CULTURE
2014.05.09
「マドモアゼルC ファッションに愛されたミューズ」
 
                                                        
                            
                            
        
                                    
                            
                            
                                                        | パワフルでチャーミングなパリジェンヌの生き方 |   
監督 | |||||
| ファッション界のアイコンとして活躍する女性たちを追いかけたドキュメンタリーでまず思い浮かべるのは、過去に紹介した『ファッションが教えてくれること』のアナ・ウィンターや『ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ』のダイアナ・ヴリーランドなど。そこに『マドモアゼルC ファッションに愛されたミューズ』が新たに加わった。 “マドモアゼルC”とは、カリーヌ・ロワトフェルドのこと。18歳でモデルとしてキャリアをスタートさせ、スタイリストに転身。2001年から10年にわたりフランス版「VOGUE」誌の編集長をつとめたあとは新雑誌「CR Fashion Book」を創刊。このドキュメンタリーは、その新雑誌が創刊されるまでの制作過程と、それを通じて見えてくるカリーヌの私生活に迫った。 カリーヌの何が魅力かって──誰もが知るセレブたちとの華麗な交流関係はたしかに驚かされるけれど、本当の魅力は彼女のパワフルさ! 編集長という立場でありながらもスタイリストとして現場に赴いて誰よりもいきいきと働く姿、どんなに多忙でも家族や仲間を大切にしながら生きる姿。どの瞬間も“今”を思いきり謳歌している。しかもエレガントにチャーミングに。 また、苦境を好転させる彼女の考え方もパワフル! たとえば、新雑誌制作において優秀な人材が去ってしまうような邪魔をされたとしても、新しい人材を発掘するチャンスだと決してひるむことはない。こんなパワフルな女性になりたい! こんなチャーミングな女性になりたい! と思えるファッショニスタ、カリーヌの仕事&私生活には現代女性の生きるヒントがたくさん詰まってる! 
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text : rie shintani














 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                




