CULTURE
リアリティを追求した新しいSFホラー『ライフ』
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『ライフ』
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この宇宙のどこかに地球のような星があるかもしれない、そこに地球外生命体が存在しているかもしれない──と考えると、なんだかワクワクする。けれど、その生命体の発見が人類滅亡への大惨劇のはじまりだとしたら……。映画『ライフ』は、未知なる“命=ライフ”と出会ってしまった宇宙飛行士たちが、その“ライフ”を地球へ行かせないために戦う=命懸けのミッションを描いたSFホラーだ。
国際宇宙ステーション(ISS)に集められた6人の宇宙飛行士は、無人探査機ピルグリムが火星で採取した土壌サンプルを調べていた。分析を開始してまもなく、アメーバ状の微生物が見つかり、ビッグニュースとして地球に伝えられた。その生命体は “カルビン”と名づけられ、6人は観察を続けるが、ミッションの途中でアクシデントが発生。世紀の大発見は、取り返しのつかない悪夢、人類存亡の危機へと変わっていく。
最初は何とも愛らしい形や動きをしていたカルビンが、予測不可能な変態を重ね、生きるために人間を襲う姿は半端なく怖い! 敵か味方かではなく、悪意があるかどうかではなく、生きるための手段として人間が襲われるから怖い! SF映画は夢物語的なものが多いが、この『ライフ』はリアリティがあるから怖い! これまで作られてきた宇宙もの、エイリアンものとは一味違うハラハラドキドキが待っている!
| ホラー度 |
★★★★☆ |
| リアリティ度 |
★★★★☆ |
| スリル度 |
★★★★★ |
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監督
ダニエル・エスピノーサ
脚本
ポール・ワーニック
レット・リース
出演
ジェイク・ギレンホール
ライアン・レイノルズ
レベッカ・ファーガソン
真田広之
配給
ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
2017年7月8日(土)丸の内ピカデリー他全国ロードショー
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