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Elegant Feeling
トラックジャケットの着こなしは、空気を孕んだようにルーズに。インのレイヤード、フレアパンツから覗く鮮やかなシューズ。
優雅に揺れ動くスタイリングが、アグレッシヴな彼女のダンススタイルにマッチ。
トラックトップ ¥10,000、Tシャツ ¥4,500、スニーカー「TIGER CORSAIR®」 ¥10,000(すべてOnitsukaTiger)、
腰に巻いたシャツ¥12,000(OnitsukaTiger × ANDREA POMPILIO/すべてアシックスジャパンお客様相談室)、
その他スタイリスト私物
Showy Feeling
象徴的なラインが目を引くロングTシャツは、ミニマルなショートパンツに少しインして。
レディな網タイツ、大ぶりのピアスが、クラシカルなトリコロールシューズを引き立ててくれる。
ロングスリーブTシャツ ¥6,000、スニーカー「TIGER CORSAIR®」 ¥10,000(ともにOnitsukaTiger/アシックスジャパンお客様相談室)、
その他スタイリスト私物
Colorful Feeling
スリムなデニムパンツとラインTシャツのストリートコーデにも、ヴィヴィッドなベルトやインナーでアグレッシブさを加えるのが彼女の流儀。
フロアに映えるホワイト×イエローのシューズで仕上げて。
Tシャツ ¥5,800(OnitsukaTiger)、デニムパンツ ¥13,000、スニーカー「MNR AP」 ¥16,000
(ともにOnitsukaTiger × ANDREA POMPILIO/すべてアシックスジャパンお客様相談室)
※その他はスタイリスト私物
SHOP LIST
WEB MAGAZINE
onitsukatigermagazine.com
ONLINE SHOP
onitsukatigermagazine.com/store
INFO
アシックスジャパンお客様相談室
0120-068-806

MODEL
KAI、RYOGA、TAKUYA、YUKI、YUSUKE
(BULLETTRAIN/STARDUST)

BAMBI、AMI(SHOWTITLE)、AMAMI



PHOTOGRAPHY
TOSHIAKI KITAOKA

STYLING
HANAE SATO(DRAGON FRUIT)

HAIR
MIHO MASHINO(NICORASHKA)

MAKEUP
SHINO ARIIZUMI(Y’SC)

VIDEO
MASATO KUNIHIRO 、KAORU NISHIGAKI

VIDEO EDIT
KAORU NISHIGAKI

GAFFER
KOYA YAMASHIRO

MUSIC
YO-AN

ANIMATION
FUYUKO MANOME、TAIGA HIRABAYASHI

DESIGN
AZUSA TSUBOTA、NATSUKI DOZAKI

TEXT
SHO IKOMA

EDIT
SAKI YAMADA、KAHO FUKUDA

PRODUCE
YURIKA NAGAI



予定通りに動くのは好きじゃない。でも、週末だけは、いつもの仲間で集まって、
1週間の出来事をリセットするかの如くアクティヴでパワフルなひとときを楽しみたい。
とびきりファッショナブルに着飾ってハングアウトするのが気分。

  そんなHipなボーイズ&ガールズのマインドをドレスアップしてくれる、オニツカタイガーのAWコレクション。
洗練されたクリエイションで世界中のファッショニスタを魅了するデザイナー、アンドレア・ポンピリオを迎え、
トラッドやプレッピーのエッセンスとストリートの自由で大胆なスタイリングがMIXしたラインアップで登場!
なかでも、レッド、ホワイト、ブルーのレトロなカラーリングが目を引く、
70s当時の陸上競技ウエアを今のトレンドにリデザインした『Track Top Pack』シリーズに注目して。

  その名のとおり、スピードでスターへと駆け上るメインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」と、
シーンにその名を轟かせる実力派ガールダンサー Bambi Naka、ami、Amamiの3人。

  待ちに待ったウィークエンドをとびきり楽しむ、
おしゃれスクワッドのプレイフルなダンスストーリーをウォッチ。
SHOP LIST
WEB MAGAZINE
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ONLINE SHOP
onitsukatigermagazine.com/store
INFO
アシックスジャパンお客様相談室
0120-068-806

MODEL
KAI、RYOGA、TAKUYA、YUKI、YUSUKE
(BULLETTRAIN/STARDUST)

BAMBI、AMI(SHOWTITLE)、AMAMI



PHOTOGRAPHY
TOSHIAKI KITAOKA

STYLING
HANAE SATO(DRAGON FRUIT)

HAIR
MIHO MASHINO(NICORASHKA)

MAKEUP
SHINO ARIIZUMI(Y’SC)

VIDEO
MASATO KUNIHIRO 、KAORU NISHIGAKI

VIDEO EDIT
KAORU NISHIGAKI

GAFFER
KOYA YAMASHIRO

MUSIC
YO-AN

ANIMATION
FUYUKO MANOME、TAIGA HIRABAYASHI

DESIGN
AZUSA TSUBOTA、NATSUKI DOZAKI

TEXT
SHO IKOMA

EDIT
SAKI YAMADA、KAHO FUKUDA

PRODUCE
YURIKA NAGAI



魅惑のレッドとピンクでダンス
この秋はガール達が大好きなレッドとピンクがトレンドカラーにIN。
ヴィヴィッドカラーを差し色使いではなく、大胆にトータルで取り入れるのが正解。
ダンスフロアで光るスパンコールをプラスして、思い切った2色でDISCOコーデに挑戦! 
ヘアメイクはクセ感を残したニュアンスヘアに、反対色のブルー・パープルを組み合わせ引き立てて。

ジャケット¥42,000(PINKO/ピンコ ジャパン)、トップス¥37,000、スカート¥23,000、ブーツ¥32,000、イヤリング¥25,000(全てG.V.G.V./ケイスリー オフィス)

1. aを目元と頬に塗り込んで肌に光沢感を出す

2. bを目元に囲むように塗り、目尻にcでラインを作る

3. dをほんのり頬全体にのせて、全体的にピンクメイクに仕上げて

a. モイスチャライザー : ストロボクリーム ピンクライト ¥4,500 M・A・C/メイクアップ アート コスメティックス
b. アイシャドウ : スモールアイシャドウ チェリー トップド ¥2,400 M・A・C/メイクアップ アート コスメティックス
c. アイシャドウ : スモールアイシャドウ ハウ ロイヤル ¥2,400 M・A・C/メイクアップ アート コスメティックス
d. チーク : リキッドブラッシュ 5155 ¥3,400 NARS/ナーズ ジャパン

INFORMATION
メイクアップ アート コスメティックス 03-5251-3541
ナーズ ジャパン 0120-356-686


PHOTOGRAPHY: TOSHIAKI KITAOKA
STYLING: ERICA MIMURA
HAIR: TAKESHI(SEPT)
MAKEUP: SHINO ARIIZUMI(Y’SC)
MODEL: SERENA MOTORA(BOX)
EDIT: SHOKO YAMAMOMTO,SAYURI SEKINE
DESIGN: MAKIKO OHYAMA
VIDEO: YUKARI TAKATORI
MUSIC: Stupead - Alright
WEBDESIGN: CHINATSU IKARASHI



夜に浮かび上がる、
花火のような眩さ


才能とは、
探し求めるものではなくて。

夜の街、人混みの中で、
一際輝くTOKINE、
彼女のように、自然と見出され、
浮かび上がってくるもの。

ステージでもストリートでも、
花火のような閃光を放つTOKINEが纏う、
8ホールのDr.Martens『GLITTER』。
クールなデニムワンピでハイストリートに仕上げて。

シューズ¥22,000(Dr.Martens / ドクターマーチン・エアウエア ジャパン)、デニムワンピース ¥95,000(DIESEL/ディーゼル ジャパン)、キャミソール ¥19,000(CRY./クライ.)、スパンコールスカート ¥5,500(BUBBLES/バブルス 原宿)、ピアス[ストーン] ¥6,200、[パール]¥5,800(ともにsomnium/ソムニウム)、チョーカー[3つセット] ¥990(WEGO/ウィゴー)

SHOP LIST
ドクターマーチン・エアウエア ジャパン 03-5428-4981
ギャレリー 03-6434-9770
タビオ 03-6419-7676
ウィゴー 03-5784-5505
シアタープロダクツ表参道本店 03-6438-1757

MODEL: TOKINE
PHOTOGRAPHY: TOSHIAKI KITAOKA
STYLING: HANAE SATO(DRAGON FRUIT)
HAIR&MAKEUP: CHIE SASAKI
DESIGN: CHINATSU IKARASHI
TEXT: SHO IKOMA



チェックとブラックのキュートな関係
グラム・ロック要素に溢れたタータンチェックとブラックを取り入れたストリートスタイルに注目。
フリルが付いた透け感のあるチュールや、パッチが付いたレザージャケットで可愛らしさも欠かさないスタイリングが◎。
さらに、マット×メタリックな赤みのアイシャドウで目の周りを強調させ、
無造作なヘアの組み合わせがロックスターを演出してくれる。

SAKURA:ジャケット¥57,000、Tシャツ¥22,000、ドレス¥56,000(全てPINKO/ピンコ ジャパン)、ソックス¥2,500(1/2 Un-Demi/エスティーム プレス)、シューズ¥33,000(PS by Paul Smith/ポール・スミス リミテッド) YUKI:ジャケット¥125,000、Tシャツ¥17,800(DIESEL/ディーゼル ジャパン)、パンツ¥26,000(JERRY PINK/カンナビス)、シューズ¥27,000(UNDERGROUND/エムエイティティ.)、ベルト スタイリスト私物

1. aとbとcの3色で作るテラコッタ色をアイホール全体にのせた後、dの下段真ん中を中央にのせて立体感をつくる

2. eを頬にのせ指でなじませた後、ブラシでラフに仕上げる

3. スモーキーカラーのfを指の腹でポンポンと広げ、最後にブラシで均等になじませる

a. アイシャドウ : ザ アイシャドウ 086 ¥2,000 ADDICTION/アディクション ビューティ
b. アイシャドウ : ザ アイシャドウ 094 ¥2,000 ADDICTION/アディクション ビューティ
c. アイシャドウ : ザ アイシャドウ 062 ¥2,000 ADDICTION/アディクション ビューティ
d. チーク : ハイライター&ブロンザーパレット¥7,400 NARS/ナーズ ジャパン
e. チーク : ザ マルティプル 1503N ¥4,800 NARS/ナーズ ジャパン
f. リップ : リップガラス ¥2,500 M・A・C/メイクアップ アート コスメティックス

Profile
山田裕貴(ヤマダ ユウキ)
1990年9月18日生まれ。愛知県出身。2011年、テレビドラマ『海賊戦隊ゴーカイジャー』で俳優デビュー。近日の主な出演作としては、8月19日より初主演を飾る舞台『宮本武蔵(完全版)』や、8月15日公開のTBSドラマ『伊藤くんAtoE』や8月19日公開の映画『HiGH&LOW THE MOVIE2』が控えている。

INFORMATION
アディクション ビューティ 0120-586-683
ナーズ ジャパン 0120-356-686
メイクアップ アート コスメティックス 03-5251-3541


PHOTOGRAPHY: TOSHIAKI KITAOKA
STYLING: ERICA MIMURA
HAIR: TAKESHI(SEPT)
MAKEUP: SHINO ARIIZUMI(Y’SC)
MODEL: YUKI YAMADA(WATANABEPRO), SAKURA ENDO(IMAGE)
EDIT: SHOKO YAMAMOMTO,SAYURI SEKINE
DESIGN: MAKIKO OHYAMA
VIDEO: YUKARI TAKATORI
WEBDESIGN: CHINATSU IKARASHI






夏はフェスの季節、そして恋の季節。彼とフェスに行ったり、会場で恋に落ちたりしたという人も多いのでは。我らが“LOVE CONSULTANT”斎藤さん率いるトレンディエンジェルも、自身が主催するこの夏最注目のフェス『HAIR TONIC 2017 ~MUSIC SUMMER FES~』の開催が目前に! 
恋の先導者・斎藤さんと直接会える機会を逃す手はないはず。

そして、フェスを前にますますキレを増す斎藤さんからのお悩み回答が今回も到着。夏に迷える乙女心に、彼からの思っても見ない回答が炸裂します。生ヴォイスとテキストメッセージでお届け!

NYLON.JPでは、LOVE CONSULTANT・斎藤さんへのお悩み・ご質問を募集中。
専用フォームに必要事項を記入して応募してね!
Love advice case05
彼氏いない歴=年齢っておかしいこと⁉

斎藤さんの回答
私は今まで誰ともお付き合いしたことがありません。もちろん周りの女の子は彼氏ができたり、別れたりと『恋愛』をしていています。やはり21歳になった今でも、誰とも付き合ったことがないということはまずい事なのでしょうか⁉ 
男性から見て“彼氏いない歴=年齢”の女性をどう思いますか? 率直な意見が聞きたいです!

(のり 学生/21歳)
『彼氏いない歴=年齢』? ……君の方程式は間違っているよ。 
今まで誰とも付き合ったことがない、ということだけど……。
そんなに周りの女性を気にすることはないと思います。
やっぱり自分がどれだけ素敵な恋愛ができるかっていうことだと思う。
21歳、まだまだ若いし、そんなにコンプレックスに感じることじゃない!
『彼氏いない歴=年齢』、ここで君の言葉は止まっているけど、
その方程式は間違っているよ。

正しくは……、『彼氏いない歴=君が余計な男に捕まらなかった歴』!
次の彼氏は、君を丸ごと愛せるんだ。
それはとても大きな財産だと思う。
大事になさってください。
NYLON.JPでは、LOVE CONSULTANT・斎藤さんへのお悩み・ご質問を募集中。
専用フォームに必要事項を記入して応募してね!
トレンディエンジェル 斎藤司
1979年2月15日生まれ、神奈川県出身。現相方のたかし(1986年1月30日生まれ、東京都出身)と、2005年にコンビ「トレンディエンジェル」を結成。ともにNSC(吉本総合芸能学院)東京十期生。ふたりの共通の特徴である“薄毛”をポップに生かした、スピード感のある漫才を得意とする。その実力は折り紙つきで、2014年に『THE MANZAI』で準優勝、翌年には『M - 1グランプリ2015』にて敗者復活枠からの優勝を果たし、テレビ、雑誌、舞台など活躍の場を広げている。

Instagram : @tsukasa_trandy
キャップ¥12,800 (PMCV)、シャツ¥23,000、Tシャツ¥8,800 (ink/PERK)、パンツ ¥38,000(WHOWHAT/オーバーリバー)、スニーカー ¥5,800(CONVERSE/コンバースインフォメーションセンター)
ショップリスト
オーバーリバー 03-6434-9494
コンバースインフォメーションセンター 0120-819-217
PERK 06-4703-3922
PMCV p-m-c-v.com
MODEL : TSUKASA SAITO (YOSHIMOTO CREATIVE AGENCY)
HAIR&MAKEUP : MIZUHO HAYASHITANI
STYLING : YOSHIKI
PHOTOGRAPHY : YUYA SHIMAHARA
TEXT : SHO IKOMA
EDIT : YURIKA NAGAI
WEB DESIGN : AZUSA TSUBOTA, NATSUKI DOZAKI


JP / EN

ミニマルな線で成り立つ美学


NONOTAKが世界中のブランドやトップクリエイターから賞賛される理由。それは彼らのエステ(=美学)にヒントが隠されている。60年代のアーティストがしてきたように一つの世界を追求し続ける彼ら。

光と空間の関係性をどのように多様化させるか。クリエイションするに当たって譲れない美意識を代表作から紐解く。



"ISOTOPES v.02 Mapping Festival 2013 Geneva" by NONOTAK

T: ノエミの2Dをプロジェクターで13枚の布で投影して生まれたファーストアートワークが『ISOTOPES v.02』。

N: その後、プロモーション用に作品を発表しながらパリで『LATE SPECULATE』をプレイした。ツアーを重ねていく内に協力的なフェスも増えてきたから、もう少し大きなプロジェクトをしたいと思って『SHIRO』を作ったの。

T: 「どうして色を使わないの?」ってよく質問されるんだ。僕たちはプロジェクターを使って作品を作っているんだけど、映像を映し出しているビデオアートではなく、”光が動いている”というイメージのライトアートとして表現したいんだ。空間・光・音だけの世界。それを完成させるには白が一番効果的だと思うから、そういう意味も込めて『SHIRO』と名付けた。

N: インスタレーションもライブパフォーマンスも定期的にアップデートしているんだけど、次にチャレンジするならもっとシンプルに一面だけで作ってみたい。

T: 最近では実際にライトを使ったインスタレーションも作るようになったよ。



"PLUME V1" by NONOTAK

T: この作品のアイデアは寝ぼけながら作業をしている時に、机からペンが落ちたんだ。そこにたまたま90度に置かれた鏡があって。反射で1本のペンが色々な形に姿を変えるのが面白いなって思った。

N: モーションも2人で調べながらシステムを作っていて、それを利用したのがエルメスのショーウィンドウの作品。無駄なものは極力省きたいと思っていて、商品自体のパワーを引き出せるようにオブジェクトはアイテムだけ。

T: エルメスはカラフルなイメージが強かったから、アイデアが採用された時は嬉しかった。1回目はイスタンブールで、スカーフやブレスレットが空中でダンスしているようなキネティックアートにした。パリの高級デパート店では、分厚いプラスチックの上に香水を飾って、その後ろで香水を動かしている。香水がプラスチックに反射することで、色々なヴィジュアルが生まれるんだ。

N: あとはモントリオールのドーム型スペースで披露した「VERSUS」も面白いと思う。円形を利用してサークルを作ったり、四角い部屋の中にいるように錯覚させたりヴァーチャルな体験ができる作品よ。



HERMÈS X NONOTAK present LIGHT EXCURSION



HERMÈS X NONOTAK at Galeries Lafayette / Paris









MODEL: TAKAMI, NOEMI(NONOTAK)
PORTLATE PHOTOGRAPH: MIKI TAKAHIRA
TRANSLATE: MIU UKAWA
TEXT/EDIT: SAKI YAMADA
FRONT-END: JUN OKUZAWA



JP / EN

NONOTAKが向かう場所


日本人の親を持ちながらメディアアートが盛んな国フランスで生まれ育ったNONOTAKの2人。"パリのアーティスト"として知られるが、カタコトな日本語で話す彼らの精神は意外なところにあった。

N: 学生時代は毎年日本に帰っていたわ。でも友達も居なかったから、結局パリで出会ったタカミ達と遊んでいたの。

T: フランスは6月から夏休みだから、1ヶ月くらい日本の学校で勉強してたこともあった。だけど皆知り合っているクラスの中に知らないやつが3週間だけ留学するってなると、「フランスパン」とか変なあだ名で呼ばれるのがオチ(笑)。日本教育について知れるキッカケになったよ。

N: 日本の文化が染み付いているから、日本で活躍するって私たちにとってとても大切なことなの。海外で取材を受ける時も、私たちは日本のメディアアーティストとしてインタビューを受けている。

T: それに日本人のアーティストが一番好きなんだ。

T: やっぱり日本は丁寧さだったり美的センスが独特で、作品を見たら日本人が作ったものだって分かる。

N: 尊敬しているRhizomatiksの真鍋大渡さんは、今回の来日で”Flying Tokyo”というトークイベントに呼んでくれたの。あとデザイナーでもある吉岡徳仁さん、Dumb Typeのメンバーでもある現代音楽家の池田亮司さん、オーディオヴィジュアルアーティストの黒川良一さんとか。

T: 「好きなアーティストは?」って聞かれると日本人の名前しか出てこなくて、フランスでは微妙な反応をされるんだけど(笑)。でも僕たちのインスピレーションって日本の文化からも来ているから、日本のメディアアーティストと活動したい。



"border installation" at Sonar Barcelona 2017

真鍋大渡がディレクションするRhizomatiksの作品映像



Spectrum by Tokujin Yoshioka



RYOJI IKEDA : THE TRANSFINITE



Ryoichi Kurokawa: Parallel Head

N: パリで学んだヨーロッパらしいラフな感覚も混ざっているから、NONOTAKのカラーが生まれるんだと思う。

T: インスタレーションだけではなくて、バンド感覚でパフォーマンスにチャレンジしたり。

N: 今の目標は、日本でもっと活躍すること。また戻ってくるのが楽しみ。









MODEL: TAKAMI, NOEMI(NONOTAK)
PORTRAIT PHOTO: MIKI TAKAHIRA
TRANSLATE: MIU UKAWA
TEXT/EDIT: SAKI YAMADA
FRONT-END: JUN OKUZAWA



JP / EN

ふたりぼっちの小さなスペース

学生時代になんとなく描いていた理想と、
社会に出て目の当たりにする現実。

建築家のタカミが感じるギャップを埋めたのは、
アーティストとして活動していくという選択肢だった。

イラストレーターのノエミと
各々の個性を活かしたスタジオを立ち上げ、
2013年に「NONOTAK」がスタートする。

T: ノエミと僕はパリ生まれだけど、お互い親が日本人で日本語学校で出会ったんだ。同い年で誕生日も1日違い。彼女はイラストレーション、僕は建築を勉強していた。学生時代から光と空間について研究していたけど、事務所で働き始めてからルールに沿って設計するだけのチャレンジ性がない世界に限界を感じて。実験を重ねて作品を発表するインスタレーションというスタイルが魅力的だと思って仕事を辞めたんだ。

N: 私のイラストは線をモチーフにしていたから建築とも接点があったの。最初は2Dのアートワークを3D(=空間的な建築物)としてどう表現するかが課題で、2人で実際に形にしながら出来上がった作品をビデオに撮ってインターネットにアップロードするっていう繰り返し。

T: 僕たちのスタジオは一つの机しかない小さな部屋だったけれど、そこで作った作品が世界に届いたらいいなって夢があった。

N: 今年、タイコクラブ*で披露したライブパフォーマンス「SHIRO」もとても大掛かりなプロジェクトのように見えるけど、スタジオではもっとコンパクトなサイズでテストしているの。だから初めてステージにセットした時は自分でも大きさに驚いちゃった(笑)。

*毎年長野県で開催される音楽フェスティバル



"SHIRO" by NONOTAK

T: 「SHIRO」には「LATE SPECURATION」という前作があるんだ。この作品を作る前は展示物しか作っていなかったから、このパフォーマンスが成功するかしないかで僕たちの未来がどうなるのか決まるっていうムードだった。スタジオもないし制作からプロモーション、マネイジメントまで全部2人だけでやってたから、「NONOTAK vs 世界」っていう気分。

N: すごくプレッシャーがあったプロジェクトだったわ。2日に1度しか太陽を浴びない生活で、ずっとスタジオにこもっていた。夜中に作業をしていたから、タイトルには「深夜の作戦」って意味が込められてるの。



"LATE SPECURATION" by NONOTAK









MODEL: TAKAMI, NOEMI(NONOTAK)
PORTLATE PHOTOGRAPH: MIKI TAKAHIRA
TRANSLATE: MIU UKAWA
TEXT/EDIT: SAKI YAMADA
FRONT-END: JUN OKUZAWA



JP / EN

個々が放つ特異なヒカリ


2人揃って完成するNONOTAKワールド。しかしそれぞれの活動に焦点を当ててもタレント性があって面白い。

ノエミはイラストレーション、タカミは音楽という特技を活かしながら一つの枠に捉われずチャレンジしていくスタンスが、次なるNONOTAKを生む秘密かもしれない。


Noemi: dress ¥10,584(NUDE TRUMP)、ring ¥12,000(YAGA)
Takami: Cap ¥ASK(nonlinear-nauts)、Jacket ¥53,000(SULLEN TOKYO)

N: 最近タトゥーアーティストの活動を始めたの。もともとイラストは手書きだったんだけど、NONOTAKではデジタルの作業が多いから手を動かしたいなと思って。だけど描くだけでは昔と変わらないからって、タカミが道具を買ってくれた。

T: すごい上達ぶりだよ。ツアーで海外に行っても大忙し。

N: 台湾のギャラリーとNONOTAKでコラボして洋服もデザインしているんだけど、人に着てもらうのが嬉しくて。タトゥーはもっと意味深いものになるけれど、2人の関係性も深まるし貴重な時間を過ごしているわ。

T: 僕は昔ハードコアバンドでギターを弾いていたんだけど、次第にNONOTAKのオファーも増えてきて両立が難しくなってきた。インスタレーションを作るのにもサウンドデザインが必要だったから、電子音楽に移行することにしたんだ。今までやったことなかったけど、ノエミがチャレンジしてみればいいじゃんって背中を押してくれた。

だけどバンドを辞めてから、またメタルが恋しくなって(笑)。当時バンドを組んでいたドラマーもまた僕と音楽をやりたいと言ってくれて「REFLECTIONS」を作ったんだ。ライトとセンサーをたくさん仕掛けて、叩く度に音が変わる電子ドラムを作った。これはメキシコ、ポルトガル、スペインとかでパフォーマンスしているよ。



Takami Nakamoto/Sebastien Benoits 'REFLECTIONS' Medley









MODEL: TAKAMI, NOEMI(NONOTAK)
PORTLATE PHOTOGRAPH: MIKI TAKAHIRA
TRANSLATE: MIU UKAWA
TEXT/EDIT: SAKI YAMADA
FRONT-END: JUN OKUZAWA