CULTURE
ハリウッド黄金期、恋に人生に揺れ動く1人の男と2人の女『カフェ・ソサエティ』
『カフェ・ソサエティ』
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ウディ・アレンの映画、好きですか? 代表作にしてアカデミー賞受賞作『アニー・ホール』をはじめ、毎年新作を発表し続けて50年、手掛けた作品は60作以上、その数に驚きます。近年は1920年代のパリにタイムスリップするファンタジー『ミッドナイト・イン・パリ』、南フランスを舞台にしたロマンティック・コメディ『マジック・イン・ムーンライト』、哲学を題材にした『教授のおかしな妄想殺人』などを発表。よくウディ・アレンの作品はクセがあると言われますが、そのクセにはまってしまうと抜け出せない! 今回の『カフェ・ソサエティ』も例外ではありません。
どんな話なのか──1930年代、都会のお洒落なレストランやクラブに夜ごと繰り出すライフスタイルを送るセレブリティたち(=カフェ・ソサエティ)の恋の話です。主人公ボビーを演じるのは『ローマでアモーレ』に続くウディ・アレン作品となるジェシー・アイゼンバーグ。刺激的な人生に憧れてニューヨーク・ブロンクスから華やかなハリウッドにやって来たボビーはヴェロニカ“愛称ヴォニー”(クリステン・スチュワート)と恋に落ちますが、訳あって失恋。彼女との別れを引きずって故郷ブロンクスに戻り、そこで恋に落ちるのがもうひとりのヴェロニカ(ブレイク・ライブリー)です。煌びやかな黄金時代を舞台に、3人の男女の恋愛を描いていきます。
セレブリティたちの衣裳もゴージャス! 注目なのは、クリステン・スチュワートがブランドミューズを務めるシャネルが衣裳提供していることです。ヴォニーが纏う白いシルクのショートパンツ、ライトピンクのシルクとレースのドレス、オフホワイトのシルクとレースのドレスはこの映画のために特別に作られたもので、そのほかイヤシングやネックレス、リングなど数多くのアクセサリーもシャネル。本物の輝きを堪能できるのもこの映画のみどころです。
時代の煌びやか度 |
★★★★☆ |
衣裳の華やかさ度 |
★★★★☆ |
恋に酔いしれる度 |
★★★★☆ |
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監督・脚本
ウッディ・アレン
製作
レッティ・アロンソン
スティーブン・テネンバウム
エドワード・ワルソン
製作総指揮
アダム・B・スターン
出演
ジェシー・アイゼンバーグ
クリステン・スチュワート
ブレイク・ライブリー
スティーブ・カレル
コリー・ストール
配給
ロングライド
2017年5月5日(金・祝) TOHOシネマズ みゆき座ほか全国公開!
Photo by Sabrina Lantos © 2016 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.
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