CULTURE
ウサギの着ぐるみで図書館襲撃!?『FUNNY BUNNY』
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『FUNNY BUNNY』
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可愛いウサギの格好をした2人組がやって来たのは、閉館間際のとある図書館。彼らの目的は「絶対に借りられない本」を探し出すこと。借りられない本って一体どんな本? なんでわざわざ目立つ格好で強盗に? 冒頭から「なぜ?」の連発で、一瞬にして「何なのこの映画!」って興味が湧いちゃうはずです。
主人公は自称“小説家”の剣持聡(中川大志)と、その親友の漆原聡(岡山天音)。剣持と漆原のコンビは、まるでシャーロック・ホームズとワトソンのよう。一癖も二癖もある剣持と、彼に振り回されながらも相棒としてサポートする漆原の凸凹コンビ感がイイ! けれど、強盗としての才能はなかったようで……館内に残っていた司書と大学生たちを拘束したつもりが、形成逆転、あっという間に窮地に追い込まれてしまいます。
ところが! 剣持は人を惹きつける魅力があって、なぜその本を探しているのかを語り始めると、みんなその話に聞き入って、気づけば力を合わせて「絶対に借りられない本」を探す展開に。本を探し出す過程には、謎解きミステリーの面白さがあって、コメディ感もあって、感動的な青春物語もある。
この映画の原作は漫画? 小説? どちらでもなくて、もともとは2012年に上演された飯塚健監督のオリジナル戯曲、それを映画化したものです(のちに飯塚監督自らの手によってノベライズ化)。映画は【A面】「図書館襲撃事件」と【B面】「ラジオ局電波ジャック」のエピソードで構成されていますが、【A面】はどこか舞台らしい会話劇を観ることができて、続く【B面】には【A面】にも繋がる伏線が描かれていて、時系列を巧みにシャッフルする、映画だからこその表現もあったりします。
最初に感じた「何なのこの映画!」という興味は最後までずっと途切れることなく、ぐいぐい引っぱっていってくれる。なかなか出会ったことのないユニークな映画なんです『FUNNY BUNNY』って!
| 剣持と漆原の凸凹コンビ度 |
★★★★☆
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| 剣持の自殺志願者を見分ける能力度 |
★★★★☆
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| 剣持の人間力にほだされる度 |
★★★★★
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監督・脚本・編集
飯塚健
出演
中川大志
岡山天音
関めぐみ
落合モトキ
配給
「FUNNYBUNNY」製作委員会
4/29(木・祝)より、映画館&auスマートパスプレミアムにて同時ロードショー
(C)2021「FUNNYBUNNY」製作委員会
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