ミュシャが手掛けたステンドグラスが美しい聖ヴィート大聖堂 #プラハ城 #チェコ #ヨーロッパ周遊

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9世紀から悠長の歴史を歩み続けている世界最古のお城プラハ城。城壁で囲まれた敷地内には王宮から教会といった建物がひしめいています。
 
その中でも圧倒的な存在感を誇っていた聖ヴィート大聖堂を紹介したいと思います。
 

 

 
 
 
聖ヴィート大聖堂
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聖ヴィート大聖堂はチェコが誇る最高傑作のゴシック様式建築物で、地下にはチェコの代々の王が眠っているとても神聖な場所。
 
建築に費やした時間はなんと600年!
 
年数を聞くと驚いていたけれど、古い教会を訪れるとまだまだ増築募金を募っていたり、スペインのサクラダファミリアは現在でも建築中だったりと思っている以上に長い年月を費やすことは一般的なのかもしれません。
 

 

 
 
 
ふと視線を感じて見上げると、そこには悪魔ような恐ろしい形相をした彫像がこちらを見下ろしていました。
 

 
 
 
とても気になったので調べてみるとガーゴイルといって雨水を排水する機能があり日本的に言えば”雨どい”ということが発覚。
 
機能性に優れているだけではなく、恐ろしい形相をしているのは大聖堂を守る魔除けの意味も込められていたり細部までのこだわりに感動してしまいました。
 

 
 
 
それにしてもヨーロッパの教会や大聖堂は手を抜いているところが全く見つからないぐらい細部までのこだわりが凄くて、毎回ため息もの…
 
宗教云々とっいったもの以前に建築物として純粋に感動します。自分自身もこれぐらいこだわりを持って仕事をしてみたいと思ってしまいます。
 

 

 

 
 
 
 
数々のステンドグラス
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そして、何と言ってもステンドグラスの美しさ。1つ1つのステンドグラスをじっくり見て回っていたら、あっという間に1時間以上は経ってしまいました。
 
太陽の明かりでステンドグラスに反射した光が揺らめいているのがとても綺麗です。
 

 

 

 

 
 
 
 
ミュシャが手掛けた作品
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日本でもファンが多いアルフォンス・ミュシャはチェコの画家であり、この聖ヴィート大聖堂には祖国への恩恵が込められた作品“聖キリルと聖メトディウス”があります。
 
聖キリルと聖メトディウスのギリシャ兄弟は、この地でキリスト教を広めていった大きな功績が残されているそう。
 

 
 
 
中央に描かれているのはチェコの守護聖人・聖ヴァーツラフ1世の少年時代と祖母、その周囲に先程のギリシャ兄弟の生涯のストーリーが描かれています。
 
このステンドグラスはただ美しいだけではなく、ミュシャが自分の祖国チェコのルーツを描いている作品にもなっています。
 

 

 
 
 
学生の時は暗記に苦しんだ世界史だったけれど、大人になって現地に赴いて実際にその歴史を目前にすると世界史を勉強し直したくなりました。
 
あやふやだった歴史の知識、世界各国を周るたびに“あれはこうだったんだ!”と歴史の伏線が繋がっていくのが旅の楽しさの一つになっています。
 

 
 
 
黄金路地
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プラハ城の敷居内では、黄金路地もおすすめ。
 
数100メートルしかない細い路地には当時の暮らしぶりが残されている小さなかわいらしい家が並んでいます。
 

 

 
 
 
かつて、ここにはプラハ城に仕える召使い達や錬金術師が暮らしていたそう。
 
お洒落なのにどこか素朴で落ち着くインテリアや当時のドレスは、童話に出て来そうな世界観。3,4人も入ればぎゅうぎゅうになるぐらい小さな空間ながらも魅力がたくさん詰まっていました。
 

 

 

 

 
 
 
私が旅先で集めてはコレクションしているスノードーム→スノードームの魅力とは?小さな世界に込められた旅の思い出
 
あまりにも感動したので、チェコではこの聖ヴィート大聖堂の思い出をスノードームに託して持って帰りました。
 

 
 
 
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