CULTURE
ルース・ギンズバーグの生き方から学ぶことありすぎ!『ビリーブ 未来への大逆転』
『ビリーブ 未来への大逆転』
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誰だって、生きていれば悔しい思いをすることはあります。“女性だから”という理由で悔しい思いをすることだって──そんな時に助けになるのは、そういう悔しさに立ち向かってきた先輩たちの勇気ある行動。今週ピックアップの映画『ビリーブ 未来への大逆転』は、現在は当たり前のように掲げられている男女平等が当たり前ではなかった時代に、それを切り開いた女性弁護士ルース・ベイダー・ギンズバーグの感動の実話です。
ルース・ギンズバーグとは、86歳になる今も現役米最高裁判所判事のひとりとして活躍する女性。彼女がハーバード法科大学院に入学した1956年当時、生徒500人のうち女性はたったの9人! 女子トイレはなく、学部長から「女子学生は、男子の席を奪って入学した理由を話してくれ」と言われる時代でした。どんなに理不尽なことを突き付けられても、学生結婚をした夫が病気で倒れても、弁護士になるために頑張るギンズバーグですが、首席で卒業したにも関わらず、“女性・母親・ユダヤ系”であることを理由にことごとく弁護士事務所に断られてしまいます……。でも、彼女は諦めなかった。そして、それまでは社会の常識とされていた“性差別”を問いただす裁判、男女平等の一歩となる裁判に挑むのです。
権力に立ち向かうギンズバーグの姿は、今を生きる女性すべてに勇気を与えてくれるはずです。男女の性差別にどう向きあえばいいのか──向き合いたいけれど、どうしていいのか分からない、行動に出たいけれど勇気が持てない、そんなもやもやに光りを当ててくれる映画です。5月には、ルース・ギンズバーグの今を映し出したドキュメンタリー『RBG 最強の85才』の公開も控えていますが、まずはこの『ビリーブ 未来への大逆転』で彼女の生きざまをチェック!
ルースを尊敬する度 |
★★★★★ |
ルースの家族も素敵度 |
★★★★★ |
ルースのファッション度 |
★★★★☆ |
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監督
ミミ・レダー
出演
フェリシティ・ジョーンズ
アーミー・ハマー
キャシー・ベイツ
配給
ギャガ
2019年3月22日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷他 全国ロードショー
© 2018 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
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