CULTURE
思考フル回転で!『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
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『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
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なかなか長いタイトルです。いつでも、どこでも、いっぺんに?って、一体どういう物語?ものすごーく簡単に説明すると、コインランドリーを営むとある家族に降りかかったとある問題に、主人公のエヴリン(ミシェル・ヨー)が、異次元の自分の力を借りて解決策を見つけていく、というお話です。
自分がいま存在している世界とは別の世界にも自分がいる、いくつもの自分がいる。最近は、マルチバース(多元宇宙)が出てくる作品も多いので、設定を理解することはそれほど問題ないと思います。そのなかで、この映画の面白さは、次元を超えて自分と自分がリンクするために“バース・ジャンプ”という方法を使うこと。
バース・ジャンプをして異次元の自分とリンクすることで、別の自分が持つ技能にアクセスできるのですが、バース・ジャンプをするためには、“最強の変な行動”が必要で……。傍から見ると、ばかばかしくてくだらないけれど、登場人物たちは、めちゃくちゃ真面目にバース・ジャンプをするために試行錯誤している。それが面白い。いろんな自分とリンクすることで技能が身についていくので、アクションも見ごたえあります。
1度目の観賞は「何この世界観!」と、次から次へと展開する世界とストーリーの波に乗ることに精一杯かもしれないですが、思考フル回転で物語を理解しようとする、それこそがこの映画の楽しみ方とも言えます。なので、ある程度理解して観賞する2度目、3度目は、また違う発見も!
物語のベースは家族の話、でもマルチバースという世界観はSFっぽくもあって、その世界について深く考え出すと哲学的な思考も出てくる。ぼうっと観ていると置いていかれてしまう可能性もあるので、ぜひ前のめりで!
| アクション度 |
★★★★☆
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| マルチバース度 |
★★★★☆
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| ファミリー度 |
★★★★☆
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監督
ダニエル・クワン
ダニエル・シャイナート
出演
ミシェル・ヨー
キー・ホイ・クァン
ステファニー・スー
ジェイミー・リー・カーティス
配給 ギャガ
3月3日 (金) TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー
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