CULTURE
衝撃の連続!エマ・ストーン主演『哀れなるものたち』
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『哀れなるものたち』
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この映画を「こういう映画です」と、ひと言で言い表すのはとても難しいのですが、テーマも、ストーリーも、映像も、役者の演技も、すべてにおいて共通するのは「衝撃的」であることです。
そもそもヨルゴス・ランティモス監督の作品は、『ロブスター』にしても『女王陛下のお気に入り』にしても衝撃的な作品でした。そんな彼の世界観をすでに体験済みの人であっても、さらに上を行く衝撃が『哀れなるものたち』にはあります。
どんな物語なのか──。ベラという主人公が自由を求めて旅をする物語です。自分探しの旅、その設定自体は決して珍しくないのですが、なぜ自分探しをするのか、そのきっかけと言いますか、ベラのはじまりが、まず衝撃的なのです。ベラの誕生は映画の冒頭で描かれます。その誕生自体に衝撃があるので、どうか余計な情報は入れずに、検索せずに観ることをおすすめします。
「今までで一番難しい役でした」と語るのは、ベラを演じるエマ・ストーン。今回は主演だけでなくプロデューサーとしても名を連ねていることからも、彼女がこの作品に向きあう熱量、感じ取れると思います。共演はマーク・ラファロ、ウィレム・デフォーといった芸達者な俳優たち。もうそれだけでワクワクするのではないでしょうか。
生きることに意欲的なベラ。彼女の、未知なるものに対する好奇心によってベラは冒険の旅にでます。そして、私たちはベラと一緒に旅をするわけですが、ベラの視点で描くことで、知っている世界も別世界のように映る。「何この幻想的な世界観!」という映像美に引き込まれながら、ベラが投げかけてくる自由とは何なのか、平等とは何なのかについても考えさせられる。
──と書くと、何だか難しい映画のようにも捉えられますが、タイトルの「哀れなるものたち(Poor Things)」を含めて、この映画のテーマは何なのかを考えるのは、観終わったあとです。鑑賞中は考える余裕なんてないほどジェットコースターのように途切れることなく衝撃が押し寄せてくるので。ベラと一緒にさまざまな衝撃を楽しんでみてください。
| 芸術度 |
★★★★☆
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| 喜劇度 |
★★★★☆
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| 衝撃度 |
★★★★★
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監督
ヨルゴス・ランティモス
出演
エマ・ストーン
マーク・ラファロ
ウィレム・デフォー
配給
ウォルト・ディズニー・ジャパン
1月26日(金)全国公開
Ⓒ2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
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