CULTURE
「梨泰院クラス」のパク・ソジュン主演『ディヴァイン・フューリー/使者』
『ディヴァイン・フューリー/使者』
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今週は、いつもと少し毛色が違う韓国映画『ディヴァイン・フューリー/使者』をピックアップしました。キーワードは、「エクソシスト」「アクション」「オカルト」。
夏の季節ってホラー映画のようなヒンヤリする映画を観たくなりますよね。この『ディヴァイン・フューリー/使者』は、幼い頃に父を亡くし、神への信仰を絶ってしまった格闘技チャンピオンのヨンフ(パク・ソジュン)が主人公。悪を追い払うエクソシスト・アン神父(アン・ソンギ)と出会ったことで、自身が持つ特別な能力=手に宿る悪魔を退治できる能力が目覚め、街に潜む闇の司教・ジシン(ウ・ドファン)と戦う物語です。
オススメしたい理由は、エクソシスト=悪魔祓いを現代的にスタイリッシュに描いているということと、主人公ヨンフを演じているのがパク・ソジュンだということ。ステイホーム中に韓国ドラマにハマった!という人が、かなりの確率で見ている「梨泰院クラス」の主人公、あの“いがぐり頭”が印象的な俳優パク・ソジュンが、悪と戦う力に目覚めていく青年を、ドラマとは全然異なるキャラクターとして熱演しています。ほかにも『シルミド/SILMIDO』のアン・ソンギ、『MASTER/マスター』のウ・ドファン、『パラサイト 半地下の家族』のチェ・ウシクなど、新旧の名優たちが共演しているのも見どころです。
エクソシストを題材にした映画は『エクソシスト』をはじめ『コンスタンティン』『ポゼッション』『エミリー・ローズ』など、いろいろ作られていますが、悪魔をどう描くのか、悪魔が取り憑いた人間をどう描くのか、おどろおどろしくもファンタジックな世界観をどう描くのかも、この手の映画の面白さ。もちろん『ディヴァイン・フューリー/使者』の映像美も期待してください。特に、主人公ヨンフの右手に宿る能力が使われるとき、闇の司教の根城であるバビロンや地下の祭壇などのビジュアルに引き込まれます。
普段あまりオカルト系は観ないという初心者にもオススメしたいエクソシズム・アクション映画です。
青年ヨンフと神父のバディ度 |
★★★★★
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パク・ソジュンのアクション度 |
★★★★☆
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怖い夢を見ちゃうかも度 |
★★★☆☆
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監督・脚本
キム・ジュファン
『ミッドナイト・ランナー』
出演
パク・ソジュン
『ミッドナイト・ランナー』
アン・ソンギ
『ラスト・ナイツ』
ウ・ドファン
『MASTER/マスター』
チェ・ウシク
『パラサイト 半地下の家族』
配給
クロックワークス
8月14日(金)シネマート新宿ほか全国ロードショー
© 2020 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
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