全てにおいて選択の自由があるということ #フェミニズム
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相手を敬うと言うこと
自分を愛すること
対等な関係を気づくよう努めること
みんなで考えると言うこと
今月のブログで扱ってきた題材“フェミニズム“
内容としては割と重く、難しそうで、なんだか正義感強そうで、面白さなんてなかったかもしれませんが、一ヶ月使って私がフェミニズムを伝えたかったのには理由がありました。
最後は私がフェミニズムを伝えたかった意図と、調べ始めたきっかけ、改めて今後の話をサラッとお伝えできたらと思っています。
まずきっかけはこちらの本⤵︎
めちゃめちゃロングセラーした有名な本でチョ・ナムジュさんの『82年生まれ、キム・ジヨン』と言う本なのですが、未だに本屋でも目に止まる場所に置いてあるので見たこと、読んだ事ある方多いのではないでしょうか!
また2021年4月には、早くも日本で映画化していることもあり知ってる方は多いと思います!
私はフェミニズム、て言葉は知ってるけど実際にどう言うことを言うのかしっかり口で説明できるほど理解できてなくて、小説とか時系列を追いながらの話の方がわかりやすいかも、と思い出会った本なのですが、得たものはフェミニズムの知識だけでなく実際に自分が当たり前に思っていたことが全然当たり前じゃなかったこと、我慢せざるを得なかったこと、幼い時に抱いていた疑問が明確になったことなどたくさん発見がありました。
既にブログでもお伝えしている、女性が無意識に男性に抱く恐怖感、妊娠や結婚への上からの圧、どうして女は女らしくいないといけないのか、などに改めて考えて気付かされたのは全てこの本がきっかけでした。
そこで単純に思ったのが、このままだとこの女性に対する固定された考え一生このままだ。と言う事。
私自身が歳を取り、格差を受けるほど社会にも外にも出ずゆったり老後を過ごす頃にはもう自分には関係ない。と思うかもしれないし正直、今だってどうでもいいと思おうとすればどうでもよくなります。
でも私にはまだ社会経験も少なく、安全で恵まれた環境にいたからこそ経験した格差が少ないだけで逆を考えればいつ今後どんな環境に放り出されるか、もしくは自分から行くことになるのかなんてわからないですし、まだ年齢的に可愛いで許される歳(のことの方が多いと思っています)と、今後30歳に向けて、30を過ぎた環境では必ず扱いが変わってくると思っています。
例えば、自分が妊娠したとき、母になったとき、子を持って働き出すときなど年齢だけでなく自分の立場によって状況は違えどこれらも同じだと思います。
もうフェミニストの方々は、古くから平等を訴えてきてほんの少しずつ古い考えをなくそうと動いてきてくれているのに今私の年齢で一から格差を経験してああこれじゃいかん。と動くのではもう遅いと思うし、まずは自分の今後の未来を守るために今から動くべきだと思いました。
だからこそ、自分がNYLON bloggerの立場を利用してみなさんに過去と今の現状を知ってもらってじゃあ今後どうするべきか、を伝えたいと思ったので一ヶ月使ってかなりサラッとでしたが投稿してきました!
女は女らしくとか〜
うるせぇんだよ Shut the fuck up!!!!!!
ということです。まさに。
(どれにしようかな/Awich より)
(Awich様のお言葉拝借させて頂いてます。)
(ブログ的にセーフなお言葉なのか不安に思いながら指震わせてキーボード打ってます)
フェミニズムに関しては、今や当たり前のように各ファッション雑誌で扱われている内容で、SNSや映画や本でも情報は集められるし、調べれば調べるほど思っていたよりも自分と身近な内容でとても人ごとには思えないはずです。
そして何より一番伝えたいことが本当に本当に声を大にして言いたいのですが
女だけの話ではない!
と言うことです!
先週、ちょうどアカデミー賞やカンヌ国際映画賞、ゴールデングローブ賞などを受賞したドライブ・マイ・カーという映画を見てきました。
奇遇にも、私がまさにお伝えしたかった内容だな。と感じる部分があったので話の内容には触れず私が感じた感想を少しお話しさせて下さい。
(ちょっとでも話の内容ネタバレされたくないよ!て方はここから高速スクロールをお願いします)
まさに男性の在り方だと思いました。
男の子なんだから泣かないの!と言うセリフをよく聞くと思うのですが、男の子は強くあるべき。強くある象徴としてまず人前で泣かない。からくるセリフだと思うのですが、この教育が与える影響はとんでもなく大きいのではないかと思いました。
どストレートに考えれば、泣くべき、泣くべきではないなんて自分の匙加減とか感受性の問題だと思うのですが、涙の理由はどうであれ、涙そのものを否定されてしまうと同じ人間として女の私でもかなり厳しい話です。(そういうつもりはないと思うのですが)
よくセットで使われる言葉として”情けない!”なんかもプラスで言われたりなんかしたら、人前で泣くなんて恥さらしも同然。と認識するはずです。
悲しむ。落ち込む。病む。なんかも同じ類だとしたら男性の感情ってなんだろう。むしろあるのだろうか。とさえ思いました。
男性の感情表現て、どこまでが許されるの?と考えるとだいぶ我慢と感情の押し殺しが必要で、それってすごく労力が必要なことで素直に生きること全然許されてないじゃん。と感じました。
この扱いは決まって男性が男性にするものとは限らず、無意識のうちに女性である母親や学校の先生などがかけてしまっている可能性もあり得ますし、例えばまだジェンダーが定まりきってない子に性別で判断して言ってしまおうものならそれはもう女性側の理想の押し付けになってしまいます。
(ちなみに性別は生まれた時の体で生物的にオス、メスと判断することで、ジェンダーとは自分が判断する性自認のことで、男か女であるかは性別ではなくジェンダーに値します!なので幼い頃はジェンダーが定まってないことが多くあり、生まれてすぐの子を自分の意思でジェンダーを決められるようにどっちでも着れるような服やおもちゃを与える親も増えてきています!)
こういった社会の決めつけ、押し付けは誰しもに値する内容で、だからこそ女性だけの問題ではないことをわかってほしいのです。
男女に関わらずみんなで考えるべき内容だと感じたきっかけはイギリスの名女優でありながら若くしてフェミニストであるエマワトソンのスピーチがきっかけでした。
簡単にまとめてくれているインスタの記事を見つけたので貼っておきます。
少し長いのですがぜひ目を通して欲しい内容です!
↓↓↓
https://www.instagram.com/p/B-RCP1OJfA7/?utm_medium=copy_link
さて、5週にわたってお送りしたフェミニズム、いかがだったでしょうか?
正直私もこの一ヶ月は毎週頭を悩ませながら、改めて調べながらの投稿になってしまいもっとうまく伝えられたのにな。と悔しく思う箇所もたくさんありますが少しでも皆さんがフェミニズムを身近に感じて、調べるきっかけに、動き出すきっかけになればと思います☺️
そして、まずは自分の今後の未来を守るために現状を知って、正しい情報を得て考え、声をあげていくことがとても大事なことです!
今の時代、誰でも会社を作れる社会で、会社によっては私と同世代の方が社長だったり指揮を取る位置になろうとしてきて、既になってるところもあって、まさに私たちの手で社会を変えられるような年齢に差し掛かってきています。
正しい選択をするために正しい情報を自分から得ようとしていく行動が、少しでも自分の未来を守る為になっていくと思うのでまずはぜひ調べてみて下さい📝
強い自分でいることも、誰かに弱音を吐くことも、ミニスカートを履くことも、自分の為に動くことも全てに選択の自由があります!
今月もお付き合い頂きありがとうございました☺️💓
3月もよろしくお願いします🙇🏻♂️
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