CULTURE
この世界観はクセになる!『ブリグズビー・ベア』
『ブリグズビー・ベア』
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タイトルのブリグズビー・ベアとは、この映画の主人公ジェームス(カイル・ムーニー)が幼い頃から見ている教育ビデオに出てくるキャラクター。外気から遮断されたシェルターのなかで両親と3人で暮らすジェームスにとって、毎週ポストに届くそのビデオとブリグズビー・ベアが生活のすべてだった。そんなある日、警察が家にやって来て両親を逮捕!? なんとジェームスは25年前に誘拐され隔離されていた! というサスペンス的な出来事から物語は始まり、25歳まで世の中を知らずに育ってきた青年のいろいろな初めての経験をユーモラスに描いていく。
何もかもが初めてのジェームスが広い世界で見つけた“やってみたいこと”は、大好きなブリグズビー・ベアの続きを自分で作り、シリーズを完結させること。妹のオーブリーや映画好きの青年スペンサー、周りの人たちの協力を得て撮影に夢中になるジェームスだが……。
教育ビデオのなかのブリグズビー・ベアの世界も、映画としての世界も、ものすごく手作り感があるのがこの映画のみどころで、もの作りの原点、友だちとの出会い、家族の絆、そして“愛”、いつの時代にも誰にでも通じる大切なことが詰まっている。そんな普遍的なメッセージが込められたこの映画を作ったのは──中学の同級生で幼なじみのデイヴ・マッカリー、ケヴィン・コステロ、カイルムーニーの3人(※デイヴとカイルはコメディユニット「GOOD NEIGHBOR」のメンバーでもある)。それぞれが監督、脚本、脚本兼主演を担い、『スター・ウォーズ』でお馴染みのマーク・ハミルや『ロミオ&ジュリエット』のクレア・デインズも出演している。
クリエイティブ度 |
★★★★★ |
ノスタルジー度 |
★★★★☆ |
あのクマに夢中度 |
★★★★★ |
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監督
デイヴ・マッカリー
脚本
ケヴィン・コステロ
カイル・ムーニー
出演
カイル・ムーニー
マーク・ハミル
グレッグ・キニア
マット・ウォルシュ
クレア・デインズ
提供
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
配給
カルチャヴィル
2018年6月23日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか公開
© 2017 Sony Pictures Classics. All Rights Reserved.
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