CULTURE
髙石あかりの演じる大学生に伝説の元殺し屋が取り憑いた!?『ゴーストキラー』
『ゴーストキラー』
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何かのきっかけで、霊が見えるようになったり、見えることで事件に巻き込まれたり……という設定は、もしかしたら現実にある“かも”しれない世界として、ホラーやラブストーリー、ミステリーなどいろいろなジャンルで描かれてきました。その中で、“実写映画”ではこういう作品あまりなかったかも! と心が躍ったのが『ゴーストキラー』。
主人公は、ごく普通の大学生・ふみか。ある日、道に落ちていた一発の薬莢を偶然拾ったことで、伝説の元殺し屋・工藤の幽霊が見えるようになり、彼が成仏できるよう協力することに……。
工藤はなぜ殺されたのか? その真相を探る中で、ふみかは想像もしていなかった相手と戦うことになるのですが、ふみかが工藤の手を握ると、殺し屋としての力が乗り移り、めちゃくちゃ強くなる! 本格アクションを楽しむ映画でもあります。
というのもこの『ゴーストキラー』は、主演・髙石あかり、監督・園村健介、脚本・阪元裕吾──そう、『ベイビーわるきゅーれ』シリーズの制作チームふたたび! なのです。『ベイビーわるきゅーれ』シリーズや『陰陽師0』など数々の作品でアクション監督として活躍する園村健介が、『ゴーストキラー』では監督とアクション監督を兼任。また、脚本は『ベイビーわるきゅーれ』で監督&脚本をつとめた阪元裕吾が担当しています。
そして『ベイビーわるきゅーれ』の経験を活かした髙石あかりのアクションがパワーアップしているのはもちろん、ふみかに取り憑く元殺し屋・工藤を演じる三元雅芸のアクションにも魅せられます。ヒーローショーの出演をきっかけにスタントの道へ進み、現在はアクションをメインに俳優&監督として活躍する三元のアクション技術も見どころです。
なかでもクライマックスのアクションシーンは、工藤が乗り移ったあかりのアクションと、工藤の魂がダイレクトに映し出されるアクションと、描写にも工夫があって釘付けに!
身体能力がすごいですね度 |
★★★★★
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バディものとしてのコメディ度 |
★★★☆☆
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髙石あかりの二役演じ分け度 |
★★★★☆
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監督
園村健介
脚本
阪元裕吾
出演
髙石あかり
黒羽麻璃央
三元雅芸
井上想良
東野絢香
川本直弘
アベラヒデノブ
倉冨なおと
木部 哲
一ノ瀬竜
配給
ライツキューブ
2025年4月11日(金)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
Ⓒ2024「ゴーストキラー」製作委員会
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