CULTURE
自分の可能生を教えてくれる『マイ・エレメント』
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『マイ・エレメント』
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慣れ親しんだ環境から一歩踏み出すって、勇気が必要です。無理して一歩踏み出さなくても生きていけるなら、問題ない環境であるなら、いま居る環境を捨てて踏み出す価値はあるの?って思ったりもします。
けれど、たとえば、海外旅行で世界を知ることもあります。転職することで自分の可能生が広がることもあります。自分がいま居る“ここ”は、本当に自分にとってベストなのか……と思うのであれば、勇気を出して“ここ”から離れてみる、違う世界を見てみる、それもひとつの方法だと思うのです。そして、映画『マイ・エレメント』にも、一歩踏み出す勇気が描かれています。
今回のディズニー&ピクサー作品の舞台となるのは、エレメントの世界。火・水・土・風のエレメント(元素)が共に暮らす都市エレメント・シティでは、違うエレメントとは関わらないというルールがあります。そんななかで、“火”の女の子エンバーは、“水”の青年ウェイドと出会い、知らない世界をもっと知りたくなって……。
エレメントという言葉には、元素の意味のほかに「自分の活動領域」という意味もあります。関わってはいけない二人、正反対の二人が出会い、ぶつかり合いながらも強く惹かれていく。想像以上にロマンチック!出会いを通してエンバーは自分の活動領域を広げていきます。
この映画のいいなぁと思うところは、人間ではないエレメントに命を吹き込むことで、様々な人が共感できること、様々な世界に置き換えて考えることができること。もちろん、映像も美しい!それぞれのエレメントの世界館ごとにタッチや味わいが異なるところも観ていてとてもワクワクします。
自分自身の挑戦だったり、恋愛だったり、家族との関わりだったり、観る人の何かを刺激してくれる映画です。
| ロマンチック度 |
★★★★☆
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| 美しい映像度 |
★★★★★
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| 勇気をもらえる度 |
★★★★☆
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監督
ピーター・ソーン
日本版声優
エンバー役 川口春奈
ウェイド役 玉森裕太
ゲイル役 MEGUMI
ファーン役 伊達みきお・サンドウィッチマン
配給
ウォルト・ディズニー・ジャパン
8月4日(金)大ヒット公開中
(C)2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
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