CULTURE
友情と音楽と恋に心揺さぶられる『坂道のアポロン』
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『坂道のアポロン』
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この映画は、伝説的コミックと言われる「坂道のアポロン」の映画化だが、次々と映画化されている恋愛ベースの少女漫画のそれとは異なる青春ものだ。時代は60年代、舞台は長崎、描かれるのは3人の主人公たちの友情と音楽と初恋──。
父親を亡くし親戚の暮らす街へ引っ越してきた西見薫(知念侑李)は、そこで運命的な出会いをする。孤独で憂鬱だった薫の毎日を楽しい毎日に変えたのは、札付きの不良と恐れられている川渕千太郎(中川大志)、彼の幼なじみで心優しい迎律子(小松菜奈)だった。レコード店を探していた薫は律子に案内され、彼女の父が経営するレコード店、その地下室にある音楽スタジオへやって来る。そこにはドラムを叩く千太郎がいた。自由に、楽しそうにドラムを叩く彼に心を奪われた薫は、その日からジャズピアノを練習し、千太郎とのセッションを楽しむようになっていく。そして、3人の恋も動き出す……。
恋愛映画も青春映画も音楽映画も数多く存在するが、そのすべてがバランスよく描かれているものは多くない。映画『坂道のアポロン』は、薫と千太郎と律子の3人の友情に憧れ、3人それぞれの恋に共感し、何よりも知念侑李と中川大志が吹き替えなしで演奏するジャズセッションにシビれる。音楽っていいな、友だちっていいな、そんなふうに観る者の琴線をふるわせる感動作だ。
| 律子のレトロな衣装の可愛さ度 |
★★★★★ |
| ジャズセッションの格好良さ度 |
★★★★★ |
| 薫と千太郎の友情に涙する度 |
★★★★☆ |
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監督
三木孝浩
脚本
髙橋泉
原作
小玉ユキ
「坂道のアポロン」
(小学館「月刊flowers」FCα刊)
出演
知念侑李
中川大志
小松菜奈
真野恵里菜
山下容莉枝
松村北斗(SixTONES/ジャニーズJr.)
野間口徹
中村梅雀
ディーン・フジオカ
配給
東宝=アスミック・エース
2018年3月10日(土)全国ロードショー
© 2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会
© 2008 小玉ユキ/小学館
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