CULTURE
ティモシーの魅力炸裂!『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
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『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
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美味しいご飯を食べている時もそうですが、それ以上に、スイーツを食べている時って、人は自然と笑顔になりますよね。
ジュリエット・ビノシュとジョニー・デップが共演した『ショコラ』を観たときは、心と体にもたらすチョコレートの効能に感動しましたし、ティム・バートン監督とジョニー・デップ主演の『チャーリーとチョコレート工場』を観たときは、夢のようなチョコレートのワンダーランドにワクワクしたものです。
ほかにも『ウェイトレス おいしい人生のつくりかた』や『ノッティングヒルの洋菓子店』、『彼が愛したケーキ職人』など、甘いスイーツにちょっと苦い人生を組み合わせると物語が何ともドラマチックになる。恋愛映画としても家族映画としても楽しめる作品でした。
今回ピックアップした『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は、18年前の映画『チャーリーとチョコレート工場』で有名になったウィリー・ウォンカについてのお話。彼のチョコレート工場はどうやって誕生したのか、工場長ウォンカの若き日の物語を描いた“はじまり”の物語です。
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で主人公のウォンカを演じるのは、ティモシー・シャラメ。『君の名前で僕を呼んで』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』『DUNE/デューン 砂の惑星』など、彼がいかに魅力的かは改めて説明しなくてもOKだと思いますが、もちろん今回のウォンカも魅力的です。
「いつか世界一のチョコレート店を作る」という母との約束を胸に、チョコレートの街にやって来たウォンカ。騙されても、邪魔されても、盗まれても、次から次へと災難が舞い込んでも、夢をあきらめずに進み続ける姿から勇気をもらいます。また、ウォンカがつくり出す魔法のようなチョコレートの数々に心が躍ります。
18年前の『チャーリーとチョコレート工場』は、どちらかと言えば子供向けの要素の強い作品でしたが、今回の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は、子供だけでなく、大人が、夢を見ることを忘れないための映画でもある。チョコレートにワクワクしながら大事なことにも気づかせてくれる。とってもとっても素敵な映画です。
| ティモシーはピュアな役が似合う度 |
★★★★☆
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| ウンパルンパ役のヒュー・グラント最高度 |
★★★★☆
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| ウォンカのチョコレートが食べたい度 |
★★★★☆
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監督・脚本
ポール・キング
出演
ティモシー・シャラメ
ヒュー・グラント
オリヴィア・コールマン
サリー・ホーキンス
ローワン・アトキンソン
配給
ワーナー・ブラザース映画
12月8日(金)全国ロードショー
Ⓒ2023 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.
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