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今月のtokyo it girl beautyは、
トレンドのブラウンリップを4週にわたってフォーカス。
リップがおしゃれに映える肌作りや目もとも合わせて提案。
vol.1のゲストは「テラスハウス」に出演し話題を集め、
現在はモデルとして活躍する小室安未。
2本のリップで作るグラデーションリップで、一気に秋めいたフェイスに変身♡

・ベースは素肌感を出しつつ、マットスキンで秋らしく。
・マスカラ、アイシャドウもすべてブラウンで統一。
・上まつ毛はダークブラウン、下まつげは明るめのオレンジブラウンで抜け感を演出。

1.aを唇の中央にぽんぽんとのせる。
2.bで1をぼかしてグラデーションになるように全体にのせていく。

a.マルチカラー:FIVEISM×THREE ミラークールタッチ バー 02 ¥4,000 THREE
b.リップカラー:ルージュ ジェ マット(レフィル) 99 ¥3,700 ゲラン

小室安未(こむろあみ)

1997年1月19日生まれ。東京都出身。
2017年NETFLIX「TERRACE HOUSE OPENING NEW DOORS」に出演し注目を集め、ドラマやCMに出演。 現在はCanCamの専属モデルを務め、雑誌やファッションイベントでも活躍。

Instagram:@ami_komuro

アウター¥92,000(LITTLEBIG/リトルビッグ)、ハイネックトップス¥37,000(EZUMi/リ デザイン)、スウェットトップス¥21,000(DRESSEDUNDRESSED/ドレスドアンドレスド)、パンツ¥9,800(X-girl/エックスガール ストア)、リング¥42,000(GIGI/ホワイトオフィス)、ピアス¥17,750(MONDAY EDITION/ジェム プロジェクター)

SHOP LIST
エックスガール ストア 03-5772-2020
ジェム プロジェクター 03-6418-7910
ドレスドアンドレスド 03-6379-3014
ホワイトオフィス 03-5545-5164
リ デザイン 03-6447-1264
リトルビッグ 03-6427-6875

INFO
THREE 0120-898-003
ゲランお客様窓口 0120-140-677

MODEL: AMI KOMURO(AVEX)
PHOTOGRAPHY&VIDEO: TOSH SHINTANI
STYLING: MIKI SHIMIZU
HAIR: HIROKI KITADA
MAKEUP: MAKI IHARA(PERLE)
TEXT: YUKA SAKAMOTO
EDIT: YURIKA NAGAI, KAHO FUKUDA
DESIGN: AZUSA TSUBOTA
CODING: JUN OKUZAWA



みちょぱが魅せるBABY-Gのファッションアイデア

今年で25周年を迎えたカジュアルウォッチブランド BABY-G。
そんなアニバーサリーイヤーのラストを飾るスペシャルな3モデルが登場!
それぞれのムードに合わせて“みちょぱ”こと人気タレント 池田美優が3スタイルを披露♡
気になるウォッチのアイコンをタップして各コーディネイトをチェック。

ピカチュウを連想させるディテールを
織り交ぜたグッドガールスタイル

25周年を記念して、ポケモン図鑑の図鑑番号が“025”であるピカチュウとのコラボレーションが実現。ブラックバンドに、稲妻やゲームドット風にプリントされたモンスターボールをネオンで彩った遊び心たっぷりなデザイン。スパンコールやイエローなど、ピカチュウのエッセンスを加えたグッドガール風に。※11月8日(金)発売。

トップス¥50,000(PINKO/ピンコ ジャパン)、ベスト¥11,000、ブーツ¥7,900(共にfaith)、スカート¥8,500(vintage/共にフェイス)、イヤリング¥3,500(X-girl/エックスガール ストア)、親指リング¥9,000、中指リング¥10,000(共にJouete/ジュエッテ)

90sストリートファッションには
カラーが効いたリバイバルデザインを

HIP-HOPスタイルにぴったりなのは、初代DW-520を復刻させた鮮やかなカラーブロッキングの25周年アニバーサリーモデル。BABY-Gが誕生した1994年のストリートガールを彷彿とさせる90sファッションと共にアクティヴに身につけよう!※12月上旬発売予定。

フーディ¥23,000(FILL THE BILL/シック)、Tシャツ¥6,000、パンツ¥13,000、ハット¥5,000、チョーカー¥2,500(全てx-girl/エックスガール ストア)、ホワイトチェーンネックレス¥1,500(faith/フェイス)、スニーカー¥13,000(Reebok CLASSIC/リーボック アディダスグループお客様窓口

シックにきめたオールブラックに映える
ゴールドウォッチを彼とリンク

大人に向けた「G-MS」シリーズから、ダイヤモンドがあしらわれた25周年アニバーサリーモデルが登場。高級感のあるデザインで洗練されたモードを演出。オールブラックに映えるゴールドのウォッチを彼とリンクさせて、ちょっぴり背伸びした大人なカップルコーデを楽しんで♡ ※11月上旬発売予定。

MIYU: ドレス¥41,000(PINKO/ピンコ ジャパン)、イヤカフ¥12,000、右薬指リング¥8,000、左中指リング¥10,000※セット、左人差し指リング¥12,000(全てJouete/ジュエッテ)、ブーツ37,000(UNITED NUDE/エム)、中に着たトップス スタイリスト私物
KEIJU: G-SHOCK GST-W300G-1A9JF \40,000、ジャケット¥32,000(DISCOVERED/ディスカバード)、Tシャツ¥14,000(SUB-AGE./カンナビス)、パンツ¥25,000(PRIMAL CODE/シック)、シューズ モデル私物

INFO
CASIO BABY-G
baby-g.jp
@babyg_jp

SHOP LIST
BABY-G取り扱い店舗 baby-g.jp/store
エックスガール ストア 03-5772-2020
エム 03-3498-6633
カンナビス 03-5766-3014
ジュエッテ 0120-10-6616
シック 03-5464-9321
ディスカバード 03-3463-3082
ピンコ ジャパン 03-5778-9861
フェイス sparklingmall.jp/fs/sparklingmall/c/faith
リーボック アディダスグループお客様窓口 0570-033-033

STAFF
MODEL: MIYU IKEDA(PANORAMA), KEIJU FURUYA(FRIDAY)
PHOTOGRAPHY: YOSHITAKE HAMANAKA
STYLING: MIKI SHIMIZU
HAIR&MAKEUP: KOKORO YUSA(PEACE MONKEY)
EDIT: KAHO FUKUDA
DESIGN: AZUSA TSUBOTA
CODING: JUN OKUZAWA



歴史を受けて未来へと進む
高良健吾の目が捉えるもの

演じることの苦悩を越えて、高良健吾は今、ひとりの大人の男として大きな使命を帯びている。
主演ドラマ『モトカレマニア』が象徴するように、役柄の幅は広がり続け、より深い洞察を持ち、俳優としての円熟を感じさせる。
アイデンティティを拡張し続ける先に待っていたのは、あらゆるボーダーを超える、新しい自由と使命だった。

高良健吾のアザーカットが見られるNYLON JAPAN12月号(2019/10/28発売)はここで早めに購入を!

ー高良さん主演のドラマ『モトカレマニア』は、その名の通り過去の恋愛をモチーフにした物語です。まず見所を教えてください。

正直に言ってしまうと、他人の元カレ・元カノ事情って、どうでもいいじゃないですか。無関係な人の恋愛に興味を持つことって、なかなかない。だけど、原作マンガはとにかく面白いんです。過去の恋愛にとらわれながらも、必死に生きている主人公に共感するポイントがあるのかな、と。それが原作の第一印象で、ドラマの脚本にもそういう魅力が詰まっていると思います。

ー高良さんの役どころは、どんな存在なのでしょう?

天然というか、人がいいというか、優しいというか……その優しさがちょっと変な方向を向いちゃうんですよね。自分がされて嫌なことはしないし、他人を傷つけたり惑わすつもりはない。ただ自分がされたらうれしいことをしているだけなんだけど、それが結果的に人を惑わせてしまう。そういう人物です。どちらかというと「受け」の役割という感じですね。

ー高良さん自身は、過去の恋愛を引きずるタイプですか?

僕は引きずらないですね。でも、過去の恋愛を忘れる必要はないと思います。自分の歴史だから。引きずって前に進めないのは苦しいかもしれないけど、過去の恋愛を忘れなくちゃいけない、とは考えないんです。

ー人を思う気持ちは、恋愛関係が終わった瞬間、突然なくなるわけではないですもんね。

そうなんですよね。その恋愛のおかげでわかったことや知ったことが、たくさんあるわけじゃないですか。だから僕は、積極的に忘れようとは考えないんです。それは、恋愛だけじゃなく、いろいろなことについて当てはまるかもしれません。

ー経験した出来事が自分のなかにどんどん蓄積して、大切なものが増えていく感覚ですか?

増えていく感覚です。ただ、逆に言えば、思い出や記憶を自分の都合のいいように変えているということかもしれません。そういう側面は誰にでもあることですよね。このドラマの主人公のユリカは、ある意味で過去を自分の都合のいいように扱っていて、そこには共感できるな、と思いました。

ーSNS登場以降の恋愛のあり方って、大きく変わったと思います。この時代の恋愛について、高良さんはどのように捉えていますか?

良い、悪いは置いておいて、まず便利だなと感じますね。携帯がなかった頃の豊かさは、たしかにあると思うんです。恋愛で言えば、待つときの切なさ。簡単に連絡が取れないからこそ、相手を思う時間。そういう感情が今はきっと失われていて、その代わり、昔はなかった今の感情がある。例えば、SNSで元恋人を調べてしまうこととか、簡単に人と繋がって恋愛に発展していくとか……そういうことですよね。携帯ができてからラブストーリーが難しくなったっていう話をよく聞くんですけれど、それは間違いなくそうだと思います。ただ、ネガティブなだけではない。なので、「便利」という言葉がちょうどよくて、変化してゆく人の感情や恋愛についてちゃんと理解していきたいとは思っていますね。

ーそういう意味で、このドラマは、SNSありきの恋愛を描いて記録する作品になるのかな、と思います。

映画やドラマ、その他いろんな表現は、本来あり得ないことを描くことができます。なかでもラブコメは誰も否定しないし、感情の持っていき方が現実とは違う。作り手も受け手もリアルを追求しているわけじゃないから、「そんなのあり得ないでしょ」という指摘ではなくて、あり得ないからこその面白さを表現できる、というか。

ー悲劇的な状況を喜劇として描くということですよね。それは物語の大きな使命であり、人間の強さなのかもしれません。

僕もそう思っています。笑えて、応援したくなって、誰も傷つけない。悲劇も含まれているけれど、俯瞰して見たらすべては喜劇だってよく言うじゃないですか。近寄って見たら悲劇かもしれないけど。そういう感覚はありますね。

ー年を重ねるほど、様々な局面で喜劇的な感覚を持つようになる気がするんです。深刻に受け止めすぎない技術を身に付けるというか。高良さんは今年32歳ですが、そういった感覚の変化はありますか?

少しずつ、変わってきています。根は真面目なほうなので、やっぱり真面目に、真剣に捉えちゃうんですけど、楽しめていない時もあるというか、「もっと楽しんでいいじゃん」って。例えば、過去に自分が不安に思って想像していたことは、ほとんど現実になっていないんです。思い返してみると、ネガティブなことは起きていない。気を緩めるわけではないし、悩む時間も必要かもしれないけど、人生は1回しかないので、楽しんだほうがいいなとも思うんです。悲劇も喜劇も、どっちだって選べるし、自分次第なんですよね。演じていてそれがわかるんですよ。似たような境遇の役を演じていても、苦しいほうに向かう場合もあるし、逆にその境遇を面白がる場合もある。僕自身は、昔よりも、面白がるほうを選べるようになったと思います。

shirt¥65,000 pants¥52,000 by maison mihara yasuhiro sneakers¥32,800 by nonnative/vendor t-shirt and necklace stylist's own

ー高良さんが考える大人の男の条件って、そういった喜劇的に楽しいほうに持っていける人というイメージですか?

かっこいいと思う人達は、何でも楽しんでいますね。そして、常に本音。普通だったら落ち込むところを、「なんとかなる」って感じで楽しんでいるし、ずっと勉強している人も面白い。人生は1回しかないって、みんなわかっているんでしょうね。そういう人達は楽しみ方が上手だと思います。

ー年齢を重ねることで身に付く考え方なのかもしれませんね。

僕、年齢でいろんなことが決まると思っているんですよ。20代の頃って悩みたいし、勢いもあるし、逆にブレーキやストッパーがない。だからいろいろやりすぎて、いきすぎちゃう。30代になると、必要なものと、そうでないものがわかってくる。大切にしたいものを丁寧にやっていくなかで、楽しもうという考えが生まれるんですよね。年齢なんじゃないかなと僕自身は思っています。

ーこれから5年、10年経って、なりたい大人のイメージはありますか?

なりたいというわけではないのですが、楽しんで生きている先輩として思い浮かぶのは、井浦新さんですね。自分が20歳の頃からの付き合いで、よく遊んでくれるんですけれど、新さんの楽しみ方はすごいです。DJ、ファッション、バンド、90年代の裏原宿カルチャーをよく知っている人なんですけど、昔から自然とか歴史とか様々な方面もよく知っている。毎回いろんな話をしてくれたり「健吾君、面白い本見つけた!」と貸してくれたりするんですよ。

ー例えばどんな本ですか?

縄文時代の土偶の写真集とか、インディアンの歴史の本とか、視点が独特なんです。例えば「縄文時代って、ある意味いちばん平和な時代で、争いなく何万年続いたんだろう? 自分たちの生活の原点は、そこにあるのかもしれない」みたいなことを話してくれて。

ー歴史を紐解くと、今目の前にある疑問が解けたりしますよね。一緒にキャンプにも行かれたりしますか?

キャンプは行ったかな……?「健吾君、秘湯に行こう」と言われて、1時間半ぐらいかけて、脱衣場がない温泉に行ったり、「巨石信仰って知っている?」と大きい石を登ったり……。それもだいぶ前の話ですけれど、それだけ幅広くいろいろなことを受け取って楽しむ姿勢は憧れです。僕もそういう風に、いろいろなものを楽しみながら、人に影響を与えるということができたらいいのかもしれません。

ー巨石信仰、面白そうですね。大人になって想像力が増すと、いろいろなことに思いを巡らせて楽しむことができるようになるのかなと。

裏側が見えるようになるんですよね。東京はいろいろな刺激があって楽しいし、好きですけど、地方の一見何もない所で歴史を感じることができるようになったり。熊本城の石垣を見て、そこで起きたことを想像したり。それは大人になった証なんじゃないかな。想像力って、本当に大事だと思います。

ー高良さん自身は、どんな時に想像力を発揮しますか?

それがまさしく仕事になっていますね。ありとあらゆることが、想像するということを起点にはじまります。台本に書いてある言葉のなかに自分が入っていくというか……それも想像力がないとできないことですね。

shirt¥22,000 top¥16,000 pants¥30,000 belt¥18,000 all by n.hoolywood/mister hollywood glasses and socks stylist's own

ー自分を通して様々な役柄、人格を伝えていくのって、すさまじい仕事ですよね。

20代の時は、そのさまざまな人格を引き受けるということに苦しめられていたんですよね。最近は少し楽になったというか、20代の頃よりも肩の力が抜けてきました。30代には30代の難しさがあるということもわかっているけど、無駄な力の入れ方はなくなったと思います。必要なところに力を入れなくちゃいけない。

ー20代って、「自分が!」という感覚が強いと思うんですけど、30代になると、より大きなことをやるタイミングも増えるし、仲間を増やしていくみたいな感覚が生まれてきて、仕事の意味も少しずつ変わってくるように思います。

恩返しみたいなものですよね。人だけではなく、自分が生まれてきた場所に対する恩返しをする。自分が一生懸命やっていることが伝わって、影響するって、最高だと思うんですよ。誰かが話した言葉とか書いた文字で意識が切り替わる瞬間が人にはある。日本でもいいし世界でもいいし、地球でもいいし宇宙でもいいし、その一部と言うか、そういう大きなものをイメージしながら、自分がそこで何ができるかということを考えています。そういう意識をみんな持った方が面白いのかなって。

ー使命を意識し始めるということですか?

そうですね。使命とか役割とか、ありますよね。卑屈にならずに、やるべきことを追うというか。

ー俳優として、より広く大きくなっていくなかで、挑戦したい役はありますか?

なんだろう……。何でもいいのかな。自分なりに何かを見つけることができれば、いいのかなと。ただ、30代にしかできない役というものはあると思うので、そういう役はやりたいですね。今回のラブコメは「陽のエネルギー」を持つ作品なので、そういうものが画面から出て観てくれる人達に届けたいと思っているんです。

ー陽のメッセージを届ける、というのは、今の時代において重要なことですよね。NYLONは、15周年を機に『NEW POWER NO BORDER』というテーマを掲げています。このフレーズに対してどのように感じるか教えてください。

これが基本になればいいと思うんですよね。地球の原住民が持っていた考えですよね。もともと地球に住んでいる人達は、ボーダーについて想像しなかったんじゃないかな。誰が線引きしたのかって、ルールとか宗教にしても作ったのは人で。だから、原点だと思いますね。インディアンと日本人の遺伝子が似ていると、どこかで聞いたことがあるんですけど、地球人は根っこの部分でつながっていると思います。

ーああ、なるほど。今あらためてつながることの力を考えるべきなのかもしれません。

1人の力じゃ何も変わりませんって、僕達は思わされちゃっているんですよ。でもそうじゃない。同じような気持ちを持ったひとりひとりを信じて、力を合わせたほうがいい。そうやっていくことが、未来につながっていくと思うんです。未来になにを残したいか。まず最初は、意識の問題ですからね。

高良健吾/Kengo Kora

1987年11月12日生まれ。熊本県出身。O型。主な出演作に映画『多十郎殉愛記』『アンダー・ユア・ベッド』『人間失格 太宰治と3人の女たち』『葬式の名人』、待機作には『カツベン!』12月13日公開予定。

INFO.

フジテレビ系木曜劇場『モトカレマニア』が現在放映中。主人公・難波ユリカが思いを寄せる元カレ福盛真ことマコチを高良健吾が演じる。

ハッシュタグ #KENGOKORA_NYLON をつけて、今回のページの感想をツイートしてくれた方のなかから抽選で3名様にサイン入りチェキをプレゼント!

※当選者にはTwitterダイレクトメッセージにてご連絡し、お送り先などを伺います。
※応募期間 2019年11月7日~11月27日

STAFF
MODEL: KENGO KORA(TEN CARAT)
PHOTOGRAPHY: TAKURO TOYAMA(1994)
STYLING: SHINYA WATANABE(KOA HOLE)
HAIR&MAKEUP: MASAKO NINOMIYA
EDIT: SHOKO YAMAMOTO
INTERVIEW: TAIYO NAGASHIMA
DESIGN: MAKIKO OHYAMA
CODING: JUN OKUZAWA



中途半端になるならやらないほうがいい
やるからには100%かそれ以上

-えみりさんの最初の事業はアパレル業とのことですが、始めたきっかけは?

アゲハに出させていただいていた頃、そこで初めて夜以外の方々に出会ってすごく楽しかったんです。でも、当時まだそこまで人気もなくて、自分が何か商品を売っても売れないだろうと思っていて。キャバクラ嬢としては売れていたけど、芸能人のように誰もが知っている有名人でもないし、特別可愛いわけでもない。そこがアパレル業を始めるにあたってのコンプレックスでした。でも周りから「キャバクラ嬢だから、ドレスは毎日着るからドレスだったらできるんじゃない?」と後押しされて「確かに!」って思ったんです。それで、自分も可愛いドレスを着ていたからこそ仕事を頑張れたということもあったので、実際に自分が着たいドレスを売っていこうと。周りの女の子も自分と同じ気持ちでドレスを着ていたという思いを知っていたので、受け入れてもらえたんだと思います。そういう共感性が売れる商品を作り出してくれて、ストーリー性のあるものだったら自分にもできるかもしれないと思ったんです。なので、今自分がやっている事業は自分に関係性のある仕事しかしていないですね。

-現在ご自身のブランド『EmiriaWiz(エミリアウィズ)』はドレスだけではなく、リアルクローズも展開させていますよね?

詳しくいうとドレスは最初別のところでやっていて、ドレスの販売面では上手くいっていたんですが、一緒にやっている人と上手くいかなくなってしまって……。そこで一緒に仕事をしていく人を考えるのも大切だなと思って、エミリアウィズを始めたんです。

-立ち上げ当時はあまりキャバクラ嬢をターゲットとしたブランドはなかったのでは?

そうですね。あったとしても、やっぱり5〜6年前はまだあまりいいイメージではなかったので、キャバクラ嬢向けと言いたくなかったんだと思います。実際にメインユーザーはキャバクラ嬢だけど、ブランドのイメージが悪くなるのでモデルにキャバクラ嬢を使わないでください、みたいな。その点エミリアウィズは自分がキャバクラ嬢だったからこそ、普通にキャバクラ嬢向けと打ち出せたっていうのが他のアパレルブランドと差をつけられたところなんじゃないかなと思います。

-スタート当初、アパレルに対しての知識はどこから得ていたんですか?

始めた頃はわからないことだらけでしたよ。洋服ってどうやって作るの? みたいな(笑)。検品や配送、ましてや配送の段ボールをどこで調達したいいのかもわからない。果たして今作ってもらっている業者が安いのか高いのかもわからなかったので、とにかくいろんな人に聞いたり、ネットでひらすら調べていましたね。自分で調べていいと思ったら、そのメーカーや会社の人と直接お会いして、工場が中国にあると知ったら中国に行ってみるとか。

-ご自身の足で中国まで!?

そうなんです。月に2〜3回は中国に行ってましたよ。その当時、日本のメーカーさんがOEMとして間に入って洋服を作ってくれるだなんて知らなかったので、「工場といえば中国!」みたいな感じで直接交渉していました。中国の工場の方は日本語がわからないので、伝えるのも大変で。今だったら考えられないですけど(笑)。結構アパレルの人に聞いてもどこで作っているのかは教えてくれない人が多くて、検品や工場との間に入ってやりとりしてくれる人がいると知ったのは始めてから1年後くらい。

-それはどのタイミングで知ったんですか?

全く違う分野の人から「紹介するよ」と言われてひょっこり出会えたのがきっかけで、「中国まで行ってるよ」って言ったらすごく驚かれましたね(笑)。でも、この経験があったからこそ初めから誰かに任せていたらわからなかったようなところまで知ることができたので、日本のメーカーさんに頼む時に「できないです」と言われても「中国にこういうことができる工場がありますよ」と教えると「何でそんなことまで知ってるの?」とびっくりされたり(笑)。この1年は経験して良かったなと思います。中国では洋服以外にもいろんなものを作っているので、もしアパレルのOEMを探して洋服だけを作っていたら「自分でも何かできそう!」という感覚にはならなかったと思います。

-物作りに対してはどのようなこだわりがありますか?

こだわりはどんどん変わってきていますね。最初の頃は可愛ければいいみたいなパッと見の可愛さを求めていたんですが、今は着やすさや着心地、素材などをこだわるようになりました。

-なぜ変化していったのでしょう?

そこは自分の年齢ですかね(笑)。立ち上げ当初と変わらないままでいくか、私のようにプロデュースしているブランドだったら、プロデューサーと共にブランドも変化させるかすごく悩んだ時期があって。やはりエミリアウィズはキラキラ、ピンク、花柄のイメージで始めたので、この要素をそのまま残すか、でも自分が年齢を重ねるとちょっと違うよねっていう違和感があったり。毎日ミニスカートや高いヒールばかり履けないというところで、ものを売るために作るというよりは、原点に戻って自分が着たいから作るという方が合っているなと思ったところが一番のこだわりかもしれません。

-変化していくことでお客様からの反応はありましたか?

「変わっちゃったね」とか「前の方が好きだった」と言われたこともありましたが、それでも自分が着たいものを作りたいというこだわりが強かった。でもこの変化があって、今まで私のことを知らなかった新しい分野からのお客様が洋服を見て可愛いと思って買ってくれることもあったので、それはすごくうれしかったですね。

-洋服に限らず、えみりさんのクリエイティヴにはただならぬこだわりを感じます。

自分の好きなものがはっきりしているので、好きなものはプラスする、あとは絶対に中途半端にしないということは決めていて。店舗だったら、もう路面でということは決めていたので、そこで中途半端にケチると後で「やっぱりもっとこうすれば良かった」という後悔が残ると思うんです。何を作るにしてもとことんやりきることが大切。だから誰かに任せたりもしないし、まあいっかと諦めたりはしない。中途半端になるくらいならやらないほうがいいと思っています。やるからには100%かそれ以上。

Emiri Aizawa/愛沢えみり

1988年9月1日生まれ。歌舞伎町のジェントルマンクラブに在籍していた2011年、23歳で雑誌『小悪魔ageha』からスカウトをされ、初登場ながら特集を組まれる。その翌年2012年には同誌の専属モデルとなり、モデルとして活動しながらも『日本一のキャバ嬢』としてTV、ラジオなどにも出演。2013年7月には自身初のブランドとなるEmiriaWizを立ち上げ、2016年に新宿に第1号店を出店。モデル・社長もこなす傍ら、ドレスサイト“maison de beaute”、美容クリニック“VENUS BEAUTY CLINIC”、歌舞伎町キャバクラ“FOURTY FIVE”のプロデュースも行っている。

Instagram @emiri_aizawa

ILLUSTRATION: FUKUDA

INTERVIEW&EDIT: KAHO FUKUDA

DESIGN: AZUSA TSUBOTA

CODING: JUN OKUZAWA

 



岩井志麻子のare you ok? 〜性にまつわるエトセトラ〜

読者からの性のお悩みは尽きませんね。

人生経験豊富な岩井志麻子氏の独自の理論で皆様のお悩みを解決していただきましょう!

QUESTION 07

 

夫がEDで悩んでいます。夫婦のスキンシップはあるし、お互いしたい気持ちはあるけど、いざという時にできないことが悲しいです。病院に行ってもらうというのは男性のプライドを傷つけてしまうような気がして逆効果なんでしょうか? どのように接したらいいのかわかりません。

ANSWER

 

 どうして病院に行かないんだろう? スキンシップがあるということは、このお二人は仲が良くて、したい気持ちもあって…。そのスキンシップすらないことに悩んでいる夫婦も世の中多いわけで…。なのでスキンシップがあるだけでもいいじゃん! という感じもしなくもないんですが、やはり解決した方が良いですよね。

 

 そもそも病院に行くことって恥ずかしいことなんでしょうか? 例えば、風邪をひいたら根性で治すとか、具合が悪くても薬を飲まないなど根性論より、病院で診察をしてもらって正しい治療をした方が早く治りますよね。旦那さんのプライドを傷つけてしまうかもしれないし、病院に行くことを嫌がるという風に勝手に奥さんが思っているだけかもしれませんよ。

 

 明るく旦那さんに「病院に行って、元気に勃ったら良いな♡ いい薬があるらしいよ!」とか言ってみたら良いんじゃないですか? 相手を責めるとかではなく、楽しもうよーという気持ちで言ってみたらどうでしょうか? この時に、責めちゃダメですよ。前向きの向こうに病院があれば良いんですのよ! 「ブスだから整形外科に行け! 」と言われるより、「もっとキレイになりましょうよっ!」って言われたら、それなら行ってみようかなって気になりませんか? つまり言い方です。 そして、みんなが経験をしているからって、しなければいけないわけではないですよ。みんなと同じである必要はないんです。

 

 骨折をする、それは愛では治せません。それと同じでEDのための専門機関できちんと診療してもらうことが一番早い解決です。

岩井志麻子(いわい しまこ)

1964年岡山県生まれ。高校在学中の82年に、第3回小説ジュニア短編小説新人賞に佳作入賞。

少女小説家を経て、99年『ぼっけえ、きょうてえ』が第6回日本ホラー小説大賞を受賞。

同作で00年に第13回山本周五郎賞を受賞。また02年には、『岡山女』で第124回直木賞候補となる。

精力的な執筆活動と並行して多数のメディアに出演しコメンテーターを務める。

また、女優としてドラマや映画に出演し、活躍の場を広げている。東京MX「5時に夢中!」、日本テレビ「有吉反省会」レギュラー出演中

ボディータイツ¥10,000(Corrida Corset/コリーダコルセット)、イヤリング¥3,046(PIN NAP/ピンナップ)、
ネックレス¥5,546(VIDAKUSH/ピンナップ)スカーフ¥5,000(FAITH/フェイス)、ロングブーツ¥20,800(YELLO/イエロ)

SHOP LIST

コリーダコルセット 03-5468-9339

フェイス sparklingmall.jp

ピンナップ 03-3470-2567

イエロ yelloshoes.com

STAFF

MODEL: SHIMAKO IWAI

PHOTOGRAPHY : WAKABA NODA(TRON)

STYLIST : AI SUGANUMA

HAIR&MAKEUP : MIHO MASHINO

STILL : KENICHI SUGIMORI

EDIT NAOMI TAHARA

EDIT : YURIKA NAGAI

DESIGN : AZUSA TSUBOTA

CODING : NATSUKI DOZAKI



ダンスで繋がるNIKEとわたし

女の子がもっとスタイリッシュにエキサイティングなアクティヴライフを送れるように!
「NIKE/ナイキ」からバスケットボールやダンスカルチャーにトリビュートした新秋冬コレクション『ICON CLASH』が発売されるよ!
黒とゴールドをキーカラーに、ダンサブルでありながら、スタイリッシュなアイテムの数々を展開。
今回は新メンバーを加入させ、今年再始動したダンス&ヴォーカルグループFAKYのAkina、Mikako、Takiの3人が
それぞれグラマラスストリートなスタイリングで登場! クラシックなAF-1をアップデートし、シャドウ(影)のような二重になっている
ディテールがプレイフルな『ナイキ エア フォース 1 シャドウ』と共にダンスする彼女達を目撃して。

80sヒップホップの再来を予感させる

白とゴールドの2ラインがスポーティなブラトップは、タートルネックにレイヤーをして秋仕様に変換。
ベーシックな形のシルバーのミニスカートとファーバケットハットを。
合わせ80sのヒップホップ少女をイメージして。ここはさらに注目を集めたいから、パステルなカラーアレンジが
個性を引き立てるNIKEエア フォース 1 シャドウで足もとをもっと目立たせよう。

bra¥5,000 by nike/nike customer service sneakers¥12,000 by nike sportwear/nike customer service top¥3,990 chain necklace¥1,290 simple necklace¥1,000 all by gallerie skirt¥5,445 choker¥5,991 by pinnap hat¥15,000 by charlotte simone/showroom uno

輝くステートメントジャケットで一撃を与えて

“わたしを見て!”と主張しているかのようなジャケットは、ホワイトのベースにエッジを効かせてくれるゴールドチェーンと、
アイコニックな“JUST DO IT”のチャームのプリントがとびきり可愛い。
シンプルな洋服に1枚羽織るだけでストリートで誰よりもかっこいい存在になれるから迷わず手に入れたいアイテム。
ここにはダークなブルー、レッド、グリーンのトリプルカラーの足元で完成。

jacket¥15,000 sneakers¥12,000 by nike sportwear/nike customer service pants¥6,990 by gallerie necklace¥5,991
by vidakush/pin nap other stylist's own

オールブラックで作る最強なアティチュード

上から下までとことんブラックなロンパースには、その勢いを止めることのない同じくブラックのロングコートを合わせることで
ディーバなアティチュードを爆発させて。胸もとにギラっと光るゴールドのNIKEのロゴがアクセントにとなり、
全体を引き締めてくれ、さらに左脚の裾からはボタンで調整できるスリットが入っているから思いのままに色気を表現できる♡
仕上げにレッドのNIKE SWOOSHがさりげなく見え隠れするシンプルなAF-1でおしゃれをプラスアルファ。

all-in-one¥8,500 sneakers¥12,000 by nike sportwear/nike customer service coat¥17305 by gallerie necklace¥3,627 by mii mariabonita/pin nap other stylist's own

INFO
NIKE Customer Service
0120-6453-77
NIKE.COM/WOMEN

STAFF
PHOTOGRAPHY: RYOSUKE YUASA
STYLING: AI SUGANUMA
HAIR: MASATO TSUCHIYA
MAKEUP: NAO YOSHIDA
MODEL: MIKAKO, AKINA, TAKI FROM FAKY(AVEX)
EDIT: AMARU OHSHIRO
DESIGN: MIZUKI AMANO
CODING: JUN OKUZAWA



今月のtokyo it girl beautyは、芸術の秋にちなんで
アーティなエッセンスを取り入れたメイクをご紹介。
ラストを飾るのは、女優としても活躍の場を広げている岡本夏美。
ビジューがきらめく、スペシャルなメイクにトライ♡

1. aを二重幅の上までのせる。
2. 目のきわにbをのせる。
3. cを二重幅より上のアイホールにのせ、グラデーションにする。
4. dでまつ毛にボリュームを出す。
5. 目の形に沿ってラインストーンを置く。

a.アイカラー:アイコニックルック アイシャドウ S112 fairy forest ¥2,200 ジルスチュアート ビューティ
b.アイカラー:アイコニックルック アイシャドウ M408 night merry-go-round ¥2,200 ジルスチュアート ビューティ
c.アイカラー:ザ アイシャドウ 99 Miss You More ¥2,000 ADDICTION BEAUTY
d.アイカラー:フィルム マスカラ ボリューム&ボリューム ¥3,200 ADDICTION BEAUTY

岡本夏美(おかもと なつみ)

2011年「ラブベリーモデル・オーディション」グランプリを受賞。現在は『non-no』専属モデルを務める。
女優としても活躍し、舞台『春のめざめ』、映画『賭ケグルイ』、AbemaTV『御曹司ボーイズ』など数多くの作品に出演。

Instagram:@okamoto_natsumi

ジャケット¥75,000、フリルネックカラー¥14,000(共にSueUNDECOVER/アンダーカバー)、ニット¥28,000、スカート¥49,000(共にTARO HORIUCHI/タロウホリウチ)、イヤリング スタイリスト私物

SHOP LIST
アンダーカバー 03-3407-1232
タロウホリウチ prcontact@a-tconcepts.com

INFO
ジルスチュアート ビューティ 0120-878-652
ADDICTION BEAUTY 0120-586-683

MODEL: NATSUMI OKAMOTO(EVER GREEN ENTERTAINMENT)
PHOTOGRAPHY&VIDEO: TOSH SHINTANI
STYLIST: MIKI SHIMIZU
HAIR: MIHO EMORI(KIKI INC.)
MAKEUP: NAO YOSHIDA
TEXT: YUKA SAKAMOTO
EDIT: YURIKA NAGAI, KAHO FUKUDA
DESIGN: AZUSA TSUBOTA
CODING: JUN OKUZAWA



BULLDOG SKINCARE FOR MENと迎える僕の新ルーティン

イギリス発の「BULLDOG SKINCARE FOR MEN/ブルドッグ スキンケア フォーメン」は知ってる?
今世界各国で話題になっているメンズ専用のスキンケアブランド。
プロダクトが各国でベストセラーになったり、最近でいうと渋谷中をブルドッグのポスターで
ジャックしたりと今最も注目すべきブランドなのは間違いない!
今回は創設者のSimon Duffyと仕事柄シェーバーを愛用しているという今大活躍中の俳優・森崎ウィンが、
バンブーのハンドルがスタイリッシュなシェーバーをメインに男性のスキンケアについて語ってくれたよ。
ブランドの溢れ出る魅力を知って、ぜひスキンケアを日々のルーティーンのなかに入れてみて欲しい。

━━ BULLDOG SKINCAREは2018年に日本上陸したばかりということで、まず初めに、なぜ名前が“BULLDOG”かを教えてください!

SIMON(以下S):“男性に優しい”という心行きを示すために、“A DOG IS MAN’S BEST FRIEND(人間の最良の友は犬)”という言葉がヨーロッパにあって、それで英国を代表する犬の名前にしました。ブランドのコンセプトにも反映されているのですが、スキンケア商品に天然由来成分を配合しているというのがいちばんの特徴。そもそも男性用のスキンケアとして他社との違いを打ち出そうと思い、2007年に会社を立ち上げましたね。

━━ 天然由来成分も配合ということで、やはりエコロジーというところも商品コンセプトに繋がっていますか?

S:その通りです。天然由来の成分を使用し、人工的に作った不必要な成分を使わないようにしています。2006年当時、私はNYにいて、WHOLE FOODS(オーガニック食品を販売しているスーパー)に行った時に興味が湧いて、業界研究を始めました。そして初めて業界でCO2を排出しないパッケージを採用したスキンケア商品を売り出したところから始まりましたね。今回のシェーバーも、95%のプラスチックを取り除き、竹で代用しています。その他は、木材パルプのリサイクルをし、環境に優しいインクを使っているんです。

━━ウィンさん、今回のバンブーのシェーバーを初めて見たときどう思いましたか?

W:日本では見たことないデザインで、純粋に可愛いと思いました! 僕達が普段日本で見るのはプラスチックでもっと細身なものが圧倒的に多いので、すごく新鮮です。このアイテムが洗面台に置いてあったらやっぱりかっこいいと思うんですよね。あと確かこのバンブーって水に強いから洗面台だけじゃなくて、お風呂場にも置けますよね? ポンって1個置いてあると、テンション上がりますね。

S:ありがとうございます。英国ではそもそもバンブーというものがかっこいい素材だと見られているんです。さらに、持ち心地も良く、手に馴染むし、適度な重さがあっていいと言われています。ということでクールな商品コンセプトで、なおかつ環境にいいものを意識して、日本でも販売することになりました。

━━ ちなみに、髭剃りを購入する時に選ぶ条件ってありますか?

W:僕が今使っているシェーバーは友達にもらった電動のもので、今回この対談をやらせて頂くということで色々調べたんです。そしたら、T字のシェーバーがいいことだらけで。例えば肌が乾燥している時とかにも。僕は冬になると肌が乾燥しやすくて、朝から電動シェーバーを当てるとちょっとヒリヒリしたりするんですよ。でも今回BULLDOGさんのT字を使わせていただいて、すごく使い心地が良くて、T字が良い理由を実感できましたね。ヒゲを剃るということは毎日必要不可欠なところなので、そこからケアをできるとなると、メンズのスキンケアとして大きなポイントですよね。

━━ お2人は普段からスキンケアは意識していますか?

W:そんな凝ってないですけど、化粧水、乳液、あとはビタミン剤くらいですかね。ビタミン剤といっても撮影で忙しい時に飲むだけ。基本的には薬に頼りたくないので、できるだけ食事で補ったりだとか、多少は意識してますね。

S:私は基本的に2ステップ、2分で終了します(笑)。まずはオリジナルのフェイスウォッシュ(洗顔)で汚れを洗い落として、その後にオリジナルのモイスチャライザー(保湿クリーム)をつけます。エッセンシャルオイルも入っていてとても肌がしっとりするんです。このモイスチャライザーは実は創設以来世界のあらゆるところでベストセラーにもなっていて、本当にオススメです。

━━ 日本のメンズのスキンケアで思うことがあれば教えてください!

S:日本ではまだ、スキンケアをしていない人が多くいます。理由は様々だとは思いますが、そういった方々に歯磨き感覚で毎朝スキンケアをしていただきたいですね。ひとつアドバイスがあるとしたら、まずは試してみること。2週間でも良いから試してみる。それで肌が健康になったと実感できるようになったら、変わってくると思います。2つ目は、人工着色料や合成香料等の余分な成分をなるべく避けると良い。最後は、自己投資。スキンケアは1日では変わらないかもしれないけど、20年間毎日やっていれば、自分の肌に実感できる。なのでなるべく早くスキンケアをスタートしてください。

BULLDOG Special brand movie by HISTORY CHANNELをチェック!

INFO

BULLDOG SKINCARE www.amazon.co.jp/bulldogskincare/

サイモン・ダフィー

メンズスキンケアブランド「BULLDOG SKINCARE FOR MEN」の創設者。2007年にブランドを創設以来、イギリスをはじめ、30カ国以上でプロダクトを展開。

森崎ウィン

2008年にデビュー以来、多数のドラマや映画に出演。ダンス&ボーカルユニットPRIZMAXにも所属し、2018年には映画『レディ・プレイヤー1』でハリウッドデビューも。
instagram : @win_morisaki_official

win : blouson¥65,000 by yoshiokubo long sleeve¥15,000 by kazuyuki kumagai/attachment daikanyama pants¥28,000 by discovered

PHOTOGRAPHY:KENICHI SUGIMORI
EDIT: SHOICHI MATSUMOTO, AMARU OHSHIRO
DESIGN: AZUSA TSUBOTA
CODING: JUN OKUZAWA



ミレニアム世代から誕生した、ネクスト新人モデル髙橋恋子

NYLON JAPANがネクスト新人モデルとして注目する16歳の髙橋恋子。
上質でタイムレスなムードをまとってNYLONのファッションシューティングに初挑戦。
切り開かれていく確かな未来へ期待を抱く等身大な彼女の姿に、私達はすぐ恋に落ちた。
彼女の見つめる先には、境界線のない輝くステージが間違いなく待っている。
今ここに始まる、髙橋恋子のこれからを見逃さないで。

jacket¥516,000
blouse¥127,000 by fendi
tights stylist's own

─ モデルや女優を目指すようになったのはいつから?

姉にすすめられて、オーディションを受けたのがきっかけです。その時は、最終審査まで残ったのに落ちてしまって。オーディションを受けるまではあまり興味はなかったんですが、落ちたらすごく悔しいと思うようになって。もともと人前に立つのが苦手で、表に出てすごく目立ちたいとは思っていなかった。ただオーディションを重ねていくうちに、人前に出るのが好きになり、もっと自分を見てもらいたいと思うようになって、このお仕事をしたいと思うようになりました。

─ いちばんの特技は?

歌とピアノです。いろんなジャンルの歌を今練習しています。Superflyさんの曲は、歌っていてすごくスカッとします。ピアノは小さい頃から習っていて、暇になったらいつもピアノを弾いて歌っています。耳コピが少しできるので、聴いた曲を弾いたりもしています。本当に気づいたら、よく歌を歌っています。

─ モデルのお仕事ではどんな撮影をしてみたい?

すごく派手な原宿ファッションの撮影をしてみたいです。ピンクが大好きなので。

─ 新しく何かに挑戦することは好き?

緊張したり、怖いなと思うことはあるけど、やってみたら楽しい! と思えることを知っているので、挑戦することは大好きです! だから、いつでもチャンスがあったら積極的にチャレンジしたいです。

─ 今16歳の恋子ちゃんが同世代の若者に何か感じていることはありますか?

最近思ったことは、昔のSNSがなかった時代にはきっと、好きな歌手が歌っている姿を見て、ただ憧れているだけの人がたくさんいたと思うんです。こういう芸能界の世界へ進むには道が限られているって、きっと自分はあの人にはなれないってどこかで諦めてしまう人が多かったんじゃないかと。でも、今はSNSの力を使って、自分から発信できる環境にあるじゃないですか。だから、今は若い人にもそうやって少しでも自分を主張ができる人が多くなったのかなと感じています。

─ 恋子ちゃんのお友達にもSNSを使っている人はたくさんいる?

自分の友達もみんなSNSをやっていて、いいねやフォロワーを気にしている人が多いです。

─ それは、すごい今っぽいね。恋子ちゃんはSNSを使って、どんなことを発信していますか? 

私は自分がいいなと思うもの、楽しいって思ったことをアップしています。みんなにも知って欲しいことを投稿することが多いです。

jacket¥12,600 dress¥6,400 by cheap monday/k3 co. t-shirt¥7,000 by montmartre newyork/brand news beret¥8,000 by atsushi nakashima/thé pr socks¥1,000 by poco·a·poco shoes¥67,000 by adieu/edström office

─ 最近、インスタにチャイナドレス姿の写真が上がっていましたよね?

ずっと前から着てみたかったんです! 着てみたらすごく自分でも楽しかったから、誰かにそれを伝えたいなって。普段見れない自分をSNSにUPしているので、それはぜひ見てもらいたいな。

─ モデルの恋心ちゃんから同世代に何かを伝えるとしたら?

もっと自分の個性をアピールしていいんじゃないかなと思います。自分の好きな服とか、周りを気にせずに、好きなことをやって欲しい! 沖縄にいると、何だろう、みんな服の系統にあまり差がないって感じるんですけど、東京の渋谷や原宿にいる人たちはみんなが好きな違った好きなファッションをしている。東京に来るたびに、それがすごくいいなと思うんです。

─ 前に髪の毛を派手に染めたいって言っていましたよね。

そうなんです。今は自由にできないこともあるけど、いつか自由に好きな格好をしたいです。そう言う人が増えたら、きっと自分も周りも楽しいなって思うから。

─ 今号のNYLON JAPAN12月号のテーマでもある
「YOUTHへの主張」を教えてください。

私の憧れている人がココ・シャネルなんです。名前が一緒だからっていう理由なんですけど(笑)。ココ・シャネルの言葉で、どこへ出かける時でも、おしゃれをしたり、化粧をすること。最良の人に、いつどこで出逢うかわからないからっていう言葉があるんです。私も何かを主張するとしたら、これかな。これは、きっと恋愛だけに言えることじゃないなと思うんですよね。

─ 実際にどうしてそう思いましたか?

私も街を歩いていたら、あ、あの人、なんかいいな! って思う人がたまにいるんです。それってすごい素敵だなって思うんです。だから、私もどこかをただ歩いていても、何かを感じてもらえる人になりたいって言うのは、普段から意識するようにしています。

─ 恋心ちゃんのこれからの活動を教えてください。

今は学校と事務所のスクールに通いながら、東京に来れるようにこれからはいろんなことに挑戦して行きたいと思います。大好きな歌もたくさん練習して、いつか歌でお仕事できると嬉しいな。英語の勉強ももっと今頑張って、言語はちゃんと身に付けたいと思っています。世界で活躍するために。

─ とっても楽しみにしています! 最後に、今後のメッセージをお願いします。

これから毎回違った自分を1回1回見せていけるように頑張るので、それをぜひ見て感じてもらえたらとてもうれしいです! 応援よろしくお願いします!

profile

髙橋恋子/Koko Takahashi

KOKKO5050
沖縄在住、現在高校2年生の16歳。身長172cm。沖縄と東京を行き来し芸能活動を行う。
趣味・特技は、歌とピアノ。ライジングプロダクション所属。

STAFF
MODEL KOKO TAKAHASHI(RISING)
PHOTOGRAPHY JOHN CLAYTON LEE
STYLING YOKO IRIE(TRON)
HAIR MIHO EMORI(KIKI)
MAKEUP MAI KODAMA(SIGNO)
EDIT SAYURI SEKINE
DESIGN AKIKO MIYASAKA
CORDING JUN OKUZAWA



野村周平と約束の時

「仕事終わったよー」とメールすると0.1秒後に「おれも終わった」という返事。
同じ仕事だから割と時間が合うんだよね。そして、適当なところで待ち合わせ。
なんでも相談できて何も話さなくても、なんだか落ち着く。これって親友……ってやつだよね?
今回出演してくれた2人は、映画『WALKING MAN』にて共演。
その映画にまつわること、今のカルチャーについて思うことなど 、WEB限定のインタビューを公開。

ー『WALIKING MAN』は、ヒップホップを中心に、貧困や格差といった社会的なテーマを扱う映画です。撮影中の雰囲気はいかがでしたか?

野村(以下S):基本、ワイワイガヤガヤやっていましたよ。ラストの橋のシーンは、本気で感情移入しましたね。美青ちゃん、リアルな芝居をしていて、すごく良いシーンになってると思う。なにか印象に残ったシーン、ある?
優希(以下M):私が好きなのは、やっぱりラップのシーン。私と周平君は兄妹の役だったんですけど、今までこんな風に思ってくれていたんだ……って初めて知ったし、ステージに立つ姿を見た時に、自然と感情移入しちゃって。「プレゼントより抱きしめてほしい」っていう歌詞がすごく心に残っています。

―野村さんに対して、本当の兄のような気持ちが芽生えてきましたか?

M:そうですね。本当に頼りがいがあります。以前共演させていただいた時も「何かあったら言えよ」みたいな感じで話して下さって。
S:そんなこと言ったっけ?
M:言いましたよ。「変な人に捕まるなよ」って。
S:それは昨日も言ったね(笑)。20歳になったら飲みに行けちゃうから、変な人に誘われてもついてくんじゃないよって(笑)。

―野村さんは、兄貴みたいな立場になることが多いんですか?

S:兄貴分みたいな感覚はないかな。平等に見ますね。年下にも年上にもこのテンションだから、兄貴肌じゃないし、座長をやっていてもみんなを引っ張っていくぜみたいなのはあんまり好きじゃないんです。普通ですよ。「何か困ったら言ってね」みたいなテンション。威張る感じじゃなくて。
M:ちょっと威張ってましたよ(笑)。
S:そうだっけ!?(笑)

―年齢の区別なく、フラットに接するという姿勢は伝わります。

S:そうですね。自分が付いて行きたければそうするし、嫌ならとことん嫌だし。年齢にはこだわらないです。みんな平等であるべきですよね。

―今作は、家族をひとつのテーマとして扱っていますが、お2人の実体験は役に反映されていますか?

S:それは全然ですね。僕はもともと弟なので、兄になるということが新鮮でした。親父が死んじゃっていて、お母さんは事故に巻き込まれちゃって、兄ちゃんとして妹を支える。全部が新しい体験でしたね。

―優希さんは、劇中で兄(野村周平)に対して反抗していますよね。どのように演じましたか?

M:私は弟が1個下なんですけど、反抗期の時は「気持ち悪い」とか「さわんな」とか言われました。

―え、そんなこと言われるんですか!

M:だから、自分の弟をお手本にして、劇中で周平君にひどいことを言ってました。お兄ちゃん側の気持ちもわかるなあ……と思いながら。

―今作では、カルチャーに対して「憧れる」という感情が描かれています。野村さんは何かに憧れる感覚はありますか?

S:今ニューヨークに留学していて、それが実現できていることがうれしい。自分が行きたかった所に行けているし、今はまさに憧れに出会っている最中ですかね。

―ずっとアメリカに行きたいと思っていたんですね。

S:スケボーが好きだし、それを通じてどこかに行けたらなってずっと思ってて。それが今かなって。5歳の時からスケボーやってるんで、身近にカルチャーがありすぎたんです。だから、大人になってカルチャーと出会うみたいなのはあんまりなかったんですよ。今、ニューヨークで、僕にとってのカルチャーショックに出会っている感覚です。

―印象的な出来事はありましたか?

S:向こうにいるプロスケーターとかと気軽に飲めたり、一緒にスケボーできたりするのって、本当にすごいことですよね。映像でしか見たことない場所に行って、「ここってこんなデカイの!」とか、「こんなのおかしいでしょ!」みたいな気持ちになる。実物を見ないと分からないことだらけですよ。

―ニューヨークってことは、Supremeまわりのクルーとも関わってるんですか?

S:そうですね。ほとんどサップ(Supreme)の人達ですね。ショーン・パブロとか、ベン・キャドゥとか、後はストアで働いてる子とか。みんなすぐ仲良くなれて。学校帰りに立ち寄れるのが東京の感覚と近くて、ニューヨークでそれが出来てるのはうれしいなって。

―スケートボードがコミュニケーションになっているんですね。

S:あとは、飲みニケーションですね。

―そうなんですか(笑)。

S:どれだけ飲めるかって、万国共通の言語ですよ。「お前すごい飲むね」ってだけでコミュニケーションとれちゃう。あと、シンプルに面白いか面白くないか、騒げるか騒げないかみたいなところ。飲んでどうなるのかとか、そういうところを見てますね、彼らは。

―仲間の一員になる感覚をどうつかんでいくかって、重要ですよね。

S:そうそう。なかに入って行けるか行けないかは、けっこうシビアですよね。入っていっても、まだ何もわかんないんですけど。

―英語のほうはどうでしょうか?

S:とにかく速いんですよ、向こうの英語は。学校で学んでる英語とは全然違って、現実は速すぎる。ようやく聞き取れ始めたかなみたいな。って思ったら映画の宣伝で帰ってきて、全部忘れちゃいそう……。耳がこっちの耳になっちゃって。向こう行ったら向こうの耳に戻るんでしょうけど……。

―あんまり日本語喋ると良くないかもしれないですね(笑)。

S:あんまり喋らず一言だけにします、このあとのインタビュー(笑)。
一同:(笑)。

―ヒップホップもそうですが、優希さんはいわゆる男の子のカルチャーって、どう感じますか?

M:私、スケボーできる人好きなんですよ。
S:コナン君好きだもんね。

―コナン君?

M:そうです。周平君のインスタストーリーズを見ていて、「すごい! コナン君みたい!」と思って、「コナン君みたい!」って送りました。
S:いきなり美青ちゃんからメッセージが来て、何かあったのかなって思ったら「コナン君みたい!」ってだけ。なにそれ! 全然ちゃうわ! コナン君もっとすんごいわ!みたいな(笑)。

―コナン君、ギュンギュンですからね。

S:ギュンギュンですよ、彼らは。

―コナン君ありきでスケボーを見る人って、なかなかいないですよね。

S:なかなか珍しいタイプですよね。でも、日本だったらコナン君を見て初めてスケボーを知る人もいるのかもね。スケボーあんな速いもんじゃないから。踏んだらビューンっていくんじゃなくて、自分でこぐから(笑)。

―優希さんは、ヒップホップはもともと聴いていましたか?

M:いいえ、ぜんぜん知らなくて。この映画でラップを知ってANARCHYさんの曲を聴くようになりました。
S:何が好き?
M:下駄箱に置き去りのハイヒール……のやつ。
S:あ、「Fate」ね。
M:それです。

―野村さんはずっとヒップホップがお好きですか?

S:小学校高学年ぐらいから聴いてるような気がしますね。横乗り系をやってると自然とついてきちゃうんですよ。ずっとヒップホップで、1回R&Bがあって、ソウル、レゲエ、またヒップホップ。今トラップミュージックみたいな。だからずっとこっち界隈ですね。最近はハウスとかテクノとかも聴くし、なんかわけわかんないやつも聴きますし、AORとかYMOみたいなやつとか。結構幅広いかもしれません。

―これまで自分でラップをやったことってありました?

S:カラオケか、自分の行きつけのバーで歌う、みたいな感じのことしかやってなかったんで、ちゃんとステージに立つのは初体験でした。

ー喋ることが得意でないラッパーという役柄、難しかったのでは?

なって思ってます。ちょっと離れようって。

ー苦戦したということですか?

S:今作の場合は、「野村周平」になっちゃダメじゃないですか。慣れ親しんでいる音楽だからこそ、自分が出てきちゃうんですよ。すごく難しかったですね、感情入れてやるのは。

ー口下手で、塞ぎ込みがちな役柄、印象的でした。

S:そうですね。実際にそれで困ってる人がいますからね。友人に映画を観てもらったんですけど、ずっと真似してきて、「すすすす」みたいなことやってくるから、「バカにすんじゃねえ、本当にそれで困ってる人いるんだぞ」って怒ったんですよ。

ーある種、ラップバトルって、お互いの特徴を切り取って侮辱し合うわけじゃないですか。作中でも、差別的な言葉をぶつけ合うシーンがあって、その生々しさが、炎上を恐れていない、本来の反骨精神があっていいなと思いました。

S:あのラップ自体が映画のメッセージですよね。フラットな関係性ではないし、差別用語とかも入ってくる。その場に限定された言葉だけで終わればいいんですけど、そこに感化されちゃダメ。たまにいるんですよ、ひきずっちゃう人が。そこはきちんと分けないといけない。

ーこの映画自体が強い問題提起をしている作品だと思いますが、今お2人が世の中に対して言いたいこととかあったりしますか?

S:こういうの言うと、また切り取って書くでしょ〜? 話した通りの言葉で書いてくれるんですか?

ーちゃんと書きますよ。

S:僕、最近、発言を切り取られることが多いんですよ。それを悪意を含んだような書き方で出されてしまう。

ー見出しで煽るというのは、メディア側のエゴでしかなくて、卑劣だと思いますね。

S:クリックすれば事実は書いてあるかもしれないけど、開かない人も多いし、見出しだけで「あいつ馬鹿じゃん」ってなる。

ーもう少し聞きたいです。

S:ニューヨークでも、たまにネットニュースとか見るんですよ。今年は「イケメンが歌う作品」が多かったみたいなんです。菅田将暉、田中圭君とか、歌ってたみたいなんです。ただ、そこに僕は入ってなくて、「俺も歌っとるぞ!」みたいな。日本だと、ラップは歌だと認められていないのか? って。百歩譲って、イケメン枠じゃないとしたら……嫌ですけど……(笑)。
一同:(笑)。
S:本当のことを言えばね、イケメンかどうかなんて、どっちでも良いんです。ちゃんと歌っているし、音楽に、映画に本気で向き合っているのになって思うんですよ。

―切り取られ方がいびつなんですよね。

S:みんな好感度だけを狙いすぎてるんじゃん? って思いますよ。

ー優希さんはいかがですか?

M:普段は考えないんですけど、この映画を観て、お金がないから関わらないとか、人として扱ってもらえないとか、保険の星田さんとのシーンとか、すごく心が痛くなりました。

ー今回登場していただくNYLONは、ユースに向けた1冊です。自分達より若い世代に伝えたいことはありますか?

S:かっこよくあれよって、思います。別にどんな種類の人間がいても良いんですけどね。なんだろう、言えるようで言えないな。

ーかっこいいっていうのは見た目じゃなくて、スタンス?

S:伝えたいのは、「好きに生きなよ」ってことです。本当にそう思う。人生一度だし、大人や長いものに巻かれなくても良い。自分が好きな人とつるんで、その人達と良いセッションができていれば、良い物がつくれる。自分を売るようなことはしなくて良いんじゃない? って。セルアウトしちゃダメだと思う。僕はもう、やりたくないことはやりたくないって言っちゃうので、自分を持って人生を楽しく生きることを選びます。「人生は1回だ」っていうのをニューヨークに留学して強く感じました。

ーどんな時に感じたんですか?

S:いまは仕事ができないから、時間が自分のものになっているというか。1年後には日本に帰ってきて仕事しなきゃいけないと考えると、この1年がめちゃめちゃ貴重になる。でも、本当はどんな1年だって大切ですよね。時間って限りのあるもの。年を取ってくるとできなくなることが多くなるから、若いうちにやれることをやって、好き勝手生きたほうがいいと思うんすよ。だって死ぬんですよ、絶対。絶対っていうのは、死ぬことだけじゃないですか。

ー本当にそうですね。

S:いつ死ぬかだって、わからんし。好きなことをやったほうが良い。まあ、僕は今ニューヨークで自由な生活をしてるんですけど(笑)。

ー優希さんは今、自分のやりたいことをやれてる感覚ですか?

M:これでいいのかな? って悩む時はあります。
S:良いじゃん。俺なんていつでもやめたいと思ってるよ、俳優。

ー2人とも、悩んでいるんですね。

S:俳優は楽しいです。でも、しがらみも多いですよ。批判されるのをビビったり、コンプライアンスがどうとか。そういうのを気にし始めたら俳優なんかやってられないよな、って。

ーそういうネガティヴな声が誇張されがちな時代ですよね。

S:悪口を言いたいなら、直接言うほうがいいですよ。

ー最後に、NYLON15周年のテーマに関する質問です。

S:そんなに長いんだ。おれこないだ表紙やらせてもらいましたね。

ーすごくいい表紙でした。ありがとうございます。

S:あれ、かっこよかったでしょ? ああいうのですよ、かっこいいというのは……(笑)。あれをやらせてもらえて、NYLONはすごいなと思いました。

ーNYLONにそういうイメージを持っていただけているんですね。

S:勝手に女性が読むものだと思ってたから、表紙のお誘いが来たときに本当に俺で大丈夫なの? って思ったんです。「これまでのイメージをぶっ壊していいならやらせてください」って言ったらOKが出たんで、あ、心広いなって(笑)。

ー(笑)。

S:だから僕もインスタに、「NYLON読者の方々にはわかりにくい内容になってますが、是非ご覧ください」みたいなこと書きましたね。あ、それで、なんでしたっけ?

ー今のお話が象徴していますが、15周年のテーマが「NEW POWER NO BORDER 」っていうテーマなんです。

M:あの、英語の意味がわからないんですが……。
S:まじで! 新しいな! NEWぐらいはわかるでしょ!(笑)。

ーリアルなユースには伝わりにくいんですね……(笑)。壁を越えて新しい力を生んでいこう、っていう意味です。

S:NEW POWERはめっちゃいますよ、東京に。若い子たちはすごいと思う。若い芽はいっぱいいるけど、そういう若い芽を潰す大人達もいる。だからそれに負けたくない。上のほうで居座ってる人達がギャーン! っていなくなれば、ドーン! ってきて、日本ワー! ってなるんすよ。そういうことです。次は美青ちゃんがNYLONの表紙ですね。

ーありがとうございました。

look01

SHUHEI: jacket¥133,000 shirt¥79,000 pants¥79,000 all by alexanderwang sneakers¥5,500 by vans/billy's ent shibuya

MIO: dress¥73,000  earrings¥18,000  shoes¥74,000 all by toga pulla belt¥8,000 by g.v.g.v./k3&co.

look02

SHUHEI: hoodie¥13,000 by carhartt wip t-shirt¥9,000 by ftc pants¥5,000 by dickies/prov others stylist's own

MIO: knit¥48,000  pants¥75,000 knit¥82,000 all by akane utsunomiya/brand news earrings¥14,000  ring¥5,500 by monday edition /gem projector

INFORMATION
野村周平と優希美青が出演する、ラッパーANARCHYの初監督映画『WALKING MAN』が現在全国公開中。極貧生活を送る口下手でコミュ障な主人公が選んだ道は、なんとラップ。観た後はあなたも夢を持ちたくなるはず。

SHUHEI NOMURA/野村周平

@QS86_SHUHEI

1993年11月14日生まれ。兵庫県出身。AB型。2010年に俳優デビュー。『ちはやふる』『帝一の國』など多くの話題映画に出演。資生堂unoのTVCMでかっこよさを見せつけてくれたのは記憶に新しい。スケボーやBMXなどストリートに生きる一面も。現在NYに留学中。

MIO YUKI/優希美青

@MIO_YUKI

1999年4 月5日。福島県出身。O型。第37回ホリプロタレントスカウトキャラバン2012年グランプリを受賞し芸能界デビュー。映画『暗殺教室』『ちはやふる』、ドラマでは『あまちゃん』『デスノート』などへの出演を果たす。清純派女優の未来に期待が高まる。

ハッシュタグ #CLOSETOSHUHEIをつけて、
今回のページの感想をツイートしてくれた方の中から
抽選で3名様にサイン入りチェキをプレゼント!

※当選者にはTwitterダイレクトメッセージにてご連絡し、お送り先など伺います。
※応募期間 2019年11月8日~11月27日

STAFF
MODEL: SHUHEI NOMURA(amuse), MIO YUKI(horipro)
PHOTOGRAPHY: TAKAHIRO IDENOSHITA
STYLING: KENICHI HIRAMOTO FOR SHUHEI DAISUKE MORIMUNE FOR MIO
HAIR&MAKEUP: SURUGADAI YAGUCHI(SURUGADAI YAGUCHI) FOR SHUHEI
KAZUHISA KURUMISAWA FOR MIO
INTERVIEW: TAIYO NAGASHIMA
EDIT: SHOKO YAMAMOTO
DESIGN: MIZUKI AMANO
CODING: JUN OKUZAWA