CULTURE
ライアン・ゴズリングと2時間37分の宇宙の旅へ『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
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『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
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映画を観ることは、ときに旅に例えられます。ここではない何処かへ連れて行ってくれる、疑似体験をさせてくれる。映画は2〜3時間という短い旅ですが、主人公に無理難題が降りかかるほど、その旅はドラマチックな記憶として心に焼き付けられます。
ライアン・ゴズリング主演の『プロジェクト・ヘイル・メアリー』が誘う旅先は、宇宙。ゴズリングが演じる主人公グレースは、しがない中学教師ですが、地球消滅の危機を救うための“イチかバチか(ヘイル・メアリー)”のプロジェクトメンバーに選ばれ、片道切符で宇宙へ送り込まれます。それは、太陽エネルギーが奪われている謎を解明するための旅でした。
広大な宇宙を漂うグレースはある日、自分と同じ目的を持った者と出会い、共に故郷を救うために難題に挑みます。宇宙の話であり、友情の話でもある。宇宙を題材にした映画も、地球を救うヒーロー映画も数多く作られていますが、なかなかどうしてこの展開は新しい! のです。
普段はどの映画を観るか決める時に公式の予告を見ることをオススメしています。けれど、この『プロジェクト・ヘイル・メアリー』に関しては、勘のいい人は“あることを”察知してしまう。驚きと感動を最大限に体験したいのであれば、予告をスルーする選択もあります。
多少なりとも宇宙に興味がある、ライアン・ゴズリングが主演なら観てみたい、映画『オデッセイ』(原作者が同じ)が好き、恋愛よりも友情を題材にした映画で泣ける——どれかにチェックが付いたのであれば、迷わずゴズリングと一緒に2時間37分の宇宙の旅へ。忘れがたい出会い、どう生きるかの選択、なかなかすごい旅が待っています。
| 宇宙船内の世界観が深い度 |
★★★★☆
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| 11.9光年の彼方を体験する度 |
★★★★★
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| どう生きるか考えさせられる度 |
★★★☆☆
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原作
アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(早川書房刊)
監督
フィル・ロード
クリストファー・ミラー
出演
ライアン・ゴズリング
ザンドラ・ヒュラー
配給
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2026年3月20日(金)より全国の映画館で公開中
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