CULTURE

2013.05.16

『愛さえあれば』

愛だけじゃ生きていけないけど、愛さえあればって思いたい！

監督
スサンネ・ビア
脚本
アナス・トーマス・イェンセン
製作
シセ・グラム・ヨルゲンセン
ヴィベク・ウィンドレフ
出演
ピアース・ブロスナント
リーネ・ディアホルム
配給
ロングライド
www.at-e.co.jp
東京テアトル
www.longride.jp

ⓒ Zentropa Entertainments29 ApS 2012

愛するって何？　愛するってどういうこと？　という、知っているようで実は言葉にするのが難しいテーマの『愛さえあれば』は、愛について考えさせられる、考えたくなるロマンティック・コメディ。娘の結婚式のためにイタリア南部へ向かうイーダ（トリーネ・ディアホルム）は、ひょんなことから娘の結婚相手の父親フィリップ（ピアース・ブロスナン）と偶然出会い、一緒にイタリアへ。第一印象のサイアクな2人だったけれど、2人は互いに惹かれ合い……。乳がん治療に夫の浮気に悩むイーダ、亡き妻を忘れられないフィリップ、それぞれが抱える不幸はたしかにショックな出来事だけれど、それでも人生は前に進んでいて、運命の人はいるんだと愛とか運命を信じたくなる！　ラストのイーダの決断からは、自分の気持ちに正直になる勇気ももらえる！