方向で吸収することは可能だと思う」というような言葉(※たくさん読みすぎて、どこで読んだのか忘れてしまって引用先書けず、すみません・・・)。

ハッとした。

謙虚でいよう、といつも心で思いながら、自分の立ち位置や、世の中のことや、未来の子供達のことが、頭から外れてしまうこともしばしば。ダメだな、歳を重ねても自分に向いているようじゃ。ここがリアルワールドであることを、アンリアルワールドを意識しながらも、改めて考えなきゃいけないな、と。




ナイロン ジャパン編集長 戸川貴詞

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2018_04


・アイドルグループ 関ジャニ∞ 渋谷すばるがグループ脱退と年内でのジャニーズ事務所退所を発表
・第22回手塚治虫文化賞 短編賞にお笑いコンビ・カラテカ 矢部太郎のデビュー作『大家さんと僕』が受賞
・俳優の松田翔太とモデルの秋元梢が結婚











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