CULTURE
実は大人向けの感動ドラマ『プーと大人になった僕』
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『プーと大人になった僕』
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子供の頃は当たり前だったことが大人になると難しくなる──。就職して新しい世界に戸惑ったり、仕事が忙しくなったり、家族を持つことで責任が生まれたりして大切な人と過ごす時間がどんどん減っていく。それが大人になるってことだとしたら何だか悲しい……今の自分の人生はこれでいいのだろうか? 何か忘れていないだろうか?
映画『プーと大人になった僕』は、大人になると誰もが忘れかけてしまう「大切なコト」に気づかせてくれる感動のドラマ。プーの誕生は──1926年にイギリスの作家A.A.ミルンが息子のクリストファー・ロビンのために書いた児童書「クマのプーさん」で、それから40年後、その物語に夢中になった娘のためにウォルト・ディズニーがアニメーション映画『くまのプーさん』を制作。そんなふうに、プーは世界へ広がっていった。そして初の実写映画化となるのが本作だ。
大人になったクリストファー・ロビン(ユアン・マクレガー)は、妻のイヴリンと娘のマデリンと共にロンドンで暮らし、多忙な日々を送っていた。ある日、“100エーカーの森”に住むかつての親友くまのプーが訪ねてくる。「森の仲間たちが見つからない、一緒に探してほしいんだ」と──。プーとの久々の再会によって、クリストファー・ロビンは忘れてしまっていた大事なコトを思い出していく。
「仕事って、ぼくの赤い風船より大事なの?」
「“何もしない”は最高の何かにつながる」
クリストファー・ロビンを演じるユアン・マクレガーが「プーは優れた人生哲学を持っている。偉大な哲学者なんだ」と語るように、プーがクリストファー・ロビンに語りかけるセリフは、何気ないセリフだけれど心に響くものばかり。プーが教えてくれる人生哲学は、きっとこれからの人生に役立つはず。
| プーの名言度 |
★★★★★ |
| 人生考える度 |
★★★★☆ |
| 驚きの実写度 |
★★★★☆ |
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監督
マーク・フォスター
キャスト
ユアン・マクレガー
ヘイリー・アトウェル
ジム・カミングス (声の出演)
ブラッド・ギャレッド(声の出演)
配給
ウォルト・ディズニー・ジャパン
2018年9月14日(金)全国ロードショー
©2018 Disney Enterprises, Inc.
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