HOME > LiP SERVICE #23

岩井志麻子のare you ok? 〜性にまつわるエトセトラ〜

読者からの性のお悩みは尽きませんね。

人生経験豊富な岩井志麻子氏の独自の理論で皆様のお悩みを解決していただきましょう!

QUESTION 07

 

夫がEDで悩んでいます。夫婦のスキンシップはあるし、お互いしたい気持ちはあるけど、いざという時にできないことが悲しいです。病院に行ってもらうというのは男性のプライドを傷つけてしまうような気がして逆効果なんでしょうか? どのように接したらいいのかわかりません。

ANSWER

 

 どうして病院に行かないんだろう? スキンシップがあるということは、このお二人は仲が良くて、したい気持ちもあって…。そのスキンシップすらないことに悩んでいる夫婦も世の中多いわけで…。なのでスキンシップがあるだけでもいいじゃん! という感じもしなくもないんですが、やはり解決した方が良いですよね。

 

 そもそも病院に行くことって恥ずかしいことなんでしょうか? 例えば、風邪をひいたら根性で治すとか、具合が悪くても薬を飲まないなど根性論より、病院で診察をしてもらって正しい治療をした方が早く治りますよね。旦那さんのプライドを傷つけてしまうかもしれないし、病院に行くことを嫌がるという風に勝手に奥さんが思っているだけかもしれませんよ。

 

 明るく旦那さんに「病院に行って、元気に勃ったら良いな♡ いい薬があるらしいよ!」とか言ってみたら良いんじゃないですか? 相手を責めるとかではなく、楽しもうよーという気持ちで言ってみたらどうでしょうか? この時に、責めちゃダメですよ。前向きの向こうに病院があれば良いんですのよ! 「ブスだから整形外科に行け! 」と言われるより、「もっとキレイになりましょうよっ!」って言われたら、それなら行ってみようかなって気になりませんか? つまり言い方です。 そして、みんなが経験をしているからって、しなければいけないわけではないですよ。みんなと同じである必要はないんです。

 

 骨折をする、それは愛では治せません。それと同じでEDのための専門機関できちんと診療してもらうことが一番早い解決です。

岩井志麻子(いわい しまこ)

1964年岡山県生まれ。高校在学中の82年に、第3回小説ジュニア短編小説新人賞に佳作入賞。

少女小説家を経て、99年『ぼっけえ、きょうてえ』が第6回日本ホラー小説大賞を受賞。

同作で00年に第13回山本周五郎賞を受賞。また02年には、『岡山女』で第124回直木賞候補となる。

精力的な執筆活動と並行して多数のメディアに出演しコメンテーターを務める。

また、女優としてドラマや映画に出演し、活躍の場を広げている。東京MX「5時に夢中!」、日本テレビ「有吉反省会」レギュラー出演中

ボディータイツ¥10,000(Corrida Corset/コリーダコルセット)、イヤリング¥3,046(PIN NAP/ピンナップ)、
ネックレス¥5,546(VIDAKUSH/ピンナップ)スカーフ¥5,000(FAITH/フェイス)、ロングブーツ¥20,800(YELLO/イエロ)

SHOP LIST

コリーダコルセット 03-5468-9339

フェイス sparklingmall.jp

ピンナップ 03-3470-2567

イエロ yelloshoes.com

STAFF

MODEL: SHIMAKO IWAI

PHOTOGRAPHY : WAKABA NODA(TRON)

STYLIST : AI SUGANUMA

HAIR&MAKEUP : MIHO MASHINO

STILL : KENICHI SUGIMORI

EDIT NAOMI TAHARA

EDIT : YURIKA NAGAI

DESIGN : AZUSA TSUBOTA

CODING : NATSUKI DOZAKI