CULTURE
ポーランドの女性監督が描く新しい人魚の物語『ゆれる人魚』
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『ゆれる人魚』
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“人魚”の話でまず思い浮かべるのは、絵本の『人魚姫』や、ディズニーのアニメーション『リトル・マーメイド』、それらをベースにしたブロードウェイや劇団四季のミュージカルではないだろうか。海で暮らす人魚が人間の王子に恋をして、彼との未来を夢みて、声と引き換えに尻尾を脚に変える──誰もが知っているファンタジックでロマンチックなラブストーリーだ。
『ゆれる人魚』もその物語を引き継いでいるが、少し異なるのは、アンデルセンのおとぎ話だけでなくギリシャ神話に登場する海の怪物セイレーン(※ホメロスが書いた人食い人魚、美しい歌声で船人たちを惑わし食い殺す海の怪物のこと)の話、その両方を組合せていることだ。さらにレトロなナイトクラブを舞台にしたミュージカルシーンを加え、知っている話であるのに新しさを感じる、ユニークな人魚の物語を誕生させた。監督はこの作品が長編デビュー作となる気鋭の女性監督アグニェシュカ・スモチンスカ。彼女の美的感覚と世界観に惚れる女性は多いだろう。
物語の舞台は1980年代のポーランド・ワルシャワ。人間たちを捕食して生きる美しい人魚の姉妹──姉のゴールデンと妹のシルバーは、ある日ナイトクラブにたどり着き、得意の歌とダンスでたちまちスターになる。そしてシルバーはバンドメンバーの青年と恋に落ち、ゴールデンはそんな妹を心配する。人魚と人間の恋の行方、狩る者と狩られる者、美しさと残虐さ、人魚の姉妹はどんな結末を迎えるのか……。
| ラブストーリー度 |
★★★★☆ |
| ミュージカル度 |
★★★☆☆ |
| ファンタジー度 |
★★★★☆ |
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監督
アグニェシュカ・スモチンスカ
出演
キンガ・プレイス
ミハリーナ・オルシャンスカ
マルタ・マズレク
ヤーコブ・ジェルシャル
アンジェイ・コノプカ
提供
ハピネット
配給
コピアポア・フィルム
【R-15指定】
2018年2月10日より新宿シネマカリテほか全国順次公開
© 2015WFDIF, TELEWIZJA POLSKA S.A, PLATIGE IMAGE
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