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ふたりだけのアナザーユートピア

咲き乱れるバラは、この楽園にある愛の数。
空への愛、緑への愛、花への愛、いろいろな愛があるこの楽園で
人間の“愛”が咲く瞬間は、訪れるのだろうか?
若手俳優の神尾楓珠と吉川愛のふたりが織りなす、
ルールのない、時間にも縛られない、自由なユートピアのもうひとつの物語。

ー自分にとってのユートピアとは何ですか?

AI:爬虫類がいっぱいいるところですかね。今は飼っていないけど、いつか飼いたいです。なかでもフトアゴヒゲトカゲとアカメカブトトカゲの2種類が好きです。この子達、手のひらサイズで背中がカブトっぽいんですよ。
FUJU:シュークリームとか甘いものがたくさんあるお菓子の国ですね。でもタピオカは一度飲んだけれど好きじゃないです。ナタデココの方がいいです。逆に辛いものは大人になってからいけるようになりました。

ー現実逃避の方法は?

AI:家でアニメを見たりケータイでゲームをしたり音楽を聴いていたり最近は本当にインドアで、布団から一歩も出ない時もあります。何かひとつに集中していると物事を忘れることができるから。
FUJU:ヘアワックスをつけて髪をセットすると切り替わる。ON状態になります。

ー最近愛や幸せを感じた出来事はある?

AI:愛犬からの愛情を1番に感じています。トイプードルとミニチュアピンシャーの2匹を飼っていて、私がどこに行ってもついてきて赤ちゃんみたいに抱きついてくるんですよ。あと自分のおもちゃをあげるよって、置いてくれたり運んできたりします。それがたまらなくてとても愛を感じます。
FUJU:シーズー2匹とポメラニアンとシーズーのミックス1匹がいて、家に帰った時に近づいてくるのが可愛いです。散歩は自分も親も連れていかないです。そういう風にしつけてます。

ー異性との友情はあると思う?

AI:あると思います。実際男の子の友達も多いほうだと思います。
FUJU:あり得ると思います。女友達は多くはないけれど1人だけ下心なしの友達がいます。
FUJU:long sleeve top¥49,000 inner vest¥44,000 by cmmn swdn/gem projector shorts¥10,000 by avnier/gem projector
AI:check dress¥141,000 by veronique leroy/tomorrowland vinyl dress¥100,000*sample price by memuse
bottoms¥5,500 by nike sportwear earrings¥10,250 by monday edition/gem projector necklace¥21,250
shoes¥9,000 by crocs/beams women shibuya

ー愛する派か愛される派どっち?

AI:愛されたいです。
FUJU:どちらかって選ぶの難しい。

ー自分から告白するほう?

AI:しないです。
FUJU:します。そしたら愛したい派になりますね。でもつくしたりはしないです

ー好きな人のタイプは?

AI:年上で外見は太マッチョが好きです。
FUJU:距離感が上手な人かな。意思を持っている子もいいんですけど。強すぎなければ! でも最近は年上がいいですね。10個上までありです。

ー結婚願望はある?

AI:あります。
FUJU:今はないですけど、いずれはしたいです。
shirt¥33,000 bottoms¥29,000 by fill the bill × journal standard trisect-2 /
journal standard omotesando socks¥3,600 by doublet/studio fabwork

ー初恋はいつでどんな相手でしたか?

AI:初恋は小学生の時で同じクラスの子でした。実際に仲も良くて、顔がすごく可愛らしい人でした。自分の素を見てもらって好きになってほしいので、アプローチはあまりしません。
FUJU:保育園の時ですね。めちゃめちゃその子と仲が良かったらしくて。お母さんがお迎えにくるじゃないですか? そのお母さんが自分の子を探すんじゃなくて、俺を見つけるようにしてたらしくて(笑)。絶対その子と一緒にいるから(笑)。

ー恋人との理想のデートは?

AI:家でまったり。家でぼーっとできたらいいかな。でもたまにどこかに出かけたいです。
FUJU:家がいいです。ドライブとかもいいですね。車ではTHE YELLOW MONKEYとTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの曲をかけるかな。とにかく激しくて超男臭い感じで好きなので、女の子がロックが好きじゃなくてもかけます。向かう場所は決まってなくて適当に走ります。
dress¥102,000 by msgm/aoi hat¥43,000 by house of lafayette/journal standard omotesando
earrings¥17,750 necklace¥21,000 by rackets/beams women shibuya
bracelet¥11,250 by monday edition/gem projector tights¥3,500 by facetasm/beams women shibuya

ー友達の間で流行ってることはありますか?

AI:「Apex Legends」ていうPS4の無料のゲームがあって、それにすごいハマってます。3人グループが20チームくらいあってそのなかで最後の1グループになるまで戦う感じです。
FUJU:流行っていることではなくて、一緒にご飯に行くことくらいかな。話して終わり。焼肉屋で食べ放題とか居酒屋にも行きます。ちょっと前は結構な量を食べてましたけど、最近はそんなに食べないですね。焼肉ではハラミで、あとはカツ丼とかカルボナーラが好きです。

ー自分にとっての人生のパワーソングは?

AI:Selena Gomezが大好きで、Who Saysという曲を小さい頃から聴いています。少し前の曲で2011年の曲なんですけど、すごい素敵で。歌詞を調べて覚えるくらい好きで、自分は自分でいいんだよ、自分のなりたい自分になろうって言う歌詞が好きです。癒されたい時とか気分が落ちている時に聴きます。
FUJU:THE YELLOW MONKEYのバラ色の日々の、人生を語るような歌詞が好きです。特にサビの部分の歌詞が好きです。

ー撮影の感想を教えてください。

AI:ユートピアっぽいポーズってなかなか難しいなと思いました。でもいろんなポーズが覚えられたのでよかったです。あと普段しないような服装だったのでそういう服が着られて嬉しかったです。
FUJU:今回の撮影場所に、以前に来たことがあってすごい懐かしかったです。変な安心感がありました。自分が知っている場所に奇抜な服装でいるっていうのが新鮮でしたね。普通じゃないです。貴重でした。あと、タイダイのシャツはすごく好きです。
FUJU:coat¥51,000 bottoms¥22,000 by a.a.spectrum/wanderlust distribution t-shirt¥7,000 by duct tape years/ journal standard omotesando hat*womens item¥25,000 by clyde/super a market
sneakers¥6,500 by converse/journal standard omotesando socks stylist’sown
AI:top¥31,000 by hannah kristina metz/journal standard omotesando bottoms¥28,000 by collina strada/ journal standard omotesandosandals¥65,000 by maryam nassir zadeh/tomorrowland
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※応募期間 2019年5月28日~6月27日
STAFF
MODEL: FUJU KAMIO(A-TEAM), AI YOSHIKAWA(KEN ON)
PHOTOGRAPHY: BUNGO TSUCHIYA(TRON)
STYLING: YOKO IRIE(TRON)
HAIR&MAKEUP: KATO(TRON)
EDIT: SHOKO YAMAMOTO
DESIGN: MIZUKI AMANO
CORDING: JUN OKUZAWA


戻ってきた魅惑の
ボーイズグループMONSTA X

韓国出身の7人からなるボーイズグループ「MONSTA X/モンスタ エックス」。韓国でも圧倒的な人気を誇った最新曲『Alligator/アリゲーター』の日本語ヴァージョンをニューシングルとしてリリースし、とどまることのない勢いでKPOPシーンを駆け抜ける。完璧なルックスと確かな実力を併せ持つ彼らの魅力に酔いしれること間違いなし♡ NYLON.JPでは、誌面には載せきれなかったペアでのインタビューを公開!

—お2人がラップを始めたきっかけを教えてください。

I.M(以下I):もともとラップが好きだったということもありますが、内に秘めた思いを表現できるという部分に惹かれてラップを始めるようになりました。自分のなかにあるストーリーや感情、普段なかなか表現できないメッセージを音楽にのせて、それを正直に表現できるのはラップなんじゃないかなと思います。

ジュホン(以下J):僕は子供の頃から音楽やリズムに合わせて身体を動かすことが好きでした。ある時偶然ラップを耳にすることがあって、今まで聴いていたようなソフトな旋律に合わせて歌もソフトに重なっていくという音楽ではなく、ソフトな旋律の上にダイナミックな音がのっかっていく、そしてその歌詞も自分が主張したいメッセージを発信することができるという部分がかっこいいと思ったんです。あとは、自分の周りにもラッパーの友達が結構いたので、一緒にラップをするようになりましたね。

—自分が思う相手のチャームポイントを教えてください。

I:ジュホンには左目の上にほくろがあって、セクシーで可愛いんです!

J:I.Mは落ち着いたオーラが魅力です!

—自分だけが知っているお互いの秘密はありますか?

I:ジュホンは目覚ましのアラーム音を自分の声に設定して、その声で起きています(笑)。

J:I.Mは実はファンのみなさんに向けた曲をたくさん持っているんですよ!

—それはどういう時に作っているんですか?

I:仕事が忙しいので、ちゃんと制作時間を作ってというよりも、少しでもフリーの時間ができた時に作ってます。

—それでは、何かプライベートなエピソードはありますか?

I:僕達はもともと部屋にいる時は楽な恰好をして、どこにいてもリラックスして楽しく過ごすんですけど、以前日本で仕事していた時にホテルの部屋で、NARUTOのサントラをかけながらダンスをしていたことがありました(笑)。

—相手に“◯◯1位”とつけるなら、どんな1位をあげますか?

I:ファンのみなさんならご存知かと思いますが、ジュホンはファンを想う気持ちが大きいので、“ファン想い1位”ですかね。彼はそれをできるだけ歌詞で表現しようとする努力をしています。それは僕から見ても感動するくらい。

J:I.Mは相手のことを思いやる“あたたかい心の持ち主1位”じゃないかなと思います。

—お互いのスタイルの違いを感じるところや、リスペクトしているところはありますか?

J:ラップは声のトーンがすごく大切なんです。例えるならI.Mはダンプカーやジープみたいなオフロードカー、一方僕はスポーツカーみたいな。僕のラップは華やかで言葉数も多いけど、I.Mのラップは彼の声が持つパワーを活かしているというようなスタイルなんです。

I:僕達は“陰と陽”って感じですね。実際に2人でステージを披露する時に、ジュホンはイエローがメインのトラ柄の衣装を着て、僕は黒ベースのヒョウ柄の衣装を着てパフォーマンスすることもあります。音楽だけではなくて衣装でも対比をつけて僕達の違いを表現しているんです。

—お互いにラッパーというポジションですが、パフォーマンスをするにあたって意識していることはありますか?

I:僕達はある意味チームのヴィジュアル担当だと思います。顔的な意味でももちろんそうですが(笑)! MONSTA Xがこういうカラーを持ったチームだということを僕達のラップで表現しているので、そういった意味ではビジュアル担当なのかなって。

—それは確かにヴィジュアル担当ですね!

I&J:もちろんです!(笑)。

J:僕達でなきゃダメですよ⁉︎

—自分が思う相手のチャームポイントを教えてください。

ウォノ(以下W):ミニョクは笑顔が綺麗です。

ミニョク(以下M):ヒョンウォンは身体が太いです。

ヒョンウォン(以下H):ウォノは身体が細いです。

W:2人は実際と正反対のことを言っていますね(笑)。

—では自分だけが知っている相手の秘密は?

M:ヒョンウォンは、1日中何も口にしなくても平気でいられるんですよ。

H:そんなことないよ(笑)。それに比べてミニョクは筋肉がすごいんです。

W:ミニョクはモンベベ(MONSTA Xファンの名前)が自分の全てだと言って大切にしています。

M:愛しています♡

W:ヒョンウォンの秘密は……ないですね(笑)。

M:ヒョンウォンにはあまり秘密がないんですよ。

—3人はグループ内でどういうポジション?

M:グループを結成する前の『NO MERCY(ノーマーシー)』というサバイバルオーディション番組で、ヴィジュアル担当だった3人組です。

H:もう5年くらい前かな?

M:あと、練習生の時夜にこっそり出かけた3人組でもあります(笑)。どこに出かけたかは覚えてないけど、チキン屋さんだったっけ?

—ファンが知らないような、メンバーだけが知っている◯◯1位はありますか?

H:これはもしかしたらファンのみなさんなら知っているかもしれないけど、ミニョクはセルフィがいちばん上手い。

M:ウォノは優しい1位です。

W:ヒョンウォンは足の長さが1位。羨ましい(笑)!

—先ほどお話していた『NO MERCY』ではヴィジュアル担当3人組だとおっしゃっていましたが、それぞれ魅力を教えてほしいです。

M:さっきと同じになってしまうけどウォノは本当に優しいんです。そしてヒョンウォンはとても繊細。

H:ミニョクは面白い。ウォノの魅力はマッスル(笑)。アイドルのなかでもいちばんすごい筋肉だと思います。最高。

W:ミニョクは背中が広くて、ヒョンウォンは口が大きい(笑)。

H:えー!

W:でもこれはみんなが好きな魅力だと思いますよ。

—ではお互いに◯◯担当と任命するならなんですか?

W:自らですが、僕はいつも日本で自己紹介する時、色白担当って言っています。うさぎのように色白で、ファンからは赤ちゃん担当って言われます(笑)。

M:僕は魅力の王子ミニョクです!

H:僕は背が高い担当ですかね。でも、僕が思うにウォノは何かをデリバリーする時のオーダー担当です。どこの何が美味しいのかをよく知っているんです。彼に任せれば完璧。

W:ヒョンウォンは紙人形みたい。身体が細いからそれが紙がペラペラと揺れているように見えるんです(笑)。

—お互いの魅力を教えてください。

ショヌ(以下S):決してハンサムというわけではないですが(笑)。情に厚くて、それでいてファンに爽やかな印象を与える、そんなメンバーじゃないかなと思います。

キヒョン(以下K):ショヌは本当にいつも正直で、何事にも一生懸命取り組むんです。何をやっても上手にこなせるところが魅力だと思います。

—では、ご自身だけが知っている相手の秘密はありますか?

S:最近はすごく忙しいのですが、キヒョンは少しでも空き時間ができると寝ているんです(笑)。それで彼はコンディションを整えているみたいで。僕は短時間で休息を取ることが得意ではないですが、キヒョンは少しでも休めるタイミングを見つけては体調管理のためにしっかり休息を取ろうと努力しているんです。そうだよね?

K:そうだね。5分くらいのほんの少しの時間でも寝るようにしています。逆にショヌは僕と正反対で、ほんの少しの時間でも何かしようとする行動派です。1日のスケジュールが終わって宿舎に戻っても、夜1人練習室にこもってダンスの練習をしていたりするんですよ。きっとこのことはファンのみなさんは知らないと思うので、ここで初めて言うエピソードかな。

—お2人だけのエピソードは?

K:普段メンバー全員で遊ぶことが多いので、2人だけと言われるとなんだろう……。

S:実は数日前にキヒョンから脱出ゲームへ行こうと誘われましたが、断ったっていうエピソードがあります(笑)。

K:最近、僕とミニョクが脱出ゲームにハマっていて、よく遊びに行くんです。それで誘ったのに(笑)。

S:最近行ってるっていうけど、2~3回くらいでしょ?

K:もう5~6回行ってるよ。日本にも脱出ゲームがあると聞いたので、いつか行ってみたいです。日本の脱出ゲームは細かいところまで考えて作ってあると思うので、すごく期待しています。

—相手に◯◯1位とつけるならを何とつけますか?

K:ショヌはもちろんフィジカル1位。単に筋肉が大きいということではなく、全体的なバランスがいいんです。

S:キヒョンはメインヴォーカルなので、歌が上手いということは当然なことですが、やはりファンに対する愛情がいちばん深いのは彼だと思います。もちろんメンバー全員ファンに対しての愛情は大きいですが、キヒョンはイベントやSNSを通じて常にファンとコンタクトを取っているんです。当たり前なことだけど、見習わなきゃと思います。僕もファンの皆さんを愛していますよ!

—ダンスが上手と言われているショヌさんと、メインヴォーカルのキヒョンさんですが、お互いのスキルで羨ましいと思うところは?

S:ライヴであれだけの歌を歌える歌唱力が本当に羨ましいです。

K:ダンスはもう言うまででもないですが、ボーカルの面で考えるなら僕が持っている感性と正反対で、僕の歌い方はロックのような感性があるけど、ショヌはR&Bのような感性を持っていると思います。そこが羨ましいです。

—なるほど。では、キヒョンさんに質問ですが、ショヌさんのリーダーらしいと思うところはどこですか?

K:重みのあるどっしりしたところだと思います。言葉数は少ないですが、その言葉にはリーダーのショヌだけが持つ重みがあって、チームを支えてくれている気がします。

MONSTA X/モンスタ エックス

韓国のサバイバルオーディション番組『NO. MERCY』にて勝ち残ったメンバーで結成された7人組アイドルグループ。2015年にデビュー以来、韓国のみならず日本でも活躍中。6月12日(水)に日本6枚目となるシングル『Alligator』を発売。

 @official_monsta_x

STAFF CREDIT

MODEL: MONSTA X

PHOTOGRAPHY: ISAC(SIGNO)

STYLING: AYEON KIM, INHONG MIN

HAIR: HEEWON SON

MAKEUP: SEOPJU YEOM

EDIT: AMARU OHSHIRO

INTERVIEW: KAHO FUKUDA

DESIGN: FUYUKO MANOME

CODING: NATSUKI DOZAKI



WEEKEND NAIL TIPS #01

週末にトライしたい3ステップHOW TOをレクチャーする連載『WEEKEND TIPS』。今回は、トレンドのデザインを取り入れた簡単セルフネイルTIPSを4週にわたってご紹介。

vol.1は、クリームソーダをイメージした3Dネイルをシェア。夏にトライしたいさわやかなデザインが完成!

グリーンのベースカラーの上に、
ラメのポリッシュをランダムに重ねる。

樹脂粘土をクリームに見立てて、
爪の先端にオン。

樹脂粘土の上にポリッシュで
チェリーを描いたら、クリームソーダネイルの完成。

ホラー グラフィックコズミック クイーン ¥2,000(NAILS INC/TAT Inc.)、オーピーアイ ネイルラッカー NL A16 ¥1,500(オーピーアイジャパン)
他ネイリスト私物

上からラウンドリング 3つセット ¥37,000、スクエアリング ¥14,750、ペンタゴンリング ¥14,750、ラウンドリング ¥14,750(SWAROVSKI/スワロフスキー・ジャパン)

SHOP LIST
アスワロフスキー・ジャパン(カスタマーサービス) 0120-10-8700

STAFF
NAILIST CHINATSU(@NAVYHOUSE.NAIL
PHOTOGRAPHY: MIE NISHIGORI(CAELUM)
EDIT: MARIKO TANAKA
DESIGN: AZUSA TSUBOTA
CODING:JUN OKUZAWA



刺繍芸人 上田歩武が縫い取るエロテックラプソディー

1本の糸から生まれるアートな世界へようこそ。刺繍は全て独学、
だからNOルールで思いのままにステッチを刻む。

正統派ではなく粗雑な荒々しさもより味わい深い。

そんなアートとともに俳優の瀬戸利樹、仲村美海が令和版、失楽園を演じる

もう、離さない。二人を繋ぐブラックリボン

愛おしく、儚く、切ない

今回、上田さんに制作していただいた3作品がこちら。

セクシャルな象徴、リップモチーフを施したリボンテープと、
LiP SERVICEの文字が描かれたショーツ、男女のラブシーンを切り取ったTシャツ。

無骨さとダイナミックさが相まったステッチの表情もチェックしてほしい

刺繍をはじめたきっかけは、失恋。

以前付き合っていた彼女に、リメイクを教えてもらおうと思っていたんですが教えてもらう前に振られてしまって、時間もあったので目をバッキバキにして独学で刺繍を初めてみたんです。何か没頭できることが欲しかったんですね、きっと。あの失恋がなければ刺繍はやっていなかったです。今はそれがきっかけで、お仕事の幅も増えました。

今回の作品は“エロティック”をお題にいただいたので刺繍で表現するのに少し緊張しました。女性のパンツに縫うことも初めてでした。リボンテープに縫った唇は、上向きの半開き具合に“隙”を感じて欲しいです。

手刺繍は同じものがない世界でたったひとつのもの。これから挑戦したいのは、スニーカーになる前の生地に刺繍をして、全面に刺繍が施されたスニーカーを作ってみたいです!

INFOMATION

スニーカークリエイションズ

6/19〜6/25

阪急うめだ本店、4階シューズギャラリースニーカーエディットにてPOP UP SHOP開催予定

上田歩武(うえだ あゆむ)

1980年11月12日生まれ。B型。

滋賀県彦根市出身。20歳で大阪NSCに入学。23期生。コンビ、ピンを経て2010年に上京。2015年、同期の良平とグッドウォーキンを結成した。

Instagram @uedaayumu

瀬戸利樹(せと としき)

1995年10月7日生まれ。千葉県出身。2013年にテレビドラマデビュー後、『仮面ライダーエグゼイド』にブレイブ役で出演し一躍脚光を浴びる。

5月7日(火)より放映のTBS系ドラマ『都立水商!~令和』に出演のほか、5月10日より映画『チア男子!!』が公開し、さらなる活躍が期待される若手実力者俳優。

Instagram @TOSHIKI_SETO_OFFICIAL

STAFF

MODEL:TOSHIKI SETO(KENON) 、MIU NAKAMURA(R・I・P)

PHOTOGRAPHY:TOKI

HAIR&MAKEUP:MIHO MASHINO

TEXT&EDIT:NAOMI TAHARA

EDIT:YURIKA NAGAI

DESIGN:AZUSA TSUBOTA

CODING:NATSUKI DOZAKI



ヘアスタイルで印象を変えれば、おしゃれの幅だって広がるもの。

そこで今月のtokyo it girl beautyは男女別のヘアアレンジをコーチング。

vol.3に登場するのは、俳優・モデルとして注目を浴びる濱正悟。

ウェット×遊びのある動きで仕上げるストリート要素強めのヘアで、ほんのりパンクに変身!

1.ジェルを髪全体にもみ込む。

2.コームで髪を7:3に分ける。

3.前髪を少量取りくるんと内側に、
サイドの髪を外側に跳ねさせてスプレーで固定させる。

ジャケット¥67,000(MSGM/アオイ)、トップス¥13,000(PRIMALCODE/シック)、パンツ¥12,000(Wrangler/リー・ジャパン カスタマーサービス)、ベルト¥16,000(DISCOVERED/ディスカバード)、サングラス¥3,690(SLOW daikanyama/スロウ 代官山店)、ネックレス(ボールチェーン)¥25,000(chigo/ミックステープ)、ネックレス(チェーン)、リング ※取扱店舗によって金額が異なります(共にBIIS/コンコード ショールーム)

SHOP LIST

アオイ 03-3239-0341

シック 03-5464-9321

リー・ジャパン カスタマーサービス 03-5604-8948

ディスカバード 03-3463-3082

スロウ 代官山店 03-3461-0228

ミックステープ 03-5721-6313

コンコード ショールーム 03-6434-7136

濱正悟

1994年8月22日生まれ、東京都出身。

2015年、GirlsAward×avex「BoysAward Audition」で特別賞を受賞。

2016年からは日本テレビ「ZIP!」レポーターや、映画『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』など幅広く出演。

俳優グループ「イケ家!」のメンバーとしても活動し、2018年にはテレビ朝日「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」でルパンブルー/宵町透真役を演じた。

現在、自身初の写真集「濱 正悟 1st写真集」が発売中。

2019年公開の映画「酔うと化け物になる父がつらい」にも出演する。

MODEL: SHOGO HAMA(AVEX)

PHOTOGRAPHY&VIDEO: TOSH SHINTANI

STYLIST: AYANO SANTANDA

HAIR&MAKEUP: REI FUKUOKA(TRON)

TEXT: YUKA SAKAMOTO

EDIT: YURIKA NAGAI, KAHO FUKUDA

DESIGN: AZUSA TSUBOTA

CODING: NATSUKI DOZAKI



ビジネスで大切なことは
“得意なことで好きなこと”

―先ほど出版社は3年くらいアルバイトを続けていたとおっしゃっていまいしたが、結果他のビジネスではなく、この道に進まれた理由は?

いちばん仕事になると思ったからですね。本が好きだったというのはもちろんベースにはあり、何が自分にしっくりきたのかはわからないですが、本当にシンプルに面白かったですし、考えなくてもアイデアがどんどん出てきたので。なのできっと得意な分野なんだなと思いました。得意なことで好きなことは最強だと思っていて。誰が言っていたかは忘れましたが、「嫌いなことでも得意なことを仕事にするのはいい」って。仕事をする上でいちばん最悪なのが“好きだけど苦手なこと”。それを仕事にしてはいけないと思ったんです。してはいけない、というか効率が悪いなって。苦手なことで嫌いなことの方がまだマシ、こだわりがないから。順番でいうと、好きで得意>嫌いで得意>嫌いで苦手>好きで苦手、がビジネスでは大切だと思っています。本に関しては、いちばん好きでしたし、きっと得意なんだと思っていたので選びました。僕は編集っていうのは本を作るための1つの作業でしかないと思っていたので、編集という職種だけにこだわったことはないです。特にそれがやりたいとも思っていなかったし、ただ本を作りたいと思っていたので。そのなかで編集の仕事を多くやってきたのは、編集が得意だからだと思います。営業も得意だとは思っていますが。

―ご自身のなかで得意なことの基準はありますか?

考えてやらない、考えなくてもできてしまうことですね。寝ている時間以外はずっと仕事しているというのも、ずっと意識しなくても考えられてしまうということ。ということは絶対得意なわけで、苦手なことを朝起きた瞬間から考えるって、そんな苦痛なことはないですよね(笑)。僕はどちらかというと本自体が好きなので、ファッションやカルチャー、アート、音楽が好きなんですか? と聞かれるといつも他にもっと好きなことがある、と答えます。感覚でいうと、好きが30%で得意が70%くらい。

―途中で他の職業に転進する可能性はなかったんですか?

1人でやっていたらあったと思います。ただ5人であろうと10人であろうと、社員を抱えて会社を作った責任上、その人達は同じところを目指して働いているわけで、僕が「明日から饅頭屋さんをしようと思うんだけど」と言ったところで、社員は「え?」って思いますよね。もし自分がそう思ったとしても、それは別の会社を作った方がいいなと思ったので。辞めようとか逸れようとかそういう意味ではないですが、時代が変わっていくなかで世のなかの構造も日々変わっていくので、おそらくうちの会社も最初の頃とは今ではだいぶ違うと思いますし、それはやり方を変えていけばいいと思っています。なので他の道へは、ということはあまり意識したことがないですね。ただ、今も他のことを自分ではちょくちょくやっていたりしているというくらいで。

―この仕事の醍醐味とは?

作ったものに対して、多くのユーザーが喜んでくれているのを感じた時しかないです。わかりやすく言ったら、たくさん売れた時は、それはみんなが喜んでいるということなのですごく嬉しいし達成感も感じますが、売れなかった時は、あまり喜んでないのかなと普通にショックですね。

―では仕事のなかでいちばん自信があるものは?

少しひねった言い方になってしまうのですが、基本的に自分の考えやセンスを信用していないということです。客観的に見れる、俯瞰して物事が見れるということには自信があります。

―本当に中学2年生から考え方が変わっていないんですね。

自分の感情にいちいち左右されませんし、自分が作ったものへ批判に対しても、もちろん「え?」と思うこともありますが、先ほども言いましたが10分くらい落ち込むだけとか(笑)。自分が考えたこと、思ったこと、自分が考え抜いて導いた答えでさえ、一瞬でユーザーに否定される可能性はあって。でもそっちの方が正しいので。それも最初にも言った、こだわらない、固執しない、諦めるという考え方。物事の価値は僕が決めることではないと思っています。そこに自信があると言ったら変な言い方になりますが、でも強いて言うならそこかなと。自分のなかではごく普通のことですけど、会社の人達を含め、たくさん出会ってきた人を見ているなかで、意外とその執着から抜け出せない人って多いんだなと思っています。別にそれが悪いと言っているわけではなく、それはその人の特性なので良いと思いますが。あくまでも自分はこういうスタンスなので、それが自信という言葉にピッタリくるかはわからないですが、きっと人と比べると楽だと思いますよ。でも毎日新しいことを考えているから、やはりそんなことにこだわっている時間もないし、ダメだったら新しいことに次々行動していけばいい、という繰り返しですね。

―そろそろ締めに入りますが、NYLON JAPANが15周年イヤーに突入したということで、新たなヴィジョンを教えてください。

15周年で掲げている“NO BORDER / NEW POWER”というテーマは、もともとNYLON JAPANを立ち上げた時からあるテーマであって、新たに考え出したテーマではないんです。ですが15周年を迎えて、改めてちゃんと声に出してそれを言おうと。既成概念に振り回されてしまうとネクストスタンダードは作れないですし。それを作りたいということではないですが、常にそういうフィロソフィでこのメディアは存在してほしいと思っています。だからこそNYLON JAPANというコミュニティがあって、決してすごく大きなコミュニティだとは思いませんが、そういうフィロソフィを持っている人達がこのコミュニティに参加して携わってほしい。何十年も携わるわけではなくて、きっと5年くらいだと思いますがNYLON JAPANに関わったり好きになったなかで、このフィロソフィを一緒に体感してもらって、その後の人生でプラスになってくれればいいなと。ここは一生の場ではないと思うので、それを共有して、その先に飛び立ってもらえればいいなと思っています。“NO BORDER / NEW POWER”という、線をなくすことや新しい力というのはいつだっていびつで、今の世のなかにフィットしなかったりもします。そこにちゃん向き合うということは、自分達がリスクを背負うということなんです。それを作っていくのは仕事をしていくなかでとても大切だと思っています。今もうできているものを扱うのはリスクが少ないけど、何だかよくわからないものを扱うことは勇気がいること。それをちゃんと自分達で見て判断していかないといけないと思っています。

―では、最後に夢を追いかけるナイロニスタへメッセージをお願いします。

現在置かれている状況のなかで、やるべきことを100%やろうとする意思が大切だと思います。学生だったら学校の授業をしっかり受けるだとか、もう働いているのであればそこでの仕事を全うする、ということです。その先にそういった夢があるとして、そこに向かう時に今きちっとやってきたことが活かされるはず。メッセージ的に言うのであれば、今まで何度も語ってきましたが、楽しんでください、ということです。楽しくないということは、なぜ楽しくないのか必ず理由があるので。そこを突き詰めると理屈っぽくなってしまいますが(笑)。得意ではないところにいたり、絶対に何か要因があると思います。なので、“楽しい”という言葉は簡単ですが、とにかく楽しいと思うことを一生懸命やること。だから僕は、中2以来楽しくないと思ったことはないです。でも夢っていう感覚を持ったことは一度もなくて、小さな目標はあったとしても、こうなりたいとかこうしたいとかっていう夢を持つ感覚ではないんですよね。なんせ中2から変わってないだけなので(笑)。

Takashi Togawa/戸川貴詞

1967年生まれ、長崎県出身。明治学院大学卒。

2001年にカエルム有限会社(現・株式会社)を設立し、2004年に『NYLON JAPAN』創刊。

現在、同社代表取締役社長、『NYLON JAPAN』編集長、『SHEL’TTER』編集長などを務める。

ILLUSTRATION:PAMELA SUSTAITA

INTERVIEW:KAHO FUKUDA



お金を稼ぐこと=それだけの
価値のある仕事をしているということ

―先ほど少し中学時代に触れましたが、高校や大学ともう少し社会人に近くなった学生時代はどう過ごしていましたか?

本当にアルバイトしかしていなくて、学校の授業にはもちろんそれなりに出席していたけど、それ以外の7〜8割くらいはずっとアルバイトをしていました。残りの2〜3割は友達と遊びに行ってましたけど。理由は明確ではないけど、とにかく早く稼ぎたいという気持ちが強かった。でもそれは、お金が欲しかったというより早く仕事がしたかったということなんですよね。僕らの時代は大学に行くのが当たり前みたいな風潮だったので一浪して大学には入学しましたが、僕が今受験生くらいの年齢だったら、大学に行っていない可能性は十分あるかなって思います。ただ、僕らの時代から大学の中身もだいぶ変わっていると思うので、そういう意味では一概には言えないですけど、かつてと同じ内容の大学で僕の知っている感覚だったら、別に行く必要性を感じない気がします。

―ではもし大学に行っていなかったとしたらどう過ごしていましたか?

働いていたと思います。その時に何をしていたかはわからないですが、とにかく早く働きたいと思っていましたし。実際には就職活動をして出版社を受けて入社しましたが、そういうことすら考えなかったんじゃないかと思います。それこそ会社を作っていたかもしれないし、海外に行って起業していたかもしれない。

―なぜ“稼ぎたい”という考えになったんですか?

なぜと言われると……。そこに大した理由があったようには思わないですが、ただ無性にそう思っていました。稼ぎたいというのは変な言い方ですが、“お金が欲しい”ということとはちょっと語弊があって、ただただ仕事がしたかったんです。お金を稼ぐことイコール、それだけの価値のある仕事をしているっていうことになるので。これは冗談のようで冗談ではないんですが、高校生の時、同世代のスーパースターがプロ野球選手の清原選手と桑田選手だったんですよ。当時“KKコンビ”と言われたPL学園の高校生でしたが、2人とも1年生の時からとんでもないスーパースターで、今っていろんなジャンルの人達がフィーチャーされていますが、当時は若くして全国的にフィーチャーされる人は将来プロ野球選手になるような甲子園球児くらいしかいなかったので、彼らは目標ではないけど、ずっと見ていました。僕は一浪して大学に入学したけど、彼らは高校を卒業してプロ野球チームに入団した途端、契約金、年棒合わせて数千万とかで。僕が大学を卒業する頃には、彼らはもう年俸1億近く稼いでいて、追いつくのが遠いなあって思っていました。でもそれをできる同世代の人がいるってことは自分にもできると思っていましたから、彼らの年俸には常に注目していましたね(笑)。いつかそれを絶対超えてやるって。当時は世界に目を向けられるだけの視野もなかったので、日本のなかでいえば彼らのことはずっと追っていました。「うわ、もう年俸3億になっちゃった」みたいな(笑)。

―野球選手だとわかりやすいですね(笑)。

そう。自分が年間3億稼ぐにはどうしたらいいんだろうとか真剣に考えていました。漠然と自分は個人プレイヤーではないと思っていて、そうすると自分で会社を立ち上げるしかないと思っていましたね。必死でバイトをしていた理由はわかりませんが、その時の状況でやれるだけのことはやっておきたかったんです。今この仕事をずっとやり続けているのでよく聞かれますが、特にこういうことをやりたいとか、これでやっていこうとかそういうつもりもなくて。飲食でもメーカーでも職種は何でも良かったんです。でもいろんなバイトしていちばん自分にしっくりきたのが出版だったので、そこを目指したというくらいなだけであって、それを最初からやりたいと思ったわけではありませんでした。

―いろんなバイトを経験されていたとのことですが、だいたいどのくらいしていたんですか?

いつも3つくらい掛け持ちしていたので、例えば毎日入っているバイトもあれば、週に2回くらいのものもありましたね。だから3カ月から半年くらいで変えていたかな。でもテレビ局や出版社は3年くらい続けていました。3カ月くらい働いていると、だいたいどんな仕事か見えてくるじゃないですか? なので、嫌で辞めるというよりも他にもやってみたいことがたくさんあるので辞めます、みたいな感じでした。渋谷の通行人を数える調査とかもやりましたね。渋谷駅構内に座ってカチャカチャ数えて、でもあれ、気がつくと寝てしまうんですよ(笑)。起きた時に何分経った? って時間確認して、適当に増やしたりしていました(笑)。

―そんなことしていたんですね! 他にも印象に残っているアルバイトはありますか?

大学2年生の時にやっていたピザーラは、当時ドミノピザが先行して人気が出だしていた頃で、まだビザーラの黎明期でした。地元の横浜・日吉にできたのが、まだ全国で6店舗目か7店舗目とかで。その頃は、今では普通にあるメニューのハーフ&ハーフとかクリスピー生地とかを選択できなかったんですよ。でも自分達が食べる賄いは美味しくしたいので、生地を半分にして薄く伸ばしてクリスピーみたいにしたり、同じ味だと飽きてくるから味を半分とか4分割で変えて作って食べていました。そこでバイト仲間達と「絶対こっちの方がいい!」ってよく話してたんです。そしたら当時の店長が「それいいね、提案する」と言っていて、結果的にその店長が気がついたら会社で出世して、その後ピザーラでも生地が選択できたり味を分けたりできるるようになったので、「絶対俺達のアイデアだよね!」と、バイトの同窓会とかでよく話していました(笑)。

―それはすごいですね!

本当のところはわかりませんけどね(笑)。バイトなのに、しかも大企業なのに配達方法とか配達範囲とか自分達で考えさせてくれて、「これだと効率が悪いからこういう地域の広げ方にしよう」とか、よくみんなで考えてやっていて。今では店舗数もあるから宅配ピザもそこまでいかないと思いますが、当時働いてた店舗で1日の売り上げが100万円超えましたからね。みんなで100万円超えようというのを目標に掲げていて、最初は10万、20万だった売り上げが、どんどんやり方を変えていった末に100万円を超えて喜んだのを覚えています。もう1つも飲食だけど、大学4年生の時にパスタ屋さん、当時はパスタ屋さんという言い方はしませんでしたが、カフェレストランみたいなところで、高校卒業後イタリアで修行してきた友達がコックをしていて、そいつが作るパスタがめちゃくちゃ美味しくて(笑)。そのお店のメニューはまずいナポリタンとかしかなかったので、自分達でメニューを考えて変えたんです。最初1日の売り上げが悪い時は2〜3万くらいだったのが、メニューを変えてから20万くらいに上がったんですよね。オーナーも売り上げが上がればそれでいいみたいなスタンスでしたから、わりと自由にやらせてくれた記憶があります。近くに慶應義塾大学があったので、慶應の大学生に響くようにビラを配ったり定期的に内容を変えたり、そういうことをあれこれ考えていました。今だったらSNSがあるかもしれないですが、女の子の制服を可愛くしようだとか、いろいろ工夫したらすごい人気店になったんですよ。それがある種の成功体験というか、考えて結果が出たから面白かったなっていうのは覚えてますね。

―アルバイトをしている人のなかには「自分はアルバイトだし」っていう感覚の人もいるじゃないですか。そういう感覚ではなく、一社員として自分のアイデアを積極的に発信していたんですね。

アルバイトだからっていう感覚はなかったですね。アイデアもそうですが、とにかくこの人何してる人なんだろうってよく思ってました。学生時代なんて世のなかの人が何をして働いているのかなんてわからないじゃないですか。でもそういったことがすごく知りたくて、興味が湧いたらすぐやってみるみたいな感じでした。さっき話した渋谷の調査員も「カチャカチャ何やってるんだろうこの人?」と思って、どこだったか忘れましたが、カチャカチャやっているその人に「これってアルバイトなんですか?」って聞いたんですよ(笑)。「これってどこに応募すればいいんですか?」って聞いたら「じゃあここに電話すればいいよ」と教えてくれて、それで渋谷駅のJRから銀座線に行くところとかでよくやっていましたね。“右から出て来る20代女性”などの担当があって、何時から何時、何曜日に何人みたいな感じで通行人を調査していく。そういうことをしているうちに今度興味が湧いたのは、これって数えた通行人を調査して何のために使うんだろうと。あのバイトすごく時給が良かったんですよ! 24時間やるなかで3時間やって3時間休むみたいな交代制で、その3時間は遊びに行ってもバスで仮眠してもいい。それだけで3万円近く貰えたんですよね。でも何のためにそんなにお金を出してやっているのか不思議に思いますよね。だから現場を仕切っている人に「これ、何に使うんですか?」と聞いてみたら、「俺もわからない」って(笑)。

―わからない!?

結局その人は、そこを仕切ることを頼まれてやっているだけの人だから。その人はそのデータが何に使われているかなんてわからないんですよ。ということは、その裏にもっと巨大な組織があるということがわかって、そこの会社の上の人が来た時に同じ質問をしたら、「東急やJRがそのデータを使って人の流れを研究して、ここにこういうお店を置いた方がいい、とかいろんな使い道があるんだよ」みたいなことを言っていて。カチャカチャやっているだけの自分達に3万円をくれるようなら、それって相当儲かっているんだなと思って。これは一つの例え話ですけど。

―それってすごく面白いですね。

結局ピザーラだって、最終的にはマーケティングを活用してデータ商売してるわけで。マーケティングであって。もちろんベースはピザを売ることですが、宅配をしていると人の家とか、その人の特性までわかってくるんですよ。アンケート調査をしていたり、当時はアナログでやっていましたが。それで20代男性、学生、社会人……など全部データになって蓄積されていきますよね。どういう目的で買うのか何が好きなのかなど、それがデータになってまた違う事業に使ってみたいな。それはピザ屋に限った話ではなくて、全ての企業に通じて言えることだと思います。

Takashi Togawa/戸川貴詞

1967年生まれ、長崎県出身。明治学院大学卒。

2001年にカエルム有限会社(現・株式会社)を設立し、2004年に『NYLON JAPAN』創刊。

現在、同社代表取締役社長、『NYLON JAPAN』編集長、『SHEL’TTER』編集長などを務める。

ILLUSTRATION:PAMELA SUSTAITA

INTERVIEW:KAHO FUKUDA



若者達が
次のスタンダードになるはず

―では、次の質問ですが、常に注目しているものはありますか?

世界中の若者達の動きですね。今だとSNS。別にファッションということだけではなくて、若い人達が何を考えているんだろうと、毎日動向を追い続けています。

―それはそこにビジネスの可能性が見えるからですか?

ビジネスというか、それが次のスタンダードになるはずだと思っているからです。あえてネガティヴな表現をすれば、今存在するものっていうのはいつか必ず足枷になる。なので、さっきも言った固執しないということと同じなんですが、そこにこだわりすぎると、未来を見誤ってしまうと思っているので。自分が正しいと思っていることなんて、明日は正しくないかもしれないんですよ。自分が今日作ったものを明日には壊さないといけないみたいな、常にそういうことだと思うんです。なので、自分の今持ってる考えよりも、特に10代の人達、これから世に出てくるような人達の頭のなかはどうなっているんだろうと追い続けているんです。ただ、それはほぼSNSのなかだけなので、それが全てではないしフェイクももちろんあるでしょうけど、何がフェイクで何がリアルかということもひっくるめて、新しい動きだと思って見ていますね。

―では今注目している人物やジャンルはありますか?

それは特にないです。興味が湧けば調べたり勉強したりはしますが、それは新しく起こったこととは限らないので。今まで自分が生きてきたなかで自分の視野的に見えなかったものなんて山ほどあるし、むしろそっちの方が世のなかには多い。でも、そういう過去のことに興味が湧いたきっかけで、改めて勉強することが本当にたくさんあるので、なぜ今まで全く興味を持たなかったんだろうと思うことがよくあります。例えるなら、とにかく子供の頃からミュージカルが嫌いで(笑)。嫌いというか40歳を過ぎるまで全く興味が湧かなかったんですよね。映画も1度も面白いと思ったことがないですし。でもある日、古いディズニー作品をたまたま観ていた時、「あれ? すごく面白いな」って突然思ったんです(笑)。今まではミュージカルの歌のシーンに対して嫌悪感を抱いていましたが、むしろ歌を聴きたいって感じるようになったんです。ストーリーはもちろんですが、結局のところミュージカルって音楽を聴いているんだと。これは自分のなかで新しい発見でした。音楽のなかには当然歌詞があってストーリーがあってというのと同じで好きなものは何回でも聴きますが、それと同じで10回でも観れてしまうんですよね。例えば『スターウォーズ』のような大好きな作品だとしても、何度も観てるといったって、1作目を10回ちゃんと観たか観ていないかというくらいなのに、比較的最近公開されたばかりの『グレイテスト・ショーマン』はもう5回くらいは観た(笑)。ただ音楽を聴きたくて、それだけで泣けてくるっていうのは本当に新しい発見でした。これはわかりやすい例の1つですが、ずっと何かに注目し続けているっていうよりは、常に注目する対象は変化しているという感じ。どういうことに世のなかの人達は心が動くのか、それまで自分にはわからなかったことがわかるようになって、自分がアップデートした感じがしますね。

―NYLONを始め、過去にはDAZED&CONFUSED、最近ではViolet(ヴァイオレット)やHighsnobiety(ハイスノバイエティ)などの海外誌を日本で展開していますが、これらの媒体を選んだ理由は?

1つは、そもそもライセンサーがインディペンデントな会社であること。コンデナスト社やハースト社、タイム社などの大手出版社ではないということが自分のなかでは条件だと思っていましたし、おそらくこういった会社に話を持ちかけたところで相手にされてないはず。会社設立当初は、僕自身もまだそんなに実績がなかったので、外から見ると“誰?”という状態だったと思うんですよ。だからそういう大手出版社が発行しているものには最初から興味がなかったというか、意味がないし無理だと思っていました。インディペンデントな会社であれば、より一緒に事業を考えられるはずだと思ったし、そのなかで感覚的にとしか言いようがないですが、ロンドンのDAZED & CONFUSED(以下デイズド)とニューヨークのNYLONが、自分が思い描いていたフィロソフィにいちばん近いことをやっているなと思っていたので話しに行ったんです。もちろん向こうが「NO」という可能性もあるなか、両社とも「YES」と承諾してくれたので、そこからスタートできました。それ以前のサラリーマン時代に様いろんな経験をしたなかで、仮に『ABC』というタイトル名の雑誌を0からスタートさせようとしても、作ったばかりの会社で社会的信用もないし僕自身のことも誰も知らないので、古い体質の出版業界では全く相手にされないと思ったんです。なので、インディペンデントな会社から、オリジナルでメジャー誌をブランディングして作っていくのには、すごく時間がかかるなと思いました。その間収益化させていくものも、何で資金を作っていくのかが難しいと感じたんです。もちろん名前がなくても売れるものを作るという可能性はあって、それを追う選択肢もありました。ただ会社的なキャッシュフローでいうと、日本の出版業界では、新規取引だと雑誌が売れたとしてもお金が入ってくるのは約半年後なんです。そういう日本の出版流通システムもあって、1万部より3万部、3万部より5万部、もっと言えば10万部売れるもの、20万部売れるものを仮に考えて作るということは、それだけ多くのの印刷費がかかってくるので、仮に売れたとしてもただキャッシュフローが悪くなるだけ。約半年分の印刷費や編集制作費が先行して必要となってくるので、とんでもない金額になってしまうんです。その印刷費や編集制作費を先行して支払うだけの資金的ベースがなければ、すぐに会社の経営は破綻してしまいます。それですぐに資金を作るとなると、比較的早く入ってくるのが広告なので、広告ビジネスに特化しようと考えました。そのためには、世界的にある程度知名度があるブランドの方が戦いやすいと思って、デイズドとNYLONのライセンスを買いに行ったんです。昨年からスタートしたHighsnobiety(以下ハイスノ)も、会社としてメンズをしばらく触ってなかったので、何かメディアをスタートさせたいと何年か前から思っていたんですが、それを自分達のオリジナルでとなると先ほど話したようにお金も人も時間もかかるし、やはり海外の会社とライセンス契約を結んだ方がスピード感もスケール感もイメージしやすかったのでそうしました。ライセンスビジネスを軸にしたのはそういう理由です。なので、うちのオリジナルはCYAN(シアン)くらいなんですよ。

―ではなぜCYANはオリジナルでスタートさせたんですか?

CYANはビューティを軸とした女性のライフスタイルを扱う雑誌なんですが、将来のことを考えると、オリジナルで作って自分達がライセンサーになった方が、ビジネス展開を広く考えられると思ったからです。世界に持っていくのもそうですし、WEBメディア、SNS、イベント、商品開発、美容室との取り組みなど、多角的なビジネス展開を行うにあたって、面白いことをより素早く考えられるということなんです。NYLONにしても当時のデイズドにしても、今のハイスノやVioletにしてもそうですが、当然本国のアプルーバルが必要なので、勝手なことはできない。それが手間というわけではもちろんないですが、ブランド認知としてのライセンスのプラス要素と、スピード感含めたマイナス要素も必ず出てくると理解していたので、いいタイミングでオリジナルブランドを1つ進めたいと思っていました。いろんな形で会社を運営してきて、縁があって5年前にオリジナルメディアを作ることができたという感じですね。まだまだこれからのメディアだとは思いますが、やっといろいろな展開が見えてきたので、これからライセンサーとしてのビジネスを考えていきたいと思ってます。

―では少し話の趣旨を変えて、率直な質問ですがプライベートは何をしていますか?

映画を観たり、本を読んだり。あとは、寝ています(笑)。

―趣味は?

車、バイクは好きだから特に目的がなくても乗っています。あとは、例えば娘とどこかに遊びに行って、というのもプライベートの1つだと思うんですけど、究極を言えば僕のプライベートではないので(笑)。もちろん、楽しいんですけどね(笑)。1人になる時間というのがなかなか取れないので、常にそういう時間が欲しいなと思っています。1人じゃないとなかなかインプットできないというか、プライベートでも誰かと一緒にいると結局アウトプットしているんですよ。楽しいとか楽しくないとかという話ではなくて、1人でボケーっとしている時間が必要なんです。今から好きなことを1年間していいと言われたら間違いなく世界旅行ですね。それ以外ないと思います。なんなら宇宙へ行きたいとも思っています。

Takashi Togawa/戸川貴詞

1967年生まれ、長崎県出身。明治学院大学卒。

2001年にカエルム有限会社(現・株式会社)を設立し、2004年に『NYLON JAPAN』創刊。

現在、同社代表取締役社長、『NYLON JAPAN』編集長、『SHEL’TTER』編集長などを務める。

ILLUSTRATION:PAMELA SUSTAITA

INTERVIEW:KAHO FUKUDA



ももいろクローバー Zが出会うM・A・Cの煌めきビューティ

常にビューティのトレンドをリードする「M・A・C/ マック」と国民的ガールズユニット
ももいろクローバー Zのスペシャルメイクアップセッションが実現!

最旬トレンドの素、カラーメイクをブラッシュアップ。

4人の今までにない、ファッショナブルで透明感溢れる表情を見逃さないで。

血色感溢れるツヤレッド

リップ全体にたっぷりとリップオイルをONして、ぷっくりと立体的なジューシーリップ。

目元は、内側からグラデーションになるように囲みアイ。くすみすぎない色を選んで目元も明るく華やかな印象に。

LIP : HINT OF COLOUR LIP OIL LA LA LOVE YOU ¥2,500

EYE : DAZZLESHADOW LET'S ROLL ¥2,900 BY M·A·C

jacket¥59,000 by 5-knot/esteem press shirt¥12,800 by toro pants¥30,000 by neon sign shoes¥38,500 by eytys/edstrom office

gloves¥1,900by g2? necklace¥14,000 by monday edition/gem projector earring¥6,500 by vinivini luxe

ー 今回のM·A·Cメイクはいかがでしたか?

M·A·Cのアイテムってすごく発色がよくて肌にのった感じも好き。メイクしてて楽しいんだよね。

撮影中も「楽しい楽しい!」ってずっと言ってた(笑)。 

プライベートでも使ってる。高校の修学旅行はハワイだったんだけど、一番の目的はM·A·Cのチークを買うことだったもん。

ハワイで買う方が安いって聞いたから、友達と「絶対M·A·Cは行こう」って決めてて。その時に、初M·A·Cデビューしたよ。

ー 撮影中に意識したことは?

リップがメインだったので、口元の表情を意識したかな。

ー リップケアのこだわりは?

唇がめちゃめちゃ乾燥するから、リップの合う合わないもあるんだよね。でもM·A·Cのリップは大丈夫!

日頃のケアは、スクラブするようにしてるかな。

ー 日々の美容で気を付けていることは?

かなりの乾燥肌だから、絶対保湿! シワとクマが結構ある方だから、目元はコットンパックしてるよ。

保湿と日焼け止めをしっかり塗るようになったら、これだけでも肌が変わった!

透明感を作るイエローニュアンス

すべてイエローでまとめた、ニュアンスメイク。

とろけるようなテクスチャーのリップオイルはリッチな質感とこなれた色味が叶う。

繊細な煌めきのアイシャドウはアイホール広めにONして、ヘルシーな仕上がりに。

LIP : HINT OF COLOUR LIP OIL PALE PRINCESS ¥2,500

EYE : DAZZLESHADOW I LIKE 2 WATCH ¥2,900 BY M·A·C

coat¥51,000 by a.a.spectrum/wanderlust distribution jacket¥68,000 by taro horiuchi top¥8,800 by riddlemma

pants¥14,000 by k3&co./k3 office shoes¥38,500 by eytys/edstrom office gloves¥1,900 by g2? earring¥11,250 by monday edition/gem projector

ー 今回のM·A·Cメイクはいかがでしたか?

普段がナチュラルメイクな分、シェーディングとかハイライトとかしっかりしたメイクをしてもらえるのって本当楽しい よね! ももクロでミュージカルやった時、自分でメイクしてたじゃん? そこでM·A·Cのティントオイルを愛用してた。

舞台だから遠くからでも見えるようにいつもより濃いめにするんだけど、リップを塗り直すタイミングがなくて。

M·A·Cは色持ちいいし、ベトベトしないから踊っても髪につかないし、すごく優秀だったの!

ー 撮影中に意識したことは?

私たちは撮影で笑うことが多いよね。だから、あんまり笑わないカッコイイモードっぽい感じって言われても、その引き 出しはなかったけど(笑)、いつもNYLONさんのInstagramとか誌面を見てたので、なんとなくこういうイメージかな?って。

ー リップケアのこだわりは?

みんなのリップケアとか、聞いたことなかった! 私も乾燥しやすいから、ナイトリップマスクを塗ってから寝るよう にはしてるかな。

ー 日々の美容で気を付けていることは?

私もメイクさんに「とにかく保湿が大事!」って言われてるから、メイクの上からも気になったらスプレーしたり体も ボディクリーム塗ったりするようにしてる。日焼けしやすいから、夏の方が乾燥しがち!

瞬きするたび煌めくピンクラメ

いつものピンクリップにリップオイルを重ねて唇をふっくらと整える。アイシャドウは、
黒目の上下を中心に丸く広げて目頭から目尻まで囲む。瞳がより丸く見えるように意識してのせるのがポイント!

LIP : HINT OF COLOUR LIP OIL DOLL TO DIVA ¥2,500

EYE : DAZZLESHADOW LAST DANCE ¥2,900 BY M·A·C

jacket¥68,000 by g.v.g.v./k3 office shirt¥139,000 by anteprima pants¥28,000by atsushi nakashima/sian pr

shoes¥38,500 by eytys/edstrom office gloves¥2,300 by g2? loop tie¥6,000 by otoe earring¥6,000 by vinivini luxe

ー 今回のM·A·Cメイクはいかがでしたか?

普段からピンクメイクはしてるんだけど“こういう風に塗ればいいんだ”って参考になった。

キラキラのアイシャドーがすごく可愛い♡

ー 撮影中に意識したことは?

M·A·Cさんのブランドイメージが大人っぽくセクシーだったので、ちょっとでもそういう雰囲気に近づけるようにしました!

ー リップケアのこだわりは?

私、唇は強い方かも。荒れてるなって思ったらリップクリームをグルグルっと塗ってティッシュでこするとトゥルンとなる。 脱皮するっていうのかな?

ー 日々の美容で気を付けていることは?

高校卒業してから肌質が変わって痒みが出るようになっちゃって。あんまり欲張らずに、敏感肌用の基礎化粧品を使うように してる。やっぱり、THE保湿だね!

パープルの立体感を与える輝き

肌馴染みの良い赤みパープルのリップオイルで自然な血色感をプラス。アイシャドウは、
上まぶたにたっぷりとONして下まぶたは控えめに。クールさのなかにイノセントな魅力が漂う神秘的な目もとを演出。

LIP: HINT OF COLOUR LIP OIL CANDY DROP ¥2,500

EYE: DAZZLESHADOW FEEL THE FEVER ¥2,900 BY M·A·C

jacket¥75,000 by megmiura top¥19,000 by full-bk/4k[sik] pants¥30,000 by belper shoes¥65,500 by eytys/edstrom office

gloves¥1,900 by g2? earring¥10,000 by monday edition/gem projector

ー 今回のM·A·Cメイクはいかがでしたか?

ずーっとM·A·Cのアイテムが気になってて。だから今回、こういう機会をもらえてうれしい! メイク中、メイクさんに
「挑戦したいんですけど、どういう風にしたらいいかわからない」っていろいろ相談しちゃった。

「カラーメイクが似合いそう」って言われたので、挑戦してみようかな。

ー 撮影中に意識したことは?

個人的にもクールな表情って苦手だけど、笑顔を封印してがんばった! すごくおしゃれな服を着させてもらってるから、
ちゃんと服が見えるようにも意識したかな。

ー リップケアのこだわりは?

コスメの中でもリップが一番好き! 50本くらい持ってるかな。でもやっぱり塗り続けてると荒れちゃうから、ケアも
しっかりしてる。朝と夜寝る前にリップトリートメントをしたり、スクラブでちょっと角質を落としてあげたり、
リップのパックをしたり。

ー 日々の美容で気を付けていることは?

美容に対して興味アリ! いろんなパックを試したり、サプリを飲んだり、髪やまつ毛のトリートメントをしたり、 常に美容のこと調べてる!

#MACXMCZ オリジナルポーチ&
メイクアップカードをプレゼント!

M·A·C公式オンラインショップ、全国のM·A·C店舗にて対象製品(ヒント オブ カラー リップ オイル又はダズルシャドウ)を1点以上ご購入の方にメイクアップカードを、対象製品を含む3,500円(税抜)以上ご購入の方にオリジナルポーチをプレゼント!

M·A·C 公式オンラインショップ先行開始 2019年5月30日(木)~なくなり次第終了
M·A·C 全国店舗キャンペーン期間 2019年5月31日(金)~なくなり次第終了

オリジナルポーチイメージ 全4種

メイクアップカードイメージ 全4種

*デザインは実物と異なる場合がございます

※ポーチ、メイクアップカードの種類はお選びいただけません。

※M·A·C公式オンラインショップ・全国のM·A·C店舗にて先着順で限定数を配布予定、限定数が無くなり次第終了。

※ポーチ、メイクアップカードのプレゼントはオンラインショップ、店頭共にお1人様1会計につき1回まで。

※M·A·C公式オンラインショップは、5月30日(木)AM10:00開始となります。

PROFILE /ももいろクローバーZ

百田夏菜子、佐々木彩夏、玉井詩織、高城れにの4人からなるガールズユニット。2008年にももいろクローバー名義で結成、2010年5月にメジャーデビュー。翌年4月にももいろクローバーZへ改名。2012年「NHK紅白歌合戦」に初出場し、2014年3月には女性グループ初の東京・国立競技場での単独ライブを成功させた。2018年1月に4人体制での活動をスタート。同年5月には結成10周年を迎え、初の東京ドーム公演を開催。

MODEL: KANAKO MOMOTA、SHIORI TAMAI、AYAKA SASAKI、RENI TAKAGI(MOMOIRO CLOVER Z)

PHOTOGRAPHY: SHO IWAI

VIDEO:YU NAKAJIMA

VIDEO EDIT:YUKI FUJINAGA

GAFFER:TERRYMAN

STYLING: MARIE HIGUCHI

HAIR: HIROKI KITADA

MAKEUP: RUMIKO IKEDA HARRIS、RYOKO SHIONO、MASAMI YAMADA、HARUKA OGIWARA (M·A·C)

EDIT: YURIKA NAGAI

DESIGN: MIZUKI AMANO、AZUSA TSUBOTA

CODING: NATSUKI DOZAKI



山本彩が選ぶ人生に影響を与えたハートビートなプレイリスト
《HIT’S MY HEART BEATING MUSIC》
家族との思い出が詰まっている曲、心の支えになってくれた曲、恋したいつかの記憶を呼び覚ましてくれる曲。
みんなそれぞれ人生に影響を与えた特別な曲がある。

NYLON JAPAN7月号でカバーガールを務める山本彩が今回のセレクター。
彼女の人生の中で、記憶に色濃く残っている曲を、音楽ストリーミングサービス「Spotify」のプレイリストでご紹介。

各エピソードと合わせて聴くと、また違った感情が湧いてくるはず。
このページを読みながらプレイリストを再生することをおすすめします!

山本彩のプレイリストを今すぐCHECK!
《幼少期の記憶が蘇るフェイバリットソング》
Sk8ter Boi – Avril Lavigne
「小学6年生の時に通っていた音楽スクールのライヴハウスで、初めて人前で披露した曲です。すごく緊張してしまったのは今でも鮮明に覚えています。この時からぼんやりと歌手になりたいなという気持ちが芽生え始めました」
Tokyo – YUI
「これも小学校高学年の時に披露した曲。3ピースのガールズバンドを組んでいて、よくライヴのために東京に遠征していたのでこの曲を聴くと当時の思い出が蘇ります。お客さんが2人しかいなかったという苦い思い出も(笑)」
—タイムスリップするとしたら過去と未来、どちらへ行きたい?
「過去かな。未来はまだ楽しみとしてとっておきたいです」
 
《青春時代と共に過ごした曲》
ジターバグ – ELLEGARDEN
「兄の影響でELLEGARDENを聴くようになって、中高生の時に好きだった曲なんですけど、NMB48を卒業するか迷っていた時に助けられた曲でもあるんです。今でも自分にとって特別な曲ですね」
星になれたら – Mr.Children
「思うように結果が出なかったりして悩んでいた時に、こういう時期こそ大切と背中を押してくれた曲です。今の私は花を咲かせる前の水やりをしているような準備期間なんだなと気づかせてくれました」
愛の謳– Every Little Thing
「中学生の時に受けていた、いろんなオーディションで歌っていた曲。NMB48のオーディションでも歌っていた曲なので私の運命を決めた曲です」
—今いちばん学びたいことは?
「世界中でツアーを回ることが夢なので、それに向けて英語を学びたいです」
   
《大人になっても大切な曲》
Funny Bunny – the pillows
「グループに居ながら、ソロ活動もやらせていただけるようになった時によく聴いていました。ソロ活動をするようになってから、音楽の趣味が少し変わった気がします」
—いつかライヴをしたい場所は?
「大好きなELLEGARDENが活動休止前最後にライヴを行った場所でもあり、復活のステージに選んだ新木場STUDIO COAST。自分にとって聖地とも言える場所なので、いつか私もこの場所でライヴをしたいです!」
お気に入りの音楽に出会えると世界中で大人気の音楽ストリーミングサービス「Spotify」。
無料で5,000万曲を聴き放題なフリープランもあるので、まずはアプリをダウンロードして、
いち早く新しい音楽ライフを始めてみよう。

LOOK1

dress¥29,800 by c/meo collective/the wall showroom sunglasses¥27,000 by karen walker

 

LOOK2

coat¥120,000 by anteprima/anteprima japan top¥11,000 by g.v.g.v.

MODEL
SAYAKA YAMAMOTO(SHOWTITLE)

 

PHOTOGRAPHY
SAKI OMI(IO)

STYLING
AI SUGANUMA

HAIR&MAKEUP
REI FUKUOKA(TRON)

TEXT
AKIKO TOMITA

INTERVIEW & EDIT
YURIKA NAGAI

DESIGN
SHOKO FUJIMOTO

WEB DESIGN
AZUSA TSUBOTA

CODING
NATSUKI DOZAKI