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ストリートカルチャーを代表する3×3・DANCE・RAPの
熱いバトルが繰り広げられた「BATTLE FORCE」


11月23日に行われた、NIKEの名作スニーカーAir Force1を讃えるバトル型イベント“BATTLE FORCE”。
会場では、バスケットボール(3×3)・ダンス・ラップの頂点を決めるため、
予選を勝ち抜いたファイナリストたちが集結。その熱気に包まれた会場の雰囲気をお届けします。
勝敗を決めるのは2名の審査員とオーディエンス。エントランスで配られたハンズアップのサインを手に、オーディエンスの歓声が沸く。
今年2月に日本限定で発売されたモデルのカラー違いとして登場した、ナイキ エア フォース 1 HI VIPブラック。NIGHT CLUBのVIPルームにあるベロアのソファーにインスパイアされたとか。
イラストレーターとしても注目される LAUREN TSAI さんのストリート感漂うペイント、
力強い彫刻でエア フォース 1 を表現した、自身もブレイクダンサーであるアーティスト TAKU OBATA さん、
両名の AIR FORCE 1 作品が並ぶ。
予選を勝ち抜いたファイナリスト8名によるダンスバトル。
NYLON.JPでは、先日ダンサー・RIEHATAさんとの1 ON 1 レッスンを受け、話題となったMAHIROさんにフォーカス!
曲に合わせてフリースタイルで1人1分間の2ラウンド戦。オーディエンスの歓声が鳴り響く。
本番前に「今日は全力で楽しみたい!」と話してくれたMAHIROさん。今まで練習してきたことを出し切るかのような機敏でカッコイイダンスを見せてくれた。
1回戦で戦ったMAHIROさんとmemeさん。バトル直後、
感極まり思わずハグし合う二人。
―今日は初めてのダンスバトルでしたが、踊ってみてどうでしたか?
「今日まで色んな事を考えてきたので、終わった直後、開放感と悔しさがこみ上げてきて思わず泣いてしまったんです。結果は残念でしたが、自分なりに楽しく踊れたし、大好きな友達や両親にも見てもらえたので満足です」

―今後の目標は?
「もちろんまたバトルにも挑戦してみたいと思うし、色んなジャンルを自分の中にインプットして、それを色んな場で出せるようにしたいです」
―優勝おめでとうございます! 今の気持ちを教えてください。
「素直に嬉しいです。1回戦、2回戦、決勝と、自分のスタイルで完全燃焼できたうえで、結果が付いてきたので自分でも納得できる結果になりました。そして、アメリカのツアーに行ったら日本にないカルチャーに触れたり、大御所ダンサーが生まれ育ったところを見てみたいです」

―将来の目標は?
「自分がやってきたダンスを世界にシェアできるようになったり、自分発信でダンスを好きになってくれる人が増えたらいいな、と思っています」
ダンスバトルと同時に、RAPバトル、
日本トップレベルのバスケットボール選手による3×3エキシビションマッチも繰り広げられ、最高潮の盛り上がりを見せる。
エンディングは、AIR FORCE 1 アンバサダーによるライブパフォーマンス。
ISSEIさん(九州男児新撰組・FOUND NATION)やRIEHATAさん、ラッパーのkZmさん、あっこゴリラさんなど、
華麗なステージで締めくくってくれた。
―日本で初となるBATTLE FORCEでしたが、どうでしたか?
「初の試みと言うことで、私もワクワクしていました。そして、奥の会場ではバスケをして、そのバスケのコートでダンスを踊って、また別のところでラップしたり、DJがプレイしたりする、そういうイベントを日本で見たことがなかったのですごく感動しました。そして、ダンサー、ラッパー、バスケットボール選手、DJなど、職業によって靴の履着こなし方が全く違っていてその辺も面白かったです。ダンサーはこう履くんだ~、ラッパーはこう履くんだ~、なんて……」

―MAHIROさんと何を話しましたか?
「終わった後、目を真っ赤にして号泣しながら私のところに来たのですが、人生で泣く事ってそんなにないと思うんです。だから、まず悔しいよね、って一緒に共感しました。でも、MAHIROちゃんも私に選んでもらえてバトルに出れたことが嬉しかった、と感謝していたので、これをバネに強くなると思いました。今日の“負け”は必要な経験だったんだ、と目を真っ赤にして泣いてるMAHIROちゃんの姿を見て思いました。負けることも含めていいことだから、これからもどんどん挑戦して、成長していってほしいです。やる気に満ちた彼女を見て私も刺激を受けました」
INFO
ナイキ カスタマーサービス 0120-6453-77
NIKE.COM/WOMEN
PHOTOGRAPHY:NAE.JAY.E
VIDEO:TOSH SHINTANI
INTERVIEW & TEXT:ACO HIRAI
EDIT:YURIKA NAGAI, NORIKO WAKASUGI
DESIGN:CHINATSU IKARASHI