CULTURE
クロエ・グレース・モレッツが原因不明の病に挑む!『彼女が目覚めるその日まで』
『彼女が目覚めるその日まで』
『キック・アス』のヒット・ガール役でブレイクし、現在はハリウッドの若手トップ女優の地位を確立、次々と映画に出演するクロエ・グレース・モレッツ。彼女の最新作は、NYタイムズベストセラー・ノンフィクション第1位に輝き、大ベストセラーとなった『脳に棲む魔物(原題:Brain on Fire)』を映画化した『彼女が目覚めるその日まで』。原因不明の病と闘った女性と、彼女の病を突き止めることを諦めなかった家族と、彼女を信じて待ち続けた恋人──彼らの愛の物語だ。
ニューヨーク・ポスト紙で働く21歳のスザンナ・キャハラン(クロエ・グレース・モレッツ)は、1面を飾る記者になる夢を持ち、私生活ではミュージシャンのスティーヴン(トーマス・マン)と付き合いはじめ、順調な人生を歩んでいた。ところが、ある日突然、物忘れ・めまい・幻覚・幻聴・痙攣・発作……という症状に悩まされ、ついには全身が硬直して会話もできなくなってしまう。病院で検査を受けても異常なし。原因は見つからず、医師から精神科への転院をすすめられる。しかし、両親とスティーヴンは病を突き止めようとする。
スザンナを苦しめる病の正体は「抗NMDA受容体脳炎」だった。2007年、21世紀になってようやく急性脳炎のひとつと位置付けられた病だ。この映画は、2009年にその病にかかったスザンナが、原因不明の病が抗NMDA受容体脳炎と診断されるまでの闘いを描いていく。こういう病があるのかと知ること、決して諦めない気持ち、家族の愛がどれだけ希望と勇気になるのか、たくさんのことに気づかされる映画、そして観る者の心を強くする映画だ。
クロエの名演度
★★★★☆
病名の初耳度
★★★★★
愛の力は偉大度
★★★★☆
監督・脚本
ジェラルド・バレット
プロデューサー
シャーリーズ・セロン
原作
スザンナ・キャハラン
出演
クロエ・グレース・モレッツ
トーマス・マン
キャリー=アン・モス
リチャード・アーミティッジ
タイラー・ペリー
ジェニー・スレイト
配給
KADOKAWA
2017年12月16日(土)より角川シネマ有楽町他全国ロードショー
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