アーカイブ

あなたの魅力を分かってくれる人はいるはず
悩む時期は絶対に必要だし無駄ではない

-いちばん影響を受けた映画はありますか?

役者として悶々としていた時に観た、平野勝之監督の『人間らっこ対かっぱ』ですね。マグロの頭を持った人間が、マグロの頭を釣竿みたいに川に落としたら、ダンボールのハリボテで作ったラッコとカッパなどいろいろな生き物がやってきて、セリフはほぼ「ギャー!」だけで戦いだすんですよ(笑)。本当に意味わからないんですけど、なぜか感動して。内容に感動したというより、ダンボールのハリボテでやりきって、しかも面白いと思わせる力ってすごいなって思って、自分も映画を撮るきっかけに後押ししてくれました。どんなにミニマムでもダイナミックにできるんだなって思った部分もあるし、ちょっと悪く言うと、自分でもやれるんじゃないかって思わせてくれた部分でもある(笑)。セリフや説明がなくても伝わるっていうのは感動しましたね。

-企画、宣伝、配給まで自分でされている作品もあると伺いました。全

ての作業を1人でこなすのは大変な作業ではないですか?

そうですね、全部やる大変さはもちろんあるんですけど、ちゃんと自分の目の届くところにある良さもあるかなと思います。自分の希望していない宣伝のされ方もしないし、自分のかけたいと思う映画館でかけることが出来る。ひとつの作品の企画を考えて、DVDになるまでとなるとどんなに短くても3年とかはかかってしまうので大変ですが、もう子供のようなものなんです。

-売れる映画とはどのような映画だと考えていますか?

売れるって言葉も難しいですが、製作費を超えて黒字にするということであれば、今は2極化していて、億規模な映画か1000万円以下の映画化のどちらかが強いと思います。宣伝費をバーンとかけるか、小さいところから始めて口コミで何カ月も上映して広がっていくっていう。だから難しい時期にきちゃっているなと思います。本当はその間がいちばん作りやすいんですよ。政治が入りにくくて、なおかつ自分がいいと思った撮影環境やスタッフ、キャストで作れる。でもそういった映画がなかなか回収できないのは悲しいですね。

-NYLON JAPANの15周年のテーマ「NEW POWER NO BORDER」に共通することはありますか?

これからどんどんそういう時代になっていくと思います。今日本映画がすごく難しい状況にきているなか、海外で作品を作ることや配信コンテンツと共に作品を作っていくことは視野に入れるべきだと思います。1つの場所に拘り続けていてもいいことはあまりないですし、いろんなものを超えていきたいですね。

-では最後にこの企画を読んでいる読者に向けてメッセージをお願いします。

生きていたらいろいろ悩むこともあると思うんですが、悩んでも、上手くいかなくてもそんなあなたのことを見ている人はいるし、そんなあなたの魅力を分かってくれる人はいるので大丈夫です。僕も1回映画を撮るのを諦めて就職しましたけど、結局戻ってきちゃいました。でもその苦しい時期があったからこそ、今の自分があるとも思っています。悩む時期って絶対に必要だし無駄ではないと思うんですよね。

宇賀那健一/Kenichi Ugana

1984年生まれ、東京都出身。青山学院大学経営学部卒。ブレス・チャベス所属の映画監督/脚本家。過去作に『黒い暴動❤』、『サラバ静寂』他。2019年には『魔法少年☆ワイルドバージン』が公開となった。
Instagram @kenichiugana

ILLUSTRATION: MYOKAHARA

INTERVIEW&EDIT: KAHO FUKUDA

DESIGN: AZUSA TSUBOTA

CODING: JUN OKUZAWA

 



普段主人公になれない人達を描き続けたい
そこに対する愛にフォーカスしたいんです

-『転がるビー玉』では女の子達の青春ストーリー、『魔法少年☆ワイルドバージン』ではコメディ調、『サラバ静寂』では音楽が禁止された世界を描いた社会派な内容だったりと幅広いジャンルを手掛けられている印象があります。ストーリー性は全く異なるようにも感じますが、共通しているものはありますか?

共通しているのは、メインストリームに立てない人達を主軸に据えていることだと思います。例えば『黒い暴動❤︎』でいえばガングロギャル、『サラバ静寂』では、音楽が禁止されているのに音楽を求めている人、『魔法少年☆ワイルドバージン』は童貞だし、『転がるビー玉』は上手くいかない女の子達。カリスマ性のある人に焦点を当てるっていうやり方もあると思いますが、僕はそこではなくて普段主人公になれない人達を描き続けたい。そこに対する愛を向けたいという思いはずっとあります。

-そういったアウトサイダーな方々をフォーカスする理由は?

単純にそういう人に興味があるんだと思います。例えばギャルだとしたら、圧倒的に自分が不利な方向に自分で持っていってると思うんですよ。僕が取材していたガングロギャルは爪が長くて缶も開けられなくて、しかもモテるかと言われればモテないし。それでも彼女達はギャルでいたいんですよね。『サラバ静寂』でも、音楽が禁止されているにも関わらずそれを求めてしまうとか。

-2月7日に公開される『転がるビー玉』について伺いたいと思います。制作前にNYLON編集部と対面しましたよね。実際に会ってみて参考にしたことはありますか?

いい意味で結構スポ根だなと思ったんですよね。そもそも毎月締め切りがあるものをやり続けるのって大変じゃないですか。終わってもまたすぐ次が始まって、締め切りに追われて。それを続けるにはやっぱり何かしらの愛がないとできないと思うし、それを強く持っている方々だなと強く感じました。しかも、ファッション誌がやりたいとかじゃなくて、NYLONでやりたいっていう思いが強いじゃないですか。そこがすごくいいなって思いましたね。でも、あまり編集部に焦点を当てすぎてしまうと編集部の話になっちゃうので、そこは上手くバランスを取ろうと意識していました。NYLONの映画だからNYLON編集部をがっつり写すとなると本当にプロモーション映画になってしまうので、そうはしたくないなと。

-作品に反映された具体的なエピソードはありますか?

昨年の4月に行われた15周年パーティに行った時、シャンパンタワーをやっていた時が結構カオスで、みんなシャンパンをもらいに行くけど酔っ払っているし、来る人と出る人が一気に集まるからグラスがそこら中でパリンパリン割れていて(笑)。その時にすれ違いざまにいた子が「1日で何個シャンパングラスが割れるんだろうね」と言っていて、なんか切なくていいなって思ったのでそのまま使ったりしました。

-今作はどういう思いで制作されましたか?

今の渋谷と、そこに生きる夢を追う若者達の映画を作りたいなと思い作りました。高校の時からずっと渋谷に遊びに来ていたし、大学が青山学院大学なのでより来る回数は増えて、今は渋谷でVANDALISMっていう会社もやっているし、僕のなかで渋谷への想いはどんどん増えているんです。でも映画館「シネマライズ」とか、ライヴハウス「屋根裏」とか、古着屋「ゴーゲッター」とか、僕が高校生だった頃に渋谷のカルチャーの発信地だった場所が、今全部なくなっちゃってるんですよね。しかも、渋谷の再開発はどんどん進んでいって、おそらく今ある風景もすぐに変わってしまうんだろうなって思ったんですよ。だからこそ、どうしても変化する渋谷と、そんななかで変化出来ずに焦っている若者達を撮らなければならないと思いました。

-プロデューサーとしてNYLON編集長の戸川を迎えた理由は?

渋谷のストリートから発生したカルチャー感がある映画を撮りたいと思って、ではどこと一緒にやるのがいちばんいいんだろうって考えた時に、僕が浮かんだのがNYLONだったんです。NYLONに出てくる女の子達ってちゃんとストリートマインドのある子達な気がしていて。自分ら発信して、何かを表現しようとしてくる子達がすごく多いし、独自の美学みたいなものを持っているし、なおかつNYLON編集部も渋谷にあるし、っていうことで企画を持っていったんです。

-もともと監督から持ち寄った企画だったんですね。映画制作にあたり最初はどういうところから話が進んでいったのでしょうか?

いちばん最初はやっぱり渋谷に住む女の子達の話にしたいというところから。NYLONの映画となるとファッション映画だと思われてしまいますが、そうではなく、派手ではないけれどしっかりと登場人物の葛藤を描いた映画にしたいっていうのはずっと話していました。それで、「じゃあ今の子達ってどういう子達だろう」っていうところを詰めていく作業をしていきましたね。

-そういった女の子像はリサーチされたり、どこかにインスピレーション源があったんですか?

そうですね、たまに演技のワークショップをやっているんですよ。そこに来てくれるのが20代前半〜半ばくらいの男女がメインなのですが、その人達が一生懸命夢を目指す姿がすごく美しいなと思っていて。上手くいかないことのほうが多いけれど、そうやって悩んでいるからこその魅力を強く感じていて。もともと僕が俳優部なので普通の監督よりも俳優部の気持ちがわかるし、距離が近いからよく飲みに行ったりもするし、っていうなかで、彼らの悩んでいる姿の美しさ、夢を追いかけることの美しさをとにかく映画にしたいと思っていました。だから、リサーチというより彼らが言っていた言葉がすごく入っているかもしれないです。1人がモデルではなくて本当に何百人っていう人数ですが。例えば「お前カメラ向けられると作るじゃん、あれ面白くないんだよね」っていうセリフとか、「あんた憧れでやってるんでしょ。死ぬ気じゃないなら辞めたら?」っていうセリフは実際にとある人が言ったセリフを基に書きました。

-映画内の印象深いセリフは実話から生まれていたんですね。

はい。自分にとってはすごくキツいこととか、言われたくないことってあるじゃないですか。そういうことって実はいっぱいあると思っていて、そういうささやかな傷を負いながらそれでも夢を追いかける女の子達を描きたいなと思ったんですよ。それに対して何も言ってあげられないけど、わかっている人はいるんだよって伝えたかったんです。だから彼女らの悩んでいる姿をただひたすらに映し続けようと思いました。あなたは上手くいっているから大丈夫、なんて綺麗事は言えないけど、悩んでいるあなたの魅力を分かってくれる人は絶対にいるから大丈夫だよって作品で言いたかったんです。

宇賀那健一/Kenichi Ugana

1984年生まれ、東京都出身。青山学院大学経営学部卒。ブレス・チャベス所属の映画監督/脚本家。過去作に『黒い暴動❤』、『サラバ静寂』他。2019年には『魔法少年☆ワイルドバージン』が公開となった。
Instagram @kenichiugana

ILLUSTRATION: MYOKAHARA

INTERVIEW&EDIT: KAHO FUKUDA

DESIGN: AZUSA TSUBOTA

CODING: JUN OKUZAWA

 



『転がるビー玉』っていう曲を作るまでの話
恵梨香の曲が作られていくと共に進んでいく

-今回、若手俳優の方々が多かったり、公開オーディションでメインキャストの萩原みのりさんが決まったりしていましたが、どういったキャスティングでこのメンバーを選ばれたんですか?

メインになる3人は、それぞれの持つ芝居のテイストのバランスはすごく考えましたね。たぶん吉川愛さん(以下吉川さん)も今泉佑唯さん(以下今泉さん)も萩原みのりさん(以下萩原さん)も芝居に対する考え方って全然違っていて、だからアプローチも違っているし、それが逆に上手く噛み合っていていいものが生まれたんじゃないかと思っています。

-撮影現場の雰囲気はどうでしたか?

最初は3人とも人見知りだったのでめちゃくちゃ心配だったんですよ(笑)。NYLONで発表する撮影があったじゃないですか。あの時、3人ほぼ話していなくて、「うわ、これはやばいな」って思っていたんですけど(笑)。現場が始まったらすごく和気あいあいとしていて、実際に仲良くなってくれたので順調に進んでいきましたね。

-今作では印象的なシーンが多く見られました。例えば今泉さん演じる恵梨香が神尾楓珠さん演じる祐也に寝ている時に見た夢の話をするシーンとか。

これも僕の知り合いが実際に言っていた話なんですけど、彼氏と住みだしてから夢を見るようになったって言っていて。それまでにも夢は見ていたと思うけど、「夢を見ても誰かに言わないと忘れちゃうから、今まで夢を見ていないと思ってた」って話をしていて、それが恵梨香の「私たぶんいつか夢を見なくなっちゃうと思うんです」っていうセリフになったんです。いつかは家を出ていかなきゃならないことの悲しさをそういったセリフで表現できたらいいなと思いました。

-今作を撮影しているなかで考え方や捉え方が変わったことはありましたが?

制作前から毎日渋谷にいたので風景を流して見ていたけど、意識して見るようになりましたね。『転がるビー玉』では工事中の場所を映したかったんです。公開時期にはなくなってしまう、もしくは風景が変わっている場所を一生懸命探していて。だから、恵梨香が歌っているところは今工事中ですけど、たぶんこの半年でもっとできていると思うんですよ。あと、サラリーマン役の山中崇さんのシーンだと、まだ渋谷スクランブルスクエアができていないし、改装中の渋谷PARCOがチラッと映ったり。そういう工事中の場所をずっと探していました。

-萩原さんが演じる瑞穂は恋愛で悩む役柄ですよね。他の2人は自分の夢を追って悩んでいるけど、彼女だけ恋愛に悩んでいるのは印象的でした。

全員がそれぞれの夢を追うのはちょっと違うなって思ったんです。それこそ本当にスポ根系の話になってしまうから、そうじゃない悩みを抱えている人がいいなと思っていました。そもそもNYLON編集部って結構特殊じゃないですか。編集部内での悩みを抱えるとなると、その状況を説明するのにすごく時間がかかっちゃうんですよ。校了がどうとか、その説明だけで10〜15分くらい取られちゃう気がするし、そうなるとおのずと悪役を出さなきゃいけなくなる。それだけの話ならいいんですけど、3人の話だからそこに焦点を当てるとかなりボリュームが出てきてしまうので、彼女は恋愛で悩む役にしようって思いました。

-今作のインスパイア元ってあるんでしょうか?

『ワン・プラス・ワン』っていうジャン=リュック・ゴダール監督の映画で、ザ・ローリング・ストーンズが『悪魔を憐れむ歌』っていう曲を作るまでのドキュメンタリー映画なんですけど、今回は『転がるビー玉』っていう曲を作るまでの話なんですよ。なかなか曲ができない恵梨香が、何か1歩だけ踏み込んで曲を作って住む家から去っていく。ひと言でいえばたぶんそういう映画。それを活かしたいなと思っていたので、あえて前半の劇伴は少なくして、恵梨香の曲が作られていくと共に映画が進んでいくようになればいいなと思っていました。

-エンディングにも何かこだわりはあったんですか?

多分、他の監督よりもエンディングに向けてのこだわりがすごく強いんです。『黒い暴動❤︎』もエンディングで泣いたっていう人が結構多いし、『サラバ静寂』もそうなんですけど、最後どう見せてなおかつ音楽とどう絡めるかっていうのはずっと意識していました。ボブ・ディランの『Like A Rolling Stone』、あれば“転がる石ころ”ですけど、それを今の渋谷の女の子達に当てはめるとなんだろうって思って『転がるビー玉』にしたんですが、それが最後にかかってまとめる構成にしたいなと思ったんです。

-ビー玉を題材にするのは珍しいと思いました。もとはボブ・ディランの曲から広がっていったんですね。

宝石になりたいけど宝石にはなれない。中途半端な位置にいる女の子をどういう言葉であらわそうかなって思った時に、ビー玉がいいかなと思ったんです。それと同時に、僕が渋谷で物件を探している時に1年で取り壊されてしまうマンションがあったんです。めちゃくちゃ安くて広いんだけど、床がビー玉が転がるくらいすごい傾いているし、周りはずっと再開発で工事の音がしていたんです。そういう場所に住んでいて工事の音を聞きながら焦っている子達の話だったらどうかなというのも「ビー玉」にした理由の1つでした。そういった環境に住む女の子の話にしたかったので周りの工事の音などの仕上げは拘りました。きっと周りのビルはどんどんなくなっていって、自分らのビルもあと数カ月でなくなるってわかっているけど気づかないフリをして住んでいる女の子達というのは重要だと思ったので。

宇賀那健一/Kenichi Ugana

1984年生まれ、東京都出身。青山学院大学経営学部卒。ブレス・チャベス所属の映画監督/脚本家。過去作に『黒い暴動❤』、『サラバ静寂』他。2019年には『魔法少年☆ワイルドバージン』が公開となった。
Instagram @kenichiugana

ILLUSTRATION: MYOKAHARA

INTERVIEW&EDIT: KAHO FUKUDA

DESIGN: AZUSA TSUBOTA

CODING: JUN OKUZAWA

 



TOKYO SPOT TIPS #テストページ

週末にトライしたい3ステップHOW TOをレクチャーする連載『WEEKEND TIPS』。今回は、--------------。

---------------------。
店情報---------------------。

---------------------。
店情報---------------------。

---------------------。
店情報---------------------。



STAFF
MODEL: 〇〇
PHOTOGRAPHY: 〇〇
EDIT: MARIKO TANAKA
DESIGN: AZUSA TSUBOTA
CODING: JUN OKUZAWA



1年の想いを込めて♡
令和最初のバレンタインを彩るスペシャルギフトをお届け!

もうすぐやってくるバレンタイン♡
想いを伝える一大イベントだからこそギフト選びが重要に。

NYLON.JPでは、令和最初のバレンタイン彩るギフト情報をご紹介。
本命、友達、自分用をカテゴリ別にセレクトしたよ。
プレゼントする相手に合わせてチェック!




ドレス¥79,000(エム ミッソーニ/三喜商事)、ネックレス¥21,800、ピアス¥43,600、リング¥43,600(スワロフスキー・ジュエリー/スワロフスキー・ジャパン(カスタマーサービス))

INFO
三喜商事 03-3470-8235/MISSONI部
スワロフスキー・ジャパン(カスタマーサービス) 0120-10-8700

MODEL: MAYBEN(BE NATURAL)
PHOTOGRAPHY: MIE NISHIGORI(CAELUM)
HAIR&MAKEUP: MAYUKO ASADA
EDIT: MARIKO TANAKA/SATOMI KANNO
DESIGN : MARIKO TANAKA
CORDING: JUN OKUZAWA



今月のTIGBは、ちょっとイメチェンしたい日に実践できるメンズヘアを公開中。
ラストに登場するのは、仮面ライダージオウで主演を務め、
ネクストブレイク俳優として注目を集める、奥野壮。
ゆるウェーブとツヤ感でパンクなエッセンス漂うウルフヘアに変身した彼に注目♡
1.ヘアムースを全体に馴染ませ整えてから、両側の毛をブラシで持ち上げるようにしてブロードライ。
2.前髪も根元から持ち上げるようにして同様にブロードライ。
3.髪の流れに沿ってツヤ感とセット力のあるハードタイプのポマードを付ける。ドライヤーで熱を当てながらハードタイプのスプレーで固めて髪型をキープ。

奥野 壮

2000年8月21日生まれ。大阪府出身。
2017年「第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」フォトジェニック賞/明色美顔ボーイ賞をW受賞。 2018年7月に「男劇団 青山表参道X」加入。 2018年9月からはEX「仮面ライダージオウ」で主演を務め、注目を集める。 待機作に映画「私がモテてどうすんだ」(7月10日公開予定)がある。

Instagram:@so_okuno_official

ジャケット¥64,000、トップス¥15,000(共にLITTLEBIG/リトルビッグ)、パンツ¥22,000(Andersson Bell/ヘムト ピーアール)、イヤカフ¥14,000、ネックレスとして使用したウォレットチェーン¥51,000、リング¥16,000(全てJAM HOME MADE/ジャムホームメイド 東京店)、サングラス¥21,000(Ray-Ban/ルックスオルティカジャパン カスタマーサービス)、シューズ¥23,000(Clarks Originals/クラークスジャパン)

SHOP LIST
クラークスジャパン 03-5411-3055
ジャムホームメイド 東京店 03-3478-7113
ヘムト ピーアール 03-6721-088
リトルビッグ 03-6427-6875
ルックスオルティカジャパン カスタマーサービス 03-3514-2950
MODEL: SO OKUNO(OSCAR)
PHOTOGRAPHY&VIDEO: TOSH SHINTANI
STYLING: MIKI SHIMIZU
HAIR: MIHO EMORI(KIKI INC.)
MAKEUP: KANAKO
TEXT: YUKA SAKAMOTO
EDIT: YURIKA NAGAI, KAHO FUKUDA
DESIGN: AZUSA TSUBOTA
CODING: JUN OKUZAWA


見た目も可愛い相棒♡

 はじめまして、セックストイからランジェリーまで取り扱う専門店WILDONEのPR泉です。世の中にはセックストイが色々ありすぎて、何が何だかわからないという方がたくさんいらっしゃいます。そこで、私の連載ではグッズとその使い方をエピソードも交えながらご紹介してみようと思います。

 前回は“コンドーム”について書かせて頂きましが今回は“バイブ”についてです。

 私が初めてバイブを自分で買ってみようと、L.AのSEXTOYのお店に行った時のお話です。

 ハリウッドのSUNSET通りにあるコスチューム、ランジェリー等を取り扱うショップがあって。出張の際にはHなランジェリーを買い物に行く度SEXTOYも置いてあるなぁと思ってたんですが。

 出張の夜は暇だし、ホテルの広々したベッドってなーんかムラっとしてきちゃう。そんな時にふとそうだあの店!と思い出したので。夜の街に車を走らせて、いざショッピングへ。

 お店に入っていざSEXTOYコーナーに並んだバイブを見ると、どれを買うかめっちゃ迷う。せっかく買うなら持って帰りたいし…となると万が一、手荷物検査で引っかかってもそんな恥ずかしくないデザインがいいなど、売り場をウロウロ…迷う事15分ほど。

 ようやくコレって決めたのを、勇気を出してレジに持って行くと、店員のお姉さんが作動確認いたしますか?と聞いてくれてその場で作動確認までしてくれたのが印象的でした(親切!)。

 その時に選んだバイブは小ぶりでシンプルなデザインのものでした。いざホテルに持って帰って使うと、すっごいこれが気持ちよくて日本に持って帰ってからも何度も使いました。

 現在、自分がワイルドワンで働き始めて思う事。SEXTOYショップで働いてると、仕事中に、もはやグッズに対してのエロさは感じません。商材がSEXTOYなだけで、通常の接客販売と同じ気持ちです。

 なので、恥ずかしがる必要はありません。コンビニのレジにポテチを持って行くくらいの感覚でお買い物して頂けると嬉しいです。

 今日のおススメはこの時に買ったバイブと似たタイプのグッズ、エクスティック。 シンプルな見た目で、お値段もリーズナブルなのが嬉しい。さらに快感のポイントをしっかり押さえてる優れもの。質感は、なめらかなので挿れやすい電池式で操作もボタンを押すだけ簡単!音も静か目なので隣のお部屋とかあまり気にせず楽しめます。Gスポットにフィットする先端と、クリに当たる部分の両方にモーターが入っていて振動します。まずは何か1個バイブを買ってみようかなと迷ってる初心者さんにおススメですよ。

エクスティック

挿入&Gスポット&クリトリスのトリプル刺激!

1,584 円(税込)

アダルトショップWILD ONE
PR 泉さん

20代で結婚~泥沼の離婚裁判~出産
赤子を抱えて渡米し、思い付きでブティックを開業。海外と日本を行き来するバイヤー生活&ブティック経営のきらきらライフを送ると思いきや、大手プチプラブランドにすっかり負けて閉店。その後、たまたま見た求人の「アダルト」の文字に妙にときめいて、ワイルドワンの門を叩く。もっと西海岸のようにアダルトグッズをカジュアルにオシャレに発信出来たら素敵かも!とバイブバーワイルドワン広報に就任。
www.wildone.co.jp/

STAFF

EDIT:NAOMI TAHARA

EDIT:YURIKA NAGAI

DESIGN:AZUSA TSUBOTA

CODING:JUN OKUZAWA



永瀬正敏、映画に懸ける想い

私達が憧れて止まない映画界のレジェンドと言うべき俳優、永瀬正敏。
主演を務めた最新映画『ファンシー』から紐解く映画への想い、
そして永瀬正敏が考える男らしさについてなど、スペシャルインタビューが実現。

ずるさ、欲望、そしてしたたかな強さ。それらを幻想と現実のあわいで描き切る映画『ファンシー』の主演、永瀬正敏にインタビュー。10代から映画の世界に入り、今も変わらない思いを持ち続ける彼に、映画のこと、大人の条件、そして未来を生きる上で大切な考え方を聞いた。

ー『ファンシー』、とにかく面白かったです。

本当ですか? 監督が泣いて喜びますよ。

ー廣田正興監督とは『私立探偵濱マイク』(1990年代〜2000年初頭に伝説的な人気を誇った映画とTVドラマのシリーズ)の時からご縁があったそうですね。

廣田監督は、テレビ版の濱マイクのメイキングでカメラを回していたんですけど、ある日「いつかは監督になりたい」って話しながら『ファンシー』の原作を見せてくれたんです。「僕が商業映画デビューする時は『ファンシー』をどうしてもやりたいので、出ていただけませんか?」って言われて、軽くいいよって返しちゃったんだけど(笑)、今回約束を果たせてよかった良かったなって思います。

ー約束を大事にされているんですね。

よくあるじゃないですか。「またぜひ」とか「いつかやりましょう」っていう口約束。果たされないまま終わるのがほとんどですよね。僕はそうなりたくない。やるよって言ったらちゃんとやるという、シンプルなことです。

ー廣田監督の執念も凄まじいと思います。

“監督が諦めなかったことは、本当にすごいですよね。出会ったのは16,7年前。これだけ長い時間をかけて形にするのは、言葉にするのは簡単でも、なかなかできることじゃない。大体諦めちゃうものですよ。違う方向への誘惑もあったはずだし。

ー映画の宣伝には「三角関係」というキーワードが挙げられていますが、この映画の内容って説明しづらいと思いました。

宣伝部さん泣かせですね(笑)。

ー永瀬さんだったら、どのように伝えますか?

僕は説明はしませんね。どう受け取ってもらってもいいと思います。バイオレンスなのか、ラヴストーリーなのか、奇妙な話なのか、ファンタジーなのか。どう観てもらってもいい。自由に解釈してほしいですね。ただ、お子さんは大人になってから(笑)。

ー過激なシーンも多いですもんね。永瀬さんの演じる鷹巣という人物は、どこか濱マイクと重なるように感じましたが、そういった意図はありましたか?

僕は意識していません。ただ、監督が濱マイクの世界観に影響を受けたということは多少あるかもしれませんね。僕達が『傷だらけの天使』だったりだとか『探偵物語』を見て心酔したように。他にもATG系の作品とか東映のヤクザ物の世界とか。

ー今回、お芝居をされる上で永瀬さんはどのような心構えでしたか?

今回は身を委ねようと思いましたね。せっかく監督にとっての最初の長編映画ですから、彼が作りたいように、納得できるように、監督の好きなように料理してもらおうと。あとは、山本直樹さんの原作漫画にある、引きの美学、引きのエロスを表現したいとは思っていました。原作の線描が孕む、瞬きするうちにふっと消えちゃうような儚さを映画としてどこまで出せるか。そういった意識はありました。

ー鷹巣は、郵便局と彫師という二足のわらじを履いていますよね。人の二面性を感じるというか、裏と表を行き来するような感覚もありました。

すべてひっくるめてひとつのものなんだと思います。郵便局員と彫師、それぞれに葛藤を抱えながらも、嫌がるわけではなくやっているという感覚でした。映画を観て感じることは全て正解なので、そう見て取っていただけたことは嬉しいです。

ーご自身で出演作を観ることってあるのでしょうか?

“映画が完成して出演者やスタッフが観るための初号試写会というものがあるんですけれど、それにはほぼ行かないですね。自分の粗ばかり探しちゃうんですよ。客観的に観られなくて。だから終わってから「素晴らしかったですよ!」と言っていただいても、「嘘つけ!」とか思ってしまう。自分の芝居にはまだ酔えないって言うのかな。もちろん共演している他の人達のことはすごいなって思えるんですけれど。あとでこっそり観ます(笑)。

ーいちばんの喜びはどんな時に実感されるのでしょうか?

観ていただいて、何かが心に引っかかった時です。映画は心に残るものであってほしいですね。まず劇場に座ってもらえたことがうれしい。大絶賛だけじゃなくて、ネガティヴな感想でもいいんです。何よりスルーされちゃうのいちばんつらいんですよ。全員精一杯のことをやり尽くして、後は観ていただいた方のモノ。「ご自由にお願いします」です。

ーお客さんの心に残った、というのは、具体的にどんな瞬間に感じますか?

劇場で舞台挨拶の時の皆さんの姿だったり、風の噂で聞いたり、直接や、お手紙をいただいたり、友達が言ってくれたりですね。ストレートな友達ばかりなので、面白かったらそう言ってくれるし、逆に「永ちゃん今回ダメだったよ」って言ってくれたりもするので。そういう感想もためになりますね。

shirt¥168,000 t-shirt¥24,000 pants¥68,000 boots¥72,000 all by yohji yamamoto

ー映画を通して、直接会って会話するよりはるかに親密な関わりをすることってありますよね。永瀬さん自身の映画に対する思いを教えてください。

まさにそれが映画の価値ですよね。僕はずっと、映画を信じているんですよ。デビューしてからすぐ2作映画に出演したんですけど、その後5年間くらい出られなかった時期があったんです。その期間はお金も全然なくて、時間だけがあった。だから、ずっと二番館とかで映画を観ていました。昔は階段に座って観させてくれたり、1日中いられる映画館も多かった。ヴェンダースだったりジム・ジャームッシュだったり、ミニシアター系の英雄みたいな人がちょうど日本で紹介されたりして、とにかくたくさん観ていました。

ー何歳くらいの頃ですか?

10代ですね。当時、ある女優さんから「『Stranger Than Paradise』っていうジム・ジャームッシュの映画、永瀬君は絶対好きだから観に行ってごらん」って言っていただいて、何の予備知識もなく観に行って、衝撃を受けました。

ーそこから30年以上の時間が経って、たくさんの映画に出演されていますが、当時感じた映画に対する思いに変化はありますか?

映画を信じる気持ちは全く変わっていません。裏切られたことがないんですよ。出るほうでも、観るほうでも。僕は一貫性がないし、優柔不断だと思っているけれど、映画への思いだけは変わらない。映画にずっと助けられていますね。少し、昔の話をしてもいいですか?

ーはい。もちろんです。

僕を役者として導いてくれたのは、相米慎二っていうおかしな監督で、デビュー作『ションベン・ライダー』の体験があまりにも強烈だったんです。相米監督からは1回もOKをもらえなくて、OKのかわりに「まあ、そんなもんだろう」って言われていたし、いつの間にかプラカードを作ってきて、表が△で後ろが×と描かれていました。決して○はもらえなかったんです。それだけやられても僕は相米監督のことが好きで、いつか相米さんがカットをかける時に思わず「OK!」て言ってしまうような役者になるという目標をずっと持っていました。相米さんは先に天国に行ってしまったので、永遠にその目標は達成できなくて、ずるいなって思ってるんですけれど、その目標は今も変わりません。

ーその満たされなさが、何かを突き詰める上ではすごく重要なことなのかもしれません。

そんなにかっこいいものでもないんですけどね。自信がないだけで。やってる時は150%ぐらい出してると思うんですけれど、きっと死ぬまで満足はできないと思います。

ー今のお話は、「泥船に乗っていてもお前の人生の時間は自分のものだから、どうにでもできる」という作中のセリフと繋がるような気がします。

常に自分の時間を全うしたほうがいい、と思いますよ。僕の若い頃から時代は変わって、今の若い俳優やクリエイターには選択肢がいっぱいある。全部やったらいいと思うし、やらない後悔よりやって後悔したほうがいい。昔は役者がレコードを出すと叩かれたし、ミュージシャンが映画に出ると批判された。洋服の世界でも、パターンを引けてこそデザイナー、みたいな風潮があって、好きな柄をプリントして売ったら最初はバカにされたりして。今はもっと自由でいいという社会のムードになりつつあるし、僕自身はずっとそう思っています。ただいろんなことをやればいい、というわけでもないですけどね。役者1本、写真1本の人もいていいし、伝統芸能や工芸品のように、ひとつの文化を極める姿勢にも憧れます。自分が選んだ時間を生きるっていうのは、かっこいいですよね。

ー永瀬さんが思うかっこいい大人の男性の条件について、教えてください。

僕を役者として導いてくれたのは、相米慎二っていうおかしな監督で、デビュー作『ションベン・ライダー』の体験があま上手じゃないことですね。器用じゃなくても、ぶつかりながら、懸命に進む人のほうが魅力的だと思います。中学生時代からずっと好きなロックの神様、イギー・ポップやジョー・ストラマーに会って話したんですけど、彼らは本当にいい人で、決して上手にやろうとしないんです。僕みたいな東アジアの知らない国から来た役者に、イギーは「困ったことがあったらいつでも連絡して」って電話番号をくれたり、「それ良い革ジャンだね」って褒めてくれたり。ジョー・ストラマーは「昔は電車に乗ってたら目が合った人に挨拶してたけど、今は目をそらす人が多くて寂しい」というようなことを言っていて。労働者階級から出てきて音楽を作っている人達だから、目線が優しいんですよね。

ー永瀬さんがロックの神様に憧れたように永瀬さんに憧れる人も多いと思いますが、逆に若い俳優で注目している人はいますか?

いっぱいいますよ。きっと書ききれないですよ(笑)。共演した人達はもちろんですし。最近お父さん役が多くて、映画のなかで架空の家族が増えて、子供がいっぱいできた感覚です。その子達もみんな特別です。1回血が繋がっているというか……血が繋がってなくても家族にはなれたというか。僕には実際の子供はいないけど、未だに欲しいしあきらめてはいないです。募集中ですね(笑)。あと僕は幼い時に弟を亡くしてるから、お兄ちゃん! とか言われるのも弱いですね。何でも買ってやる! みたいな気になる(笑)。

ーお兄ちゃん! って呼びたい方、たくさんいると思います。

呼ばれすぎると、なんでも買いすぎて危ないので、止めてもらわないと(笑)。

ー最後に今回のNYLONの「NEW POWER NO BORDER」というテーマについて感じることを教えていただきたいです。

自分で勝手に壁の高さを上げないほうがいいと思います。俳優という職業でいうと、海外でお芝居させていただく中で、言語や環境の違いはあっても、つくることの根本は一緒だと知りました。僕がデビューした若い頃はフランス映画やアメリカ映画は別格だなと思っていたんだけど、今は日本の役者、女優さんは世界一だと思っています。準備期間や予算が少なくても、一流の仕事をやっている。ハリウッドの役者さんが1年2年かけて役を作っていくところを、日本では下手すると3日でやったりするんです。制作に携わる人達もすべて含めて、僕は胸を張っていいと思う。だから、自らを下に見るんじゃなくて、胸を張って世界へ行っていいと思います。軽やかにいてほしいですね。

永瀬正敏/Masatoshi Nagase

1966年7月15日生まれ、宮崎県出身。1983年の映画『ションベン・ライダー』で俳優デビュー。これまで国内外の映画に100本以上に出演し、1991年には映画『息子』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞するほか、数々の賞を受賞している。2015年『あん』2016年『パターソン』2017年『光』ではカンヌ国際映画祭に3年連続で公式選出された初の日本人俳優に。平成29年度芸術選奨・文部科学大臣賞受賞。現在朝日新聞デジタル&TRAVELで写真連載中。
masatoshi_nagase_official

Information.

漫画家山本直樹の短編作品『ファンシー』の実写映画の主演を、永瀬正敏が務める。永瀬が演じる彫師であり昼は郵便配達員もこなす謎多き男と、窪田正孝が演じる恋多き詩人、そして小西桜子が演じる詩人のファンの女性を巡って巻き起こる奇妙な三角関係を描く。2020年2月7日(金) テアトル新宿ほか全国順次公開。

Ⓒ2019「ファンシー」製作委員会
原作:山本直樹 監督:廣田正興

ハッシュタグ #MASATOSHINAGASE_NYLON をつけて、今回のページの感想をツイートしてくれた方のなかから抽選で3名様にサイン入りチェキをプレゼント!

※当選者にはTwitterダイレクトメッセージにてご連絡し、お送り先などを伺います。
※応募期間 2020年01月28日~02月25日

STAFF

MODEL: MASATOSHI NAGASE(ROCKET PUNCH)
PHOTOGRAPHY: GENKI ITO(SYMPHONIC)
STYLING: YASUHIRO WATANABE(W)
HAIR&MAKEUP: KATSUHIKO YUHMI(THYMON INC.)
EDIT: SHOKO YAMAMOTO
INTERVIEW: TAIYO NAGASHIMA
DESIGN: AKIKO MIYASAKA
CORDING JUN OKUZAWA



YSLの新作リップでスター級の輝きを

モデルとして、ファッションアイコンとして、若い世代から絶大な支持を集めているミチ。
そんな夜空の星のように輝く彼女の秘密は、YSLのROUGE VOLUPTÉ ROCK’N SHINE
フォトジェニックなヴィジュアル、とろけるテクスチャー、植物由来の繊細なグリッターで、
潤いときらめきのある唇へ導いてくれるこのリップスティックを手に入れれば、あなたもスター♡

カカオブラウンの唇で誰よりも存在感を放つ

限りなく存在感を放ち、あなたの魅力を存分に引き出してくれるのはカカオブラウンのN゜2。ゴールドのアイシャドウと組み合わせてよりゴージャス感を演出して。

rouge volupté rock’n shine n゜2 ¥4,300
*on sale from 2/5 by yves saint laurent

レッドバーガンディでヒロインの唇を手にいれる

きっと誰しもが一度は憧れるレッドバーガンディのN゜12。手に入れた途端に美しい発色と極上のツヤがあなたの口もとを映画のヒロインみたいに演出してくれる。

rouge volupté rock’n shine n゜12 ¥4,300*on sale from 2/5 by yves saint laurent

ときめき溢れ出すダスティローズ

スタイリッシュな顔立ちになりたいのなら、ニュアンスのあるダスティローズをぜひ楽しんでほしい。ダークなアイシャドウによく映えるリップメイクで旬顔にアップデート。

rouge volupté rock’n shine n゜10 ¥4,300*on sale from 2/5 by yves saint laurent

簡単に周りを翻弄させる
ミルキーベージュ

そろそろヌーディでセクシーなリップに挑戦してみない? トレンドのミルキーカラーが、媚びないけれど簡単に色気のある顔に変身させてくれる。

rouge volupté rock’n shine n゜1 ¥4,300*limited color*on sale from 2/5 by yves saint laurent

パンクなシルバーと
キャンディピンクが絶妙マッチ

星型にグリッターをたっぷり練り込んだ数量限定のN°14は可愛いだけじゃない、インディペンデントなマインドを持った女性によく似合う。他のリップの上から重ねづけするのもgood。

rouge volupté rock’n shine n゜14*limited color ¥4,300*on sale from 2/5 by yves saint laurent

思わず振り向いてしまう、
ベイビーなコーラルピンク

上品につやめくN゜3のコーラルピンク。幼い少女のような可憐な印象になれるこのカラーは、ずるいくらい可愛い。どうしたってこの唇に引き寄せられてしまうはず。

rouge rouge volupté rock’n shine n゜3 ¥4,300*on sale from 2/5 by yves saint laurent

ミチ/MICHI

@mi0306chi

1998年生まれ。フォロワー総数100万人超の今最も注目のファッションアイコン。
台湾×日本のハーフで日本語・北京語を話すバイリンガルモデルとして弟「よしあき」と共に 「よしミチ」姉弟の愛称で人気を集める。shibuya109lab.が発表した2019年流行ったヒトランキング 1位、WWDが発表した好きなインフルエンサーランキング2位、マイナビが発表した今年流行ったヒト 9位など様々なトレンドランキングにランクイン。

INFO
Yves Saint Laurent Beauté
0120-526-333
www.yslb.jp
STAFF
MODEL: MICHI(TWIN PLANET)
PHOTOGRAPHY: SHOTARO YAMAGOE
STYLING: MIKI SHIMIZU
HAIR; HORI(BE NATURAL)
MAKEUP: RIKA MATSUI(A.K.A.)
EDIT: MAYA MIYASAKA
DESIGN: MIZUKI AMANO
CODING: JUN OKUZAWA