CULTURE
幻の花火と若者たちの選択を描く『花緑青が明ける日に』
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『花緑青が明ける日に』
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人生は選択の連続で、ときに選択は終わりと始まりがセットでやってきます。映画『花緑青が明ける日に』にも人生を変えるような選択の瞬間が描かれています。
受け入れがたい出来事にどう向きあうのか、何を信じて行動すればいいのか——。登場人物たちの葛藤は、観客がその時抱いている葛藤に重なるかもしれません。
主人公は、老舗の花火工場・帯刀煙火店の次男として育った敬太郎(萩原利久)。町の再開発により立ち退きを迫られる中、蒸発した父に代わり、幻の花火〈シュハリ〉を完成させようと独り奮闘しています。
そんな中、東京で暮らす幼馴染のカオル(古川琴音)が地元に戻ってきて、敬太郎と、市役所に勤める敬太郎の兄・千太郎(入野自由)と、4年ぶりの再会を果たします。
3人は、かつて一緒に過ごした日々を思い出しながら、目の前に立ちはだかる立ち退きを受け入れるのか戦うのか、互いの感情を確認し、驚きの計画を立てるのですが……。
原作・脚本・監督は、四宮義俊。日本画家として作品を発表するほか、本の装丁・広告・CM、映画などジャンルを超えた創作活動の中で、『花緑青が明ける日に』は長編アニメーション監督デビュー作となる。
透明感と柔らかさの中に凛とした力強さを感じる映像美、変遷する町や人、社会が伝える一長一短のメッセージ。そして、納得して終わらせること、勇気を持って飛び出すこと、自分を信じて続けること——登場人物それぞれの選択が心に響いてくる映画です。
| 映像美度 |
★★★★☆
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| メッセージ度 |
★★★☆☆
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| 花火に感動度 |
★★★★★
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原作・脚本・監督
四宮義俊
出演
萩原利久
古川琴音
入野自由
岡部たかし
配給
アスミック・エース
2026年3月6日(金)より全国公開中
Ⓒ2025 A NEW DAWN Film Partners
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