CULTURE
東京ロッカーズというパンク・ロック・ムーブメント『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』
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『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』
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どのような事柄にも、その事柄が始まるきっかけがあります。現代の音楽シーンで当たり前のように使われている「インディーズ」「自主レーベル」「オール・スタンディング」「ロック・フェス・スタイル」にも始まりがあって。興味深いのは、それらが“東京ロッカーズ”から生まれたということ。
東京ロッカーズとは、1978年に巻き起こった日本で初めてのパンク・ロック・ムーヴメントの総称で、わずか1年のムーヴメントでしたが、その後の日本のロック・シーンに大きな影響を与えることに。映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』は、そのムーヴメントが描かれます。
ロックとは何か、パンクとは何か、カルチャーやムーヴメントはどうやって生まれるのか——を目撃するだけでなく、何かが生み出される瞬間の、人の心をつかんで動かしていく情熱は、それはもう力強くて。今作のタイトルに「自分の音を鳴らせ。」とあるように、登場するミュージシャンそれぞれの個性が炸裂します。
もちろんライヴシーンも満載。「音楽に説得力がなければ映画を作る意味がない」というこだわりのもと、映画で流す曲はオリジナル音源を使用し、ライヴ・シーンでは、俳優たちが曲に合わせて当て振りで演技をしている手法をとっています。
さらにユニークなのは、当時のライヴ映像と、それをもとに制作した劇中のライヴ・シーンの配置の仕方。主人公・ユーイチ(峯田和伸)が、カメラを構えてレンズ越しに映し出される映像の違いに、ぜひ注目してみてください。
東京ロッカーズというムーヴメントを、この映画を通して追体験することで、自分も「何かに夢中になりたい!」とスイッチが押されて、自分の音を鳴らしたくなる、なんとも熱い映画です。
| 宮藤官九郎の脚本ですから面白さは確約度 |
★★★★☆
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| 昭和のアナログアイテムの数々がイイ!度 |
★★★☆☆
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| 『アイデン&ティティ』もセットで観てね度 |
★★★☆☆
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原作
地引雄一『ストリート・キングダム』
監督
田口トモロヲ
脚本
宮藤官九郎
出演
峯田和伸
若葉⻯也
吉岡里帆
仲野太賀
間宮祥太朗
中島セナ
大森南朋
中村獅童
配給
ハピネットファントム・スタジオ
2026年3月27日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開中
Ⓒ2026映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』製作委員会
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