FASHION

2019.04.26

Onitsuka Tigerが贈る一夜限りのRAVE PARTYへトリップ

Onitsuka Tigerが贈る
一夜限りのRAVE PARTYへトリップ

とある都市のボイラールーム。1階は剥き出しのパイプに、光を放つ大量のビデオスクリーン。2階には、オレンジのレーザーが飛び交うパーティーフロア。今年70周年を迎えたOnitsuka Tigerが、今季のコレクションテーマ「DOWN TOWN RAVE」をファッション、空間、音で表現した、一夜限りのレイヴパーティーに潜入！

まず入り口を入り目に飛び込むのは、柱に拘束された2019秋冬ウェアのアートオブジェ。そしてOnitsuka Tiger70年の歴史を映し出す配電盤。最新のシューズは、メタリックな光を放つパイプに設置されている。「DOWN TOWN RAVE」、ヨーロッパのファッションシーンをリードするベルリンのクラブシーン、そして自由な考え方を持つ90年代の若者からインスパイアされた、今季のOnistuka Tigerのコレクションテーマを、会場のディレクションを手がけたYOSHIROTTENが見事に空間として演出する。そして、拘束されたウェアのアートオブジェが布石となるように、2階のパーティーフロアで音楽と共に心も身体も解き放たれる。

アナログなブラウン管モニターに映し出されるのは、最新ウェアを纏った、注目のバーチャルモデルIMMA。現代のデジタル技術を駆使し誕生したIMMAを、あえて90年代的表現で見せるギミックが、レトロフューチャーというコンセプトをより際立たせる。また、秋冬のウェアを着た20人のモデルによる「クラブへの入場を待つ列に並ぶ」インスタレーションも、この空間により立体感を与える。