部屋を掃除していたら、ホコリまみれの缶箱から出てきたガラケーたち。
 
運よく充電器も一緒に出てきて、約15年間も眠っていたガラケーは果たして目覚めるのだろうかとドキドキ…
 
4台のうち、バッテリーがパンパンに膨張してしまっていた1台以外、3台は電源が入りました。
 

 
 
 
当時のメールなんかもそのまま残っていて、めくるめく当時の思い出たち。
 
センター問い合わせをしないとメールが確認出来なかったり、当時は件名付きのメールが主流だったから、やりとりが続くとRe:Re:Re:Re:が増えていくというのも懐かし過ぎました。
 
同世代の方は懐かしいなぁ…と、若い世代の方は昔のガラケーってこんなんだったんだ!と思ってくれたら幸いです。
 

 

 
 
 
高校時代の恋人とのメール、現在は結婚して子供もいる友人たちと遊んだ若かりし頃の写真たち。
 
スマホみたいに容量がなかったから写真は決して多くなかったけれど、タイムカプセルを開けたような懐かしさがありました。
 

 

 
 
 
そして、大好きだった(もちろん今も)亡き愛犬たちの大切な思い出が取り出せたのが何よりも嬉しかったです。
 
去年の年末に1匹の愛犬が旅立ったのもあり、こんなに沢山の楽しい時間を過ごせたんだとペットロスから、また一歩立ち直らせてくれました。
 

 

 
 
 
充電器があったとしても、ずっと使っていないガラケーは放置していると、電力を完全に使い果たしてしまったり、過放電で電源すら入らなくなることも多いそう。
 
そう思うと手元に残る紙の写真に比べて、データというのはなんて脆い(もろい)んだろうと思いました。わたしのようにガラケーの写真をそのままにしていた方って、結構多いはず。
 
大切な思い出が眠っていたら、今のうちに取り出すとまだ間に合うかもしれません。
 

 
 
 
平成も終わるし、この機会にガラケーのデータを取り出して保存しておきたい!
 
電源は無事に入ったけれど、いざ、データを取り出そうと思うと手間と時間が思った以上にかかりました。
 
データを保存するのに必要だったのが、miniSDカードとPCへ読み込む為の変換アダプタ。
 
microSDカードと違い、現在はめっきり見かけなくなったminiSDカード。メルカリで中古で販売されているのをようやく見つけてGET。
 

 
 
 
2GB以下のSDカードじゃないと認識しないとか、フォーマットが必要だったりと設定が細かく、なんとかデータをコピーすることに成功。
 

 
 
 
それでも、SDカードが認識しない機種もあり、当時メジャーだった赤外線通信でカードを認識する機種へ送ったりと時間がとてもかかりました。
 
1枚の写真を送るのに3分以上かかったけれど、当時はそれが当たり前だったんだなと当時をしみじみと振り返ります。
 
現在のiPhoneだと、AirDropであっという間に相手のiPhoneやMacへデータを瞬時に送れちゃうんだから、なんて便利なんだろうって改めて実感しました。
 

 
 
 
せっかくなので、当時のガラケーで写真を撮ってみることに。
 
周りがガラケーからスマホに移行していく中、慣れ親しんだガラケーを卒業してスマホに変えるのになかなか踏ん切りがつかなく、スマホデビューは割と遅めだったかもしれません。
 
2003年(ガラケー)

 
2008年(最後のガラケー)

 
2019(現在のiPhone7)

 
 
 
携帯で写真を撮ることって、当時はそれだけで画期的だったから画像の荒さなんて全然気にしていなかった。
 
どちらかというと思い出として記録に残そうっていうスタンスで、インスタ用に綺麗に撮るっていう感覚はスマホになってから。
 
現在のスマホは一眼レフで撮影したクォリティまで追いつこうとしているから、約15年でこんなに変化するなんてすごい。
 
2003年(ガラケー)

 
2008年(最後のガラケー)

 
2019(現在のiPhone7)
 

 
 
 
電源自体がもう入らなくなってしまった…..
 
など、自力でガラケーのデータを掘り起こすのが難しい場合は、auが各街で定期的に開催しているおもいでケータイ再起動というイベントに参加するのも手かもしれません。
 
大切な思い出をとり出して、気に入った写真をプリントしてくれるというもの。au以外のガラケーでも対応してくれるのがまた嬉しい。
 
現在(2019.04)は大阪で開催が決まっていて、さらに今年の夏は新宿で開催予定だそう。
 

[photo by https://time-space.kddi.com]

 
follow me♡→[instagram] mayu1224eve
メッセージをくれたりフォローして下さった方、ありがとうございます♪instagramでの嬉しい出会いにいつも感謝しています。